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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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今日と明日の真ん中で見つけた唄
ロックンロールはやって来る。目を閉じて、耳を澄ますだけで。学級委員の山田さんが朝の会をはじめても、親父が女と逃げても、世界の裏側でミサイルが落ちても、君があいつとキスをしていても、明日世界が滅びたとしても、イヤホンなんていらない、冷たい夜にさらわれそうになった時、さりげなく、力強く、まるで少年のようにまっすぐに、ロックンロールはやって来る。君が明日も君であるように。
ニコル さん作 [449] -
老婆心
本当は純真無垢で誰よりも傷付きやすく壊れやすい心を持っているわかってる気付いてるよ仲間に入りたくてでも拒絶されるのが怖くてつい虚勢を張ってしまう想いが強過ぎて自分を制御出来ないんだね膝を抱えて座り込んでる拗ねた子供みたいに頑で怒りをぶつけてしまうでもねその方法は間違ってるんだ言葉は力が宿っているから何気なく放った言葉が相手を必要以上に傷付ける事を覚えておいて欲しい傷付けられている人を見るのは悲し
オレンジ さん作 [393] -
君のせい?あたしのせい
夕暮れ時の線路沿い寂しくないはずなのにこの景色は寂しさでいっぱい君と歩いた線路沿い悲しくないはずなのにこの光りは悲しさでいっぱい電車の音流れていく人影崩れていくあたしの心は…もうもろくなってる思い出にいつまで縋って前に歩けない時が止まってしまって明日が見当たらないこうなってしまったのはきっと 君のせい…ううん…きっとあたしのせい…
木村蜜実 さん作 [302] -
Lake of Love
静かに呼吸をする唇が重なる時柔らかく 温かく唇が重なって…愛の印だと あたしはそう思ってる愛されてるとそう 思ってしまう静かに呼吸をする唇が重なる瞬間指を絡めて愛の湖へと 沈む
木村蜜実 さん作 [356] -
†哀色トレンディー
類い稀な運命 巡り逢いの奇跡 産声を高らかに 眼を開けた理解を越えた言動 それさえも自我だと 批判など知らない兎臆病者は死ぬこともできないいつか空が輝くまで 唯、待っている苦痛も悲痛も身体を纏う洋服のよう気分屋 並びに 消耗されていく「明日は哀しみ色」繕った糸を丁寧に繋ぎ持ちこ絶える日までは 僕を彩れ迷彩の痛み 誰にも気疲れたくないからカムフラージュ繊細な糸に 絡み取られた純情はベタな恋 春
楓 さん作 [400] -
悔い
独りなんだと落ち込んだ日独りじゃないかもと思えた日あなたは変わらず傍にいてくれた今になって気づくなんて「大丈夫」あなたはアタシの強くて大きな後ろ楯だった怖がりなフリをしたけどホントは何も怖くなかったありがとうありがとう何百回 何万回呟いてみてももう届かないのかもしれないせめてあなたがあのときアタシをキツク叱ってくれたらよかったのに
naho さん作 [422] -
落とし物
感情なんていらない。泣いたり、怒ったり、喜んだり、、、こんなものがあっても振り回されるだけ・・・そう思ってた。でも君に会えた事で振り回されるのもいいかな。なんて思えてきた。一緒に僕の落とし物を探してくれますか?
結衣香 さん作 [157] -
鼓動も消えないように
鼓動がまだアナタを呼んでるけどいつもそばにいっぱいいるよ離れ離れはつらいねでも一緒にいられないと駄目な愛なら要らないね離れ離れだから大切さもどうしようもない痛さも自分のことも愛せるようになる鼓動が教えてくれる生きてるってことがつながってるって事なんだから笑っていけるだから鼓動も消えないように元気でいてねそれだけで愛せるから
あおる さん作 [257] -
涙
どうして…涙がでない眼の前で消えてく人を見ても好きな人が居なくなっても涙がでないどうして…あんなに好きなのに…大切だったのに…悲しいのに…一滴も落ちてこないどうして…どうして…なんで泣けないの?自分の心は悲しんでないの?泣きたいよ…心の底から泣きたい…でも涙がでない…どんなに貴方を想っても私は 泣けないのどんなに…どうして…泣きたいよ…私が愛してる人の前で…貴方が…行くことを拒むくらい…泣きたい
黒田 泉 さん作 [193] -
希望の空へ
大きな空へ鳥の群れが駆け巡る僕の羽も今希望の空へはばたく夢も努力も弱い力じゃ 進めない僕は約束をしたんだきっと 夢を叶えるとあの日 あの時 あの場所で道路に描いた 子供の頃の 夢は現実に向けて はばたく大きな空へ鳥の群れが駆け巡る同じ方へ僕の羽も今希望の空へはばたく太陽のある方へはばたいて行く
木村蜜実 さん作 [364]