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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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いまさら
壊れそうなほどに小さな手、土踏まずもまだ無い小さな足。何だろうな…母乳の臭いなのかなぁ…何とも幸せになる赤ちゃんのにおい。おふくろ、こんな馬鹿な親父だけど貴方の孫が産まれてきてくれました。俺似なのか嫁さん似なのか上手くミックスされてるよね?ちゃんと見えてますか?この子が泣くたび、オムツを替えるたび、そしてこの子が微笑むたびに貴方の愛情を思い出します。幸せだった温かさを思い出します。ちゃんと分かっ
あぶ さん作 [128] -
交差点。
ばってん印の君からの暗号が解けないままでいたら朝になった。オレンジ色、赤色みたいな朝日がこっちを見てる・・。あふれ出した水。手の上で弾けたら落ちて音も立てずに 消えた。冷えた足元に 揺れる僕。かすむ視界が薄く閉じてく。 それだったら もう・・・・・何もなくても イイよ・・・。
ガプ。 さん作 [120] -
疲れ果てて君想う時
疲れた体で移りゆく景色を電車越しに眺める夜の窓に映る私の顔に君の姿を重ね合わすあの頃の私心から笑って自然に優しくなれてこの瞳輝いてたねぇあの頃みたいに笑えないよ…毎日君を思い出すいつか会えるまた戻れるとそう信じてだってそんな夢でも描かなければ私…消えそうなんだ君しかいない会いたいよ会えないね会いたいよ二人過ごしたあの場所はもうないけどまた会いたいよ…君は知ってる?私がまだ君を愛してること好きで
M さん作 [211] -
僕の心否定する人達
何が行けない?何が僕を否定する?僕の好きな物を何故否定しようとする?好きな物を好きと言う僕の心を・・・何故否定する必要がある・・・?好きな物を好きと言う心を何故認めてくれない?好きな物を好きと言うのは下らないのか?夢を見る事が何故赦され無いのか?大人は全て正しいのか?無い物をこの世に居ない人を求める事は必要とする事はいけない事なのか?夢を見る自由をも奪うのか?夢を語れば笑われけなされ陰口を叩かれ
終一 さん作 [219] -
黒いけんばん。
白いページを なぞり指。にじむ赤色が点々と散ります。長い爪を眺めて 上の空な僕は窓の外の色に 負けそうで・・・。キラキラに輝いてる 七色の星。手をのばして 取ってみても僕には何も 分からなかった。ねえ君は 何を知ってるの・・・。数億個の願いがきっと神様の手の中に届いたら流れ星みたいになるんだね・・・・・。
ガプ。 さん作 [126] -
人魚の溺れた跡
涙の海を溺れて逝くの。((月ナンカ無イノニ))呟いては涙にしたの。((ご免なさい))一言言いたいだけよ。人形を抱き締める力が少し、強くなった気がした深海魚が眠る森に涙がまた、一粒。
璃宮 さん作 [359] -
君に会いたい気持ち
今好きな人好きになる人ここにはいないきっと出会えること信じて待ってますでも待ってるだけじゃだめなんですあなたのそばで恥ずかしくないように自分を磨いて待ってます好きな人今はいないけどあなたを好きになる時を楽しみに待ってますその時は素直に好きって伝えます早く会えるといいな
くみ さん作 [254] -
幸せのカタチ。
誰しもが願う。「幸せになりたい」と。けれどこの世には±0という概念があって、幸福も不幸も平等に存在するから、全員が幸せになることはできない。誰かを蹴落として幸せを掴む者もいるだろう。誰かを踏み台にして幸せを感じてしまっている者は、差別が何なのかわからない。 ――幸せってなんだ。自分が楽しいことをいうのか?それとも……。私は、私の周りが幸せなら幸せだ。みんなには笑っていてほしい。それが私の「幸せ」
アイ さん作 [393] -
阿鼻叫喚
今も 惑い躊躇う その足で永劫の時の元どう 歩こう泥のような深みに似た暗い眠りにずぶり 沈み恐れをなして叫び 喘ぎ狂いなさい重さを帯びて濡れ 朽ちる躯に今も堕ちる蔭 と 瑩自分が特別でないといつまでも認めず茨を引きずり何処へその唇が紡ぐは重低音の鎮魂歌諦めた日には濁った瞳で天上の星に蔑まれ空の祝杯 翳す遠い目をして消え行くのは
籬 規那 さん作 [378] -
沈丁花
疲れて歩く街角ふと足を止めた生け垣のどこからか濃密で青い香りが漂う夢中で花を潰した幼い記憶擦れば何故か青さが増して掴みたい香りは消えていった春の庭友達と生け垣に隠れて花を摘み香水代わりにお互いの髪に差した馥郁とした香りは私を包みながら掴めないもどかしさがあった長い時間の中私は大人になりその地を離れたそして今誰も知らぬ地にいるそれでもこの街角にあの日と同じ香りが流れているあの日の思い出に鮮やかに色
もね さん作 [309]