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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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孤独
靴ひもはほどけたまま夜の片隅で膝をかかえて一人 うずくまっていた悲しみをさらけ出すわけでもなく泣き叫ぶわけでもなくただひとりじっと苦しみと悲しみと憎しみが去るのを待っていた夜の片隅で誰かが声をかけてくれるのを待っていた誰かが手を差し伸べるのを待っていた夜が明けるのを待っていた
れん さん作 [362] -
願い
あなたがあなたでよかった…あの空が青いようにあの海が青いようにあなたがあなたでよかった…そしていつか私が私でよかったと思える日が来るまで…
れん さん作 [352] -
月夜
泣かないよ月が見ているから泣かないよ月に笑われるから泣かないよ
れん さん作 [302] -
暗 闇
きっと大声で笑った事なんてないんだね瞳の奥の暗闇がそう語っていたきっと上にあがったことのない口角は奥歯に ぎゅつ と悲しみを噛み締めて生きてきたんだね
れん さん作 [303] -
あの夏
8月の記憶暑さと確かにあなたがいたあの夏
れん さん作 [297] -
夕暮れ
縁側に座り蜩の声をきくひとり…ひとりは嫌いひとりは寂しいけれど夕暮れは好き故郷の静かな蜩の声だけが響く夕暮れが好き
れん さん作 [303] -
春の日
窓を開けて目を閉じるセスナ機の飛ぶ音が心地良く耳に響く春の日の一日
れん さん作 [288] -
僕のヒーロー
疲れきった大きな背中 汚れた靴下 ゴツゴツした手子供心をなんだか切なくした 格闘技を見てる横顔 一緒にキャッチボール 下手くそな口笛 いつしかそんな貴方が僕の目標だった 強く優しい貴方が 勉強なんか出来やしなかった それでも僕の夢のため進学させてくれた 決して良い子なんかじゃなかった でも見捨てないでいてくれた待っててね これから貴方みたいな立派な大人になってみせるそして恩返しするから 貴方はい
雪だるま さん作 [232] -
そら
悲しくて 悲しくて涙が出た悲しくて 悲しくてそらを見た青空がとても 眩しかった
れん さん作 [247] -
洗濯
今日洗い流せるものは今日のうちに洗い流して明日が身軽に歩き出せるように
れん さん作 [240]