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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

 
  • 色の匂ひ

    落鮎の我は気づかず色変はる懐きつつ何も持たぬといふ花野振り返ることなき生姜薄黄色風吹くな暫し撮りたる鳳仙花空青し白の桔梗や謳ひけむ
    比呂さん作 [337]
  • 桃の実や頬染めぬればお嫁さん 心地よき調べ奏でし秋の声やるせなき思ひ忽ち稲雀夕暮れのにほひ漂う鰯雲鶏頭の鮮やかなりし我の鼻根
    比呂さん作 [369]
  • きりがない芽

    芽が顔を出すと摘んでしまう成長を許したら育ってしまうそれは未知の光景で花が咲くのか枯れるのか踏まれるのか私の知らない私しか見られない光景私の知らない私はいつだって芽を出す何も考えず自分本位で君に会いたくてだから摘んでしまう自分の知らない自分をこれ以上ぶつけてはいけないような気がして甘えるのが、怖い
    にー。さん作 [296]
  • 思惟〜弥勒菩薩〜

    きりぎりす鳴いて捧ぐるこころかな霧煙る道の中あり景色あり月光のふぅと粒子の乗る如し沖縄の美女のかほる撫子や 身に入みてけふも衣の結びたし新しき垣根越えたし秋の風我のみの新垣結衣や菊日和結衣ちゅらや頬ずりしたる猫じゃらし 秋を背に高校球児家隠りいにしへの主将務めし南瓜かな管理人さん並びに読者の皆様へ今回の作品はいつも以上に劣悪な作品となってしまいました作者は新垣結衣のファンである自分の抑えきれない感
    比呂さん作 [323]
  • 夕日髪

    ひんがしの都の寺の木槿かな赤蜻蛉西の暮れゆく空にゆけ萩咲きて我に先祖に福与へ恋しかることと思はじ星月夜秋風や誰に向かひて何伝ふパタパタと扇ぐ手のひら残暑かな紙の上ひゅうと小蠅の番かな釣られたる鯊の動くや子も動く夕闇に虫は鳴きたる僧唱ふ蜩の如く哀しみ嘆くかな
    比呂さん作 [314]
  • 果実酒

    梨食ひて訪ねゆけるや幼き日如是我聞文殊や泣きて流れ星突き当たり右に曲がりて棗の実撫子や理想を描く橋の下東より出づる日拝む藤袴秋草の貴賤問はずに踏みにけり ただ秋を振り返らずにまっすぐに色鳥の一羽も二羽も描きけり銀色の鰯の群や大魚成す早朝の身に入むばかりミルクあり
    比呂さん作 [347]
  • 芙蓉の間

    椋鳥の夕暮れ時の飛行かな蓑虫や笑ふことなる濡れ鼠移り気な我に似たるや酔芙蓉左手に闘志の燃ゆる唐辛子自然薯の生涯語る長さかな我のみを尊しとせるきりぎりす働けど削られる身の夜長かな地に降りて形となれる露の玉世捨て人何を思ふて蔦つかむ道端の二三歩ごとの蓼の花
    比呂さん作 [323]
  • 少しでも

    空を見上げて思うのです彼らのことを置いていかれたと思って私も連れていってと何度も思った今はもう思わない彼らは託していった大切なものを守るべきものかけがえのないものそばにいてもいなくてもこの腕で温もりをこの手で光を受け止めて空を見上げた後思うのです少しでも、心のままに居させてあげたいとこの腕の中とこの手の中で
    にー。さん作 [300]
  • 風の精

    亡きことを無きと言わむんや秋の風啄木鳥や風に乗りたり古木の精むしむしとしたるや夜の轡虫爽やかや風の配達多摩湖畔清楚なる女の御手や新豆腐夕暮れの風を背に受け西瓜かな床の間のただ一輪の桔梗かな秋高しどこまで通る我の意思薄れゆく意識の中の生姜かな恋心薄のやうに揺れにけり
    比呂さん作 [381]
  • 生命の唄

    人って間違えながら、失敗しながらもそのつど立ち上がって前に向かって生きている生きているって何だろう人は何のために生きているんだろう生き甲斐を見出だせない自分時に喜びを覚える自分生きていると、色々なことが起きるでも自分を見失っちゃいけない自分、自分のことは自分にしかわからないと思っていたけれど、他人でも自分のことをわかってくれる人がいるひとりだと面倒くさくないだけれど、人は一人では生きれない自分があ
    比呂さん作 [358]
 
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