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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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時が経つという事
シワが増える死に近づく引退する
迪加さん作 [557] -
にゃんこの見る夢
にゃんこの見る夢どんな夢コロコロボールを追いかけて全力ダッシュで走る夢小さな袋に飛び込んでがさがさ、がさがさ鳴らす夢虫の子供を発見し狙いを定めて叩く夢ちょっと疲れてひと休み肉球ペロペロナメる夢カリカリ食べて水飲んで右手で顔を洗う夢あなたの帰りを待ちわびて少しうろうろ歩く夢最後に見る夢どんな夢やさしいあなたにいだかれてゴロゴロ言って眠る夢寝る夢見るのはおかしいけれどにゃんこの見る夢そんな夢
矢口 沙緒さん作 [897] -
取り戻し
また取り戻せない未来を作った馬鹿でどうしようもない首を絞めて 酸素を奪っている自分もう心臓を取り出そうこの音を忘れよう繰り返さないただ一つの方法だそんな事出来ないって分かっている異常なまでの過保護自分が大好きでしょうがないマゾヒストゴメンと言いながら自分の首を締めるまた取り戻せない未来を作った
しんともさん作 [596] -
空に向かって
褒めるところも無いその どんよりした雲は何日も晴れる事もなく笑顔を奪う一人 また一人とこの場所から人は消えていく渇いた大地に冷たい水のしずくが一粒だけ雲から落ちた枯れていたはずの花が必死にその葉を伸ばし水を受け止めるそれが嬉しくて 嬉しくて何日も泣いた僕はいつか消えてしまうだろういつか晴れる時が来るのだろうその時はどうか 空に向かって
しんともさん作 [546] -
無題
誰の目にも触れない場所で静かに強くなる寂しさにも誘惑にも悪夢にも自分の弱いもの全部がまとめて襲いかかってきても今なら負けない貴方がいるから
ゆなさん作 [711] -
夜に
ずっと この空が終わらなければ傷付けるものは いなくなる太陽は顔を出さなくていい希望の光は求めていない見つかると また殺されるから平穏無事は この暗闇の中だけに用意された道は もう見えない嫌いな顔も この目に映らない誰にも気付かれずに君は笑った
しんともさん作 [561] -
呼吸
「信じる」「あきらめない」恐ろしく難しくこれまでの歩み全否定せねばならぬほどの新たな呼吸吸っても吐いても苦しい世界で吸い方も吐き方もまだわからない世界でやっとつかんだ手同じ吐息で撫で合う頬奮い立つ足力なくとも貴方と越えたい渇きゆく時
かえる子さん作 [745] -
白いシューズ
白いシューズに夢のせて遠くまで飛ばしてみる明日の心模様イコール晴れ? 雨? 曇り?どこまでも行ってみたいな 夢の彼方へ☆
青木 めぐみさん作 [532] -
残像
生きているより 死んでいるより 大切なことがあった 何か、欠けた月を 眺める気持ち その長い夜に寄り添って 僕は影をさがしていた 焼けた銅を、 ポッケに入れて
グルルルさん作 [591] -
広い世界
ずっと狭い部屋にいたせいかなこの世界が怖いほど美しいどんな残酷な事でもこの空が味方してくれたら許される弱いモノから潰していこう汚いモノほど蓋をしよう気付いたら美しい世界になっていた今よりもずっとずっとみんな笑っているとても楽しそうにしている僕はまた 狭い部屋へ帰るけどね
しんともさん作 [542]