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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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ひとつだけ
ひとつだけ 自分だけのお気に入りを持とう なんでもいいから たとえば 小さな手だったり たとえば 自分しか知らない素敵な景色だったり たとえば ミュージシャンだったり たとえば 好きな人だったり たとえば 負けず嫌いだったり たとえば 前向きな気持ちだったり ひとつだけ 自分のお気に入りを持とう もしか辛くなったり悩んだり迷ったりしたとき 自分だけのお気に入りが良い方向を示してくれるか
キャロルの秘密 さん作 [449] -
シルエット(紗弥佳17歳ころの詩)
浮かんでは消えていくなんだろうそれは小さい頃の夢みたいううんもっと違う感じ消えてしまいそうなもの何か曖昧なものでも綺麗かもの忘れたくないものほど忘れてしまうあの花はどこに咲いていたっけ枯れてしまった事に気がつけない自分が居る一瞬のこと少し我慢すれば通り去っていってくれるからそこにいるのは君だった手をさしのべているのは君だった気づかない振りして通り過ぎている私がいた闇に吸い込まれていく夜に堕ちてい
紗弥佳 さん作 [327] -
無題(紗弥佳17歳の時の詩)
どうして黙っているの立ち止まって動かないまま闇に染まった空ばかり眺めているねどうして振り向いてくれないの視線は空を仰いだまま何を見ているのかさえ教えてくれないねぽつりと呟くきみがみたものきみがきいたものいつもそうひっそりと秘密でも言うみたいになんにもないねきみがそう言ったぼくが頷いたなにもないよぼくが言ったきみは頷いたそう何もないよこの空には星が見かけ倒しに綺麗に輝くけれどね夢を見ていられないこ
紗弥佳 さん作 [320] -
無題 (紗弥佳・19歳の詩)
煙とじゃれあう午前四時蒼く白く朝と夜の間に漂う紅の水が喉を潤す約束は無い唯君を想う私の一人芝居彷徨うほどに堕ちていくそうやって繰り返して近づいてみたり突き放してみたり何が欲しい何もいらない何が分かる何も分からない知ったかぶり可愛いものね哀しくていとおしい戯れだもの君が欲しいわけではなく君が分かるわけではなく君の影に抱かれていたいだけ影に焦がれているだけ
紗弥佳 さん作 [318] -
堕天使 (紗弥佳・18歳の時の詩)
少年時代しか愛せないそんな大人になりたくなくて今だけを楽しく生きるそればかりを考えていた懐古主義ってなんだか悲しくて取り残された抜け殻みたい小さな頃とった蝉の抜け殻何だか似ているそんなものを愛おしく思ってずっととっておくなんて馬鹿げている思い出は感傷的に美化されるもの今の自分を愛せるそんな大人になりたくて過去を簡単に捨て去って淘汰することを覚えた快楽主義ってなんだか惰性だけれど珈琲の底に溶け残っ
紗弥佳 さん作 [329] -
代償
そんなに苦しいのなら此処を非現実にかえてしまいましょう疲れたのですねもういいでしょう大丈夫ですあなたは解放されたのです何も考えなくて良いのですあなたは自由なのですよもう現実に戻る必要はありません何もしなくて良いのですただ何かを手に入れるには必ず何かが犠牲になりますそれはお分かりですねでは覚悟が出来ましたら声をお掛けください
えり さん作 [415] -
ココロハラリ
旅立ちの朝頼みもしないのに僕を見送った君僕のココロ今日の天気曇りのち晴れ雲間からチラリチラリ覗く光僕のココロハラリハラリ剥がす君深入り恐れてポーカーフェイスそんな僕に君は常に土足僕の気持ちに足跡残して消えないよ君との会話なんて数知れるなのになんで他の誰より鮮明で楽しくて忘れられないよ忘れたいもう会えないバス停に二人きり君はふり向き僕の頬つねったねまた遊ぼうねそう言って泣いてくれたね帰るつもりはな
レディ さん作 [142] -
認めないから
恋愛は難しいね好きだから追い掛けるの貴男は私の気持ちを知ってるはずなのに何故気のあることをするの何故私に構うの何故中途半端に優しくするの貴男の気持ちを知っても離れられない嫌がられても貴男と同じ空間に居たい私の心と時間は貴男でいっぱい埋まってる
鏡 さん作 [253] -
赤い傘
クルクルと赤い傘を回しながら歩いていたらたまたま偶然ちょっと気になってたあの人に遭遇してしまった更に重なる偶然向かう方向も同じで二人並んで歩いてく他愛もない話が楽しくて浮かれて体温が跳ね上がるけれど染まる頬の色も赤い傘の反射の色で上手く誤魔化してくれるこの胸に激しく鳴り響く心臓の音も傘に当たる雨の音が上手くかき消してくれる雨の日には赤い傘をさして行こうきっと素敵な事が起きるよ
オレンジ さん作 [508] -
心
心の奥深くに隠した気持ち。その気持ちを素直に出してごらん。そうすればきっと楽になるから。でも、結局はまた心の奥に隠すんだけど…心の奥深くに隠して苦しむだけなら、心なんか嫌い…
雪兎 さん作 [440]