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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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言葉の森 虚言症
例えば私が『ありがとう』って言ったとします。ちゃんと嬉しい気持ちになるでしょ?仮に『死ね』と私が言うのなら心に虚しく響くでしょう…言葉は君で言葉は僕。君は言葉で僕も言葉。皆知らないからあんな事ばっかり言うんだそんなこと言ってる僕は今丁度言葉が恐くなって少しずつ言葉を枯らしてるさいきんじゃ『ありがとう』とも『あいしてます』とも『信じてます』とも言えなくなって……そしたら『ありがとう』とも『あいして
ORE さん作 [254] -
羊雲
梅雨の晴れ間に羊がたゆたう優しい風が頬をかすめる刈られたばかりの緑の匂い日差しに火照った汗ばむ肌を涼しい風が吹き抜けるこんな心地よい日に僕は夢想を紡いで空へと還す雲の羊に夢を託して君の元まで飛んでゆけ
一月 さん作 [238] -
夏恋
打ち上がる想い火花と消えて煌めく星にさえ届くこと叶わず…君の面影は夜風に掻き消えて瞬く間に過ぎる夏想い抱え僕は一人過去の川辺であの夏の残像を見てる
一月 さん作 [321] -
大地の景色
地球の大地は緑と青に包まれていた青い空の下で荒野のように大地は広がっていた自分以外のすべてが広大に迫っていた圧倒されそうなほど吹き抜ける風その景色に人は立っていなかった人々は大都会の真ん中でざわめいていたうろうろと街を歩きまわっては滞りなく流されていた人のいる景色に人は思うままに歩いてはいなかった少し立ち止まってみたすぐに隣の人にぶつかって止まることができなかった僕は本当に自分の足で立って歩いて
タクホ さん作 [233] -
指輪
僕が生きてきた人生まだまだいっぱい残っているかもしれないけど君に全部託したい離ればなれになったって返してなんて言うもんか離ればなれになるときはきっとどちらかの命がお墓に眠るときだだけど二人一緒に眠れたら離れることなんてない僕がこれから生きていきたい人生もう残ってないかもしれないけど君と一緒に分かち合いたいそんな気持ちをこめた指輪を君は薬指にはめた
タクホ さん作 [223] -
Old Memories
瞳を閉じて君の声を思い出してみた遠い昔のことだけど瞳を閉じて君の顔を思い出してみたもう泣いていないよね?いつも2人は一緒にいてたまにけんかしてでもすぐに仲直りしてまた2人で笑いあったねそんな平和な日々はすぐに崩れ去った何がいけないの全部全部直すからあの日々を返して瞳を閉じて君の声を思い出してみた遠い昔のことだけど瞳を閉じて君の顔を思い出してみたまだ笑っているよね?僕らが住んでたあの街もう一度行っ
坂下雪菜 さん作 [263] -
メロディー○×△□○
僕は○であなたは× その間には何も無いたとえあなたの心とかが○と×じゃなくてもこの世界じゃあ認められない正しいこと 間違ったこと それを決めるのは僕じゃないたとえ僕が正しいことをしていたとしてもこの世界じゃあ ひとりよがりあなたが僕を知るずっと前からここにあるよその感情をきっと 愛情とかって言うよ形のないもの 形が変わるもの○や□じゃないあなたの心を認めていくよ僕はあなた あなたは僕 そんなのは
メロディ さん作 [237] -
別れ
涙に負けそうになった これでオシマイだ 何もかも忘れてくれ 君の鏡に写る僕は誰?日々が長く感じ始めてた もぅ終りにしたかった君の優しさ 君の暖かさ 強さ 僕には耐えられなかった 毎日考えた 最後だけは最後だけは少しでも君を傷付けないように でも僕は最後まで最低で 最後まで冷たい男だった そう終わりたかったそうなんだ 甘えてた 君の優しさに そんな自分に気付いた時 自分がひどく嫌になったなぜ
雪だるま さん作 [359] -
"sky"line
毎週毎週なにをそんなに話してるんだなんて聞かれたら答えようもないけどただそんな難しいことなんかじゃなくて一番良い笑い声がここにあるから手をつなぐかわいい人も居たら良いけど肩を組める仲間が僕には最高だ風を切れ 道を行け 別れた道の最後まで全力出して 鼻水たれても最後のところで手を叩こう「Never say die from A to Z」数年先の話をしたら みんなこの街から出ていくんだとだったら
メロディ さん作 [224] -
21世紀少年
I アム 21世紀少年二十世紀はいつの間に過ぎていたんだろう僕らが生まれる前に過ぎてたんだろう僕らは昔に何かを学んでいるのか?僕 アム 21世紀ボーイ二十世紀が残していった夢とか理想とかのどうのこうのを僕らは受け止められているのか二十世紀よりもずっと昔から送られてる何かに僕らは気づけているのか後ろを振り返って確かめろ
メロディ さん作 [281]