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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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child
小さな手かよわくて 頼りないでも 私に力をくれる何も出来ないって思ってたのに少しずつ体もおおきくなって出来なかったことが出来るようになって当たり前になって私の手から離れていくんだね私を求めて繋いだ手がいつか違う誰かの手を握ることになっても今ここにある勇気をくれる小さな手を私は忘れたりしないでしょう
香帆 さん作 [132] -
孤独の唄。
生まれる時も死ぬ時も、一人だから、寂しくて、せめてその「間」の時を、一緒に生きようとするんだろう。だけどやっぱり孤独で、どうしようもなく悲しくて、私は死にたいような気分になる。生まれなければ一人にならずにすんだ?死ななければずっと一緒にいられた?わかんない。私は、そんなに単純じゃない。仲間と笑い合う時、思うんだ。この幸せがいつまでも続けばいいって。でもどんなに楽しくても、無性に一人になりたくもな
アイ さん作 [414] -
Sorry
抱きしめるよ、あなたの鼓動をできるかぎり優しく優しく握りしめるよ、あなたの心を優しく優しく壊さぬように壊れてしまうのが恐いから優しく優しくあなたを包むよもっと伸ばして、その腕をあなたともっと繋がりたいから震えて冷たいその指先をもっと癒してあげたいよ抱きしめるよ、あなたの想いを包みこむよ、あなたの弱さを一緒にいるよ、あなたが新たな温もり見つけるその日まで
駆流流 さん作 [212] -
猫
バスターミナルの斜め向かいがあたしの指定席朝 足早に行き交う人達の面白くない顔を見る夕方 みんな疲れた顔をして あたしの前を通り過ぎるあんな人達より あたしのほうが正しく生きてると思うたまに小さい人があたしを見つけて「にゃーにゃー」言うけどそれはあたしの名前じゃないって言っても通じないそんな綺麗かどうかわからない手で触られたくないから あたしは逃げるあんた達が怖いからじゃないワガママじゃない気ま
香帆 さん作 [247] -
黄昏の明日
運が悪かった、とでも言っておこうか。私が生まれたこの時代、どうやら世界は崩壊気味。どこもかしこも歪みだらけで、きっともう二度と直らない。錆びきった心と濁った瞳きっともう光を感じる事無く砕け散る運命。翼だけでは空は飛べないのそれが何故だか私にはわからない。この世界の最期が近いのは、痛い程わかるけれどねぇ、生きて、生きていたいよ。
あのひと さん作 [234] -
三十一文字の罪と罰
宛て名なき便り書きたし便箋に罪の一字と愛の一字を/鬼となり阿修羅となりて生きたしや両手につかむ格子に誓い/我こそは世代の罪をうたにする無知なる者の魂に触れて/約束とゲンマンをした小さき手父親を待つ時間の長さ/消してなを壁に向かいて黙想の中から得たる切なる思い/陽のあたる畳に小さな窓ひとつ影を残すは格子が二本/父の死を近いと知らさる面会で我はたまらず泣きじゃくりけり/父死すの知らせを聞いて涙する
茄子四季人 さん作 [139] -
世界
世界には何故こんなにまで悲しい詩が溢れているのだろう世界はこんなにも美しいのに儚く 脆いものもあるかもしれないけど人が人を思い合う世界人が人を愛する世界景色だけじゃない人がいるからこの世界はこんなにも美しい溢れているものはきっとまだ溢れ続けるけどあなたに知って欲しいこの空に広がる世界の美しさを…
翼 さん作 [135] -
WORLD
扉の向こうには夢に見た君の輝かしい未来光に溢れた虹色の花園でももしも何もかも手に入れて全部が嫌になって時々寂しくなったらいつでも帰ってこればいい子供のように甘えればいい疲れるほどに泣けばいい
カズ さん作 [193] -
裸足
いつだって君はずっと遠くで優しく微笑むのもっとそばに来て見て欲しいのに見ていたいのにもう私の心は君のものだというのに
カズ子 さん作 [205] -
確かなものと呼べなくても
あなたが今他の誰かと抱き合っててもあなたが今私を想って煙草をふかしていても私にはわからないそのことが幸せなのか辛いのか私にはわからないのただ無口なあなたがたった一度だけ伝えてくれた好きだという言葉や抱きしめてくれた腕のあたたかさグチや弱音ばかりの私を励ますためのメール私の中でただ一つ確かなものはあなたは無くては成らない存在だということ
ハルキ さん作 [144]