トップページ >> 詩・短歌・俳句の一覧
詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
-
君の目
君の目が見れないのは僕が君に内緒にしている秘密があるからそれを君に言えないのは君の信用を失いたくないともう一人の僕が言うから二人の「僕」は常に戦っているそれを人は葛藤なんて呼んでいる言葉なんてどうでもいいただ君が好き好きだからこそ悩んでる君に言える日が来るのかな僕は僕との戦いは嫌いだけど君のことが大好きな僕のことを僕は好きだ
やまさん さん作 [146] -
人魚姫
微かに薫るでいごの花 麗し君を隠す月 恨めど逝く季節に 僕はただ海を眺めていた泡に消える君は 尾鰭を隠し 優しい微笑みで僕を見つめる 風に託した僕の思いはすぐに消えて 青い月のみ白く光った微かに薫るでいごの花 震える指から伝わる証をそっと海に還して 僕はいつしか風になった
あや さん作 [243] -
風に吹かれて
重い雲が強い風に吹き飛び澄みきった青空が広がるその美しさに切なくなるけどたった一人で歩いているけど私は自由愛を求めたり自由を欲したり今まで私を縛ってたのは自分冷たい風に悴む指先その風が澄んだ空を本当の空を私にくれた何かにこだわり何かから逃げて空の低さを感じてたのは自分空の広さを感じてる今その美しさに切なくなるけどたった一人で歩いているけど今の私はとっても自由だよ
もね さん作 [309] -
夜
涙さえ落ちなければ誰も気付く事はない笑顔さえ失わなければ誰も気付く事はない時間が過ぎればまた元通りただみんなの中から消えていくのみ
M さん作 [197] -
星の光
走り続けるいみはあるか?疑うのは楽だろう信じる方が難しいだろう走り続ける意志はあるか?疑えばきりがなくて信じる道は険しいだろう星を数えて進んでみなよきっと闇が濃いほどに輝くよ
ウロコガンメタル さん作 [378] -
嘘
真実を嘘で黒く塗りつぶす 簡単さ 隠せばいいだけさ 他人にはわかんないよ バレなけりゃ大丈夫悪魔が甘い声で囁く 優しい笑顔の裏に潜む黒い部分は モザイク加工で 気がつかない駄目だって 正義の心が制止しようとすると すっと幸せな偽物天国をみせつける一つの嘘が一人の人間を食いつぶす 嘘を嘘で固めて 段々追い詰められる 悪魔はそれをみて一人ほくそ笑む堕ちていくみるみるうちに堕ちていく地獄の世界へ気がつ
あや さん作 [259] -
逢いたい
今朝起きたら アナタは居なかった 隣にいるはずなのに コーヒーの渦にミルクが絵を描くのを僕は独りで眺めてた昼間会社でアナタを思い出した 思い出せない ずっと隣にいたはずなのに パソコンでいつの間にかアナタの名前を連打していた夜帰ったら アナタは帰ってなかった 灯りの消えた暗い部屋に 月明かりだけが眩しかった帰ってきてよ…ねえ、淋しいよ…逢いたいよ…いくら呼んでもアナタは戻らない遠い星なったから
あや さん作 [267] -
揚羽蝶
いつも君を見ていた 気がつけばその甘い唇の虜になっていた君が話す言葉はいつか聞いたメロディー 君の濡れた唇は朝露が輝く薔薇のごとく美しい僕を呼ぶ君の声は 世界中の誰より凛として クレオパトラも悔しがるほどに 色があるいつも君を見ていた 気がつけばその甘い唇の虜になっていた
あや さん作 [321] -
洗濯機の大海
涙の訳をきかせてよ 洗濯機の音に消されてしまう前に ぐるぐると小さな海の中に 作られた泡が渦巻くキミの心の悲しみも 渦の中でかき混ぜられて いつしか泡になって消えるだろう ガタンゴトと音を立てて揺れる微かな振動はいつしか心を落ち着かせる 何度も濯がれて ポタリ滴になった悲しみは 五月晴れの空にひらひら靡いて消えるだろう
あや さん作 [237] -
ここにいたいなら。
ここにいたいなら努力しなければいけない笑顔を作る努力を明るくふるまう努力を哀しみを他人に押し付けたり自分勝手な怒りをぶつけたりすることもなく誰にも迷惑をかけずに生きなければいけないなぜ、か?それは私が感謝しているからここにいられることを嬉しく思う私に光と癒しをくれたこの場所を愛しているからそして何よりここにいつも居てくれて私を笑わせたり名前を呼んでくれたり励ましたりしてくれる人々に感謝しているか
アイ さん作 [379]