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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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†叫び
思い出のあのメロディー くちづさんだ新宿駅道行く誰もが忙しそうに歩き抜けていく勤労社会思い通りにならないことばかり 苦しくて寂しくて もう飛び込みたい揃えた靴 古典的ね 屋上には先約がいた様子 騒がしいサイレン下を眺める私の姿 誰かの眼に写りましたかそうよ 貴方と同じ寂しい眼をした私この声が届くなら そっと手を握ってほしいぎこちなく繋いだ手もいつか親愛に変わるから願うだけじゃ叶わないと先人達はお
楓 さん作 [326] -
繰り返したもの
またひとつ罪をつくり背を向けた繰り返し繰り返し罪を重ねそこから救いを求める何を求め何を失いまたひとつ罪を重ねて私は全てを失った
えり さん作 [362] -
海の少年
お前のその悲しみも痛みもすべて波がこの海が洗い連れ去ってくれるから。海の見える町に住む少年はそう言って私を慰めた。海のように穏やかなこえで。塩の香りの染み着いた腕で私を包み込み、頭を撫でてくれた。ああ、本当だ。海が何もかも癒すというのは本当なんだ……。海に抱かれた私はそう思って泣いた。私も海になったかのようだった。
アイ さん作 [341] -
彗星のように
彗星のように飛んだ誰の願いも飛び越えて黒のカーテンを引き裂いて青白い蝋燭の炎のように燃え立ちながら脇目も振らず静寂を身の内に秘めただ一心に叶えたかったのは君の願いただそれだけだから僕は今を飛ぶ明日には叶うように過去を塗り替えれるように君の涙をこれ以上見なくてすむようにだから彗星のように、僕は今、この広い闇空の中を飛んでいる。
アイ さん作 [333] -
幸先
君の産声激しく命を泣き叫んでただわけもわからずにこれから起こるであろう君の身にふりかかるであろう鳥肌の立つような災難と羽毛のようにやわらかな温もりどちらを危惧して泣いたのかただ死へと進む一方の道をどれだけ優しく孤独に歩いてゆくのかそんなことは今はどうでもよくてただ君の寝顔を眺めながら生まれてきてくれてありがとう……
アイ さん作 [310] -
あなたの嘘
あなたが嘘をやめないのはあなた自身を守るためあなたが嘘をやめないのは周りのみんなを守るためあれあれ不思議でわでわそれは紛れもない真実だということになりませんか?
アイ さん作 [330] -
忘れないための詩
一人がいなくなっても空間は埋まるいつかいつか何事もなかったかのようにあの子の空白は埋まるだろうか多くの涙をかき集めてしばらくは無人のままぽっかりと空いていた空間ぴたりと張られた水の膜のような空間やがて陽の光に干上がった時誰も叫ぶことなく優しく優しく埋まるのだろうか……
アイ さん作 [317] -
幸せな絵を描こう
人生は一度きり だから幸せな絵を描こう 優しい気持ちになったり 温もりに触れたり 元気になったり 前を向いたり それでも人は悩み苦しむ そう人生楽あれば苦もある でも人生は一度きり だから幸せな絵を描こう そう僕の人生 そして貴方の人生 幸せな絵を描こう
キャロルの秘密 さん作 [535] -
ノーカーレッジ
俺には勇気がない。 カチカチカチカチ… 仲間が助けを呼んでいるのに、助けてやれない。 ただプライドが傷付き、後悔と屈辱が俺の心に溜まる。 やるせない気持ちをぶつける相手もなく、八つ当たりもこの歳じゃ出来ない。 カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ… 俺の手元で携帯を打つ音がする。 詩 ノーカーレッジ俺はいつも勇気があると見栄張って友の危機には気付かないそんな奴に勇気があるだろうか後から気付
ビスタ さん作 [317] -
一期一会
私と貴方の一期一会長く 本当に長く近くに居たのに貴方の気持ちに気遣えなくなってた私貴方の今の本当の気持ち知りたいからこの一言を貴方に投げ掛けます「別れよう」
鏡 さん作 [275]