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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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喪失の痣
誰よりも強くなろうしてたあの頃 何が強さかも知らないで いつかは強くなれると信じていた 希望なんてなかったけど 爪を噛むことがいつの間に癖になり いつもどこか遠くから見ていた 自分だけ… つまらないidentity 繰り返して もうダメなんです。そう言えたなら きっと今にも楽になれそうで だけど現実はそんなに優しくないから 今日もまた空の下 憂鬱な顔をして 桃色の君の肌が麗しく 僕に「さよ
毒苺 さん作 [210] -
般若は復讐をするのか?
切って喰ってちぎって喰って血液全部吸い尽くせ握りつぶせ焼き殺せその痛み噛み締めろ泣き崩れ嘔吐するその姿を見せろ噛み砕き髄を潰せ最後の言葉も許さない鬼となれ剣となれ復讐の礎となれ凶器となれ狂気となれその斧だけは放すなよ?※苦しめよ泣き叫べよその痛みを噛み締めろその罪で簡単に死ねると思うなよ?苦しめよ泣き叫べよその痛みを噛み締めろその罪で簡単に死ねると思うなよ?他殺他殺殺殺殺他殺他殺殺殺殺他殺他殺殺
電柱クラブ さん作 [488] -
蝶々の子
小さな一秒が集まって君を生んで今のその君を作ったんだそれなのに一秒前の君は一秒後の君を嘆くんだ何も変わっていないってこの先もこのままだって太陽がなれる色は白だけじゃないって知ってるんだポケットに入れられるのはビスケットだけじゃないって知ってるんだなのに君は嘆くんだ未来の自分を決めつけるんだでもそんなことはもうしなくてもいいよ一秒で咲く花なんてないんだし大きな夢も叶わぬ恋も現実から逃げてるわけじゃ
七転九倒 さん作 [451] -
勝利の方程式
足し算でも引き算でもないどれだけ夢見るかだねたくさん理屈を知ったってバカじゃなきゃ意味ないね目に見えるものも 実は嘘だらけ運なんてものも 結局言い訳なんだねだから僕のやり方でいつでも幸せを語ったり感じたり与えたりやるなら一瞬一秒を永遠にしなきゃね
ずぃ さん作 [408] -
春風のように
ちょっと出掛けてくるよなにか物足りないから春風のように 気まぐれを楽しみたいね陽射しが眩しくなるねお別れの合図かな?近くにずっといても きっと触れられないままさ遠ざかる雲に さよなら告げて追いかけるのは 僕を呼ぶ声さ強くなる 強くなるもう見えなくなるけど まだ聞こえるよ愛しく 切なく 胸の奥にまた逢える 逢いにゆくよ春風の吹く頃に
ずぃ さん作 [375] -
いっそ、殺してくれたなら―…
この世には愛す人と 憎む人がいるでも私は 其のどちらでもあるの 貴方を憎んでもいるし 愛してもいるの愛しくて 憎らしいの何故なら貴方は 私を負かした騎士(ヒト) 女騎士(ワタシ)より強いなんて 私は貴方が憎らしい時々 私の心は 其の憎しみで溢れ返り 隣で寝ている貴方を 枕の下に忍ばせた 憎しみ(ナイフ)で 切り刻んで しまいたくなるのでも ふと過る 貴方の私に向けられた微笑みを 思い出す 囁き合
翠希 さん作 [187] -
ヒーロー
悲しいとか涙が出てくるとかそんなんじゃなくてかといって楽しいとか声をあげて笑うとかそんなんでもないいつも隣にいるものがふっとどこかへ行ってしまう小さな温もりでも、大きな消失感。それに怯えているのかもしれないでも知ってる君は消えない。何も話さなくても気持ちを囁かなくてもただそこにいてくれるだけで君を照らすやわらかな陽射しにだって君を包むあったかい風にだってなれるんだ。
少年 さん作 [223] -
past
眼差しがとらえる過去綺麗な綺麗なオブラート私だけのものだから正確さは必要ない美しければそれでいい時には傷を癒すため時には前に進むために両手でやわらかく包み込んだ私だけの大切な思い出……周りからは違って見えたことだろうひどく醜く汚くてどうしようもなく哀れででもそれが何だって言うの?そんな他人は記憶から蹴り飛ばしてしまえばいい過去だけだから現在も未来も都合よく変えられたりしないけど過去だけはそれがで
アイ さん作 [345] -
え
永遠… そんな言葉に寄りかかってるいつも、いつも、 永遠…に…あなたの永遠は何ですか?私は…多分…“私が私で居ること”永遠… そこへ進む為に、 そこをめざして…毎日大切に生きていますか? ここら辺りで、 考えてみるといい ここは、 私自身の全てだから…永遠の永遠は…自分の心…永遠に… 生きて生きて、 生き抜かないと…
tomoco. さん作 [331] -
「Hello?」
※繋いだ心と心が共に鼓動を奏でる今現在に至る自分の状況過去や未来に存在しない今という奇跡思いを言葉に出来る人間だけど皆はあまり上手じゃなくて無意味で 苦しくてとても辛くて流れる風に身を任せても何も変わらない現実で思いを伝えたいのは誰?存在を伝えたいのは誰?※(repeat)消えてく小さな声とか新しい小さな灯火を暗い世界に灯そう光で溢れる屋根の下僕らは今生きてるんだ暗闇の中の世界を進んで自分の足で
電柱クラブ さん作 [475]