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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

  • 南風

    巡る季節に肩を押されて 独りで訪れたこの岬で あなたが私に笑いかけた愛してる 耳を塞ぎたくなる衝動 波のまにまに浮かんでは消える あの時爪をたてたのは 永遠を望んだから ほら 風に放て 今 此処で突然のスコールに濡れた肌で 風を感じる 青い空を睨みつけて 地面を踏みしめたあなたの優しさ 壊したくなる軌跡 唸る風に波は踊る あの時翼を折ったのは 荊の鳥かごに閉じ込めたかったから ほら 風に放て 今
    あや さん作 [243]
  • メロディー

    遠い空の下 歌うメロディー いつかのふたり 時を越えてあなたがこの町を出てもう一年 毎日かかる君のコールを 毎日待ちわびてる私 今も変わらず愛してるよ遠い空の下 口ずさむメロディー あなたを想い 私が届くように離れても心は一つだから 心配しないで 今もあの頃のように気持ちはあなたのことばかり遠い空の下 語りかけるメロディー 大好きなあなたが私を見失わないように迎えにきたよってあなたは私を抱きしめ
    あや さん作 [253]
  • 桜舞い散る空に 君は今何を思うの 僕はふと不安になる 消えてしまいそうな笑顔 僕は君のためになにができるのだろう君と出逢って何度目の春だろう 涙の数だけ二人は強くなれた 僕は決めてたんだよ 君を守っていくって 信じてたんだ 君との未来を桜舞い散る空に 君は今 何を観てるの 君は少し俯いて 僕にそっと呟いたねさようなら泣かないように 俯く君に僕ができること 静かに散りゆく桜 僕の心に降り積もる桜舞
    あや さん作 [263]
  • 永遠の恐怖

    ――永遠は怖い。いつまでも、いつまでも続いていく。終わりがない。果てがない。死なない……。――永遠は怖い。決して、楽になることはない。人のなん足るかを知り、傷付け、傷付けられ、愛を育み、それでも尽きない「生」。大切な人、ものをすべて失い、それでも生きる。ただひっそり孤独と寄り添いながら……。 ――永遠は怖い。終わりたくても終われない。どんなに泣いても叫んでも、もがき苦しもうとも。終わりある者のす
    アイ さん作 [394]
  • 馬鹿な女。

    あなたは私に言った。「世界が滅んだら、お前のこと好きになってやるよ」今私の手にあるのは――――地球を細部まで完全に粉々にすることのできる核兵器を始動させるためのボタン。――あなたは私に言った。「できないだろ?できたら付き合ってやるんだけどなぁ」十三回目の告白の時のこと。……ふふ。笑いが、込み上げる。これを押したら、あなたは褒めてくれるかしら?ぎゅって抱き締めてくれて、「大好きだよ」って言ってくれ
    友香 さん作 [408]
  • 戦争地図地獄記

    未来と違う運命の愛にデジカメ支えて笑っている人過去と同じ偶然の苦しみにデジカメ覗いて泣いている人重い肩掴んで何か言ってあげたいけどもう朝が来るねとても口には出せないけどもしかしたらこれは愛かも冷たい雨に涙した私暖かい夜に微笑んだ貴方遺伝子に繋がって私達が産まれ落ちたのバラバラに繋がらずに貴方達は死んで消えたの結局は接点なんて無かった
    璃宮 さん作 [323]
  • 桜木ほろほろ

    まだ見ぬ未来を貴方に重ねて溶けて触れば少し冷たさを感じさせる雪を下に見る上には蕾を持つ桜木゛貴方は何処に居ますか゛私は桜に話かけます。やはりこれといった反応はありません。少しだけ桜木が風に煽られてざわめきました。春よ、今見ぬ春よ。今年の春こそ貴方を見付ます。だから、少しだけ待ってください。―――――――春よ―――
    璃宮 さん作 [396]
  • 親友

    カチンとくる ときには、的確なだけに 厳しいことを言う それこそ親友 上手いことや ヨイショばかりしてくれるひとたちに ついなびきそうになることもある でも大事なことは 正しい意見で 結局は正しい道に辿り着いて欲しいと 心底心配してくれるひと 一緒に泣いたり ケンカしたり 繰り返してばかりだけど お陰で絆は深まり続ける それが親友
    ゆき さん作 [385]
  • 私の一部

    取り去られた骨の代わりに チタンプレートが 新しく私の一部になった ときどきズキンズキン ピキピキとまだ痛む でも、少しずつ馴染んで 一緒に生きてゆく 私自身が生きている限り 目にすることは ないけれど 苦楽を共にする 一番の同士 あの時心に誓った 自分との約束 忘れたわけじゃないケド ちょっと寄り道したり 迷ったりする度 今日もまた 気付かせてくれる ズキンズキン ときどき ピキピキ そ
    ゆき さん作 [366]
  • 繋がり

    不摂生も危険なこともかえりみず ただその時だけを生きてきた 楽なようで楽じゃない 立ち止まったら 誰よりも不安になるだけ なるようにはなる だけど満足は得られない いろんなものが とりあげられてみてわかった この世の終わりくらいの 絶望感 息も出来なくなり 眠れなくなり 食べれなくもなり こんなにも自分が弱いのかと知った 何も残ったものがなく その時ばかり生きてきたツケは とてつもなく大きい
    ゆき さん作 [368]
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