トップページ >> 詩・短歌・俳句の一覧
詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
-
居場所
誰かに必要とされたくて君じゃなきゃダメだって言われたくて誰かの特別になりたくて…欲張りカナ?でもアタシは ずっとそれを求めて探してるんだ…自分の存在する意味は人の中にあるような気がして…アタシの居場所は 必要としてくれる「誰か」の中にあるような気がして… アタシはきっと そんなに深く愛された事は1度もないな…だから今も これからも ずっと求めて 探し続ける。「アナタ」に 必要とされる日は来るだろ
セナ さん作 [242] -
ひみつきち。
君と二人世界から隠れた誰の目にも触れない場所二人だけの秘密基地そこからは空が見えたね覚えてる?ぼくが外国へ行きたいと言ったら君はこの場所で構わないと言った代わりに世界で二人だけになれたらいいと嬉しかったよ空も笑ってるみたいだった白い雲が青を背景にくっきりと浮かんでいたね柔らかい日の光に包まれてぼくらは笑いあったんだねぇ覚えてる?君が世界を嫌がった時はぼくも世界に怯えていただから二人で隠れたねぼく
友香 さん作 [452] -
暗黒精神世界
暗黒世界 そこは三次元空間で成り立った精神世界 僕は少なくともそこに一年ほど居た 周りを見渡しても果てしなく地平線に続く暗闇があるだけ 音もなく太陽の光も注さない 月の光もだ 寒さと孤独と不安と哀しみが支配する世界 ただただ未来という不確かな光を信じて生きていく 死ぬ事さえ許されない世界 死を選んだ者は寒さと孤独と不安と哀しみから開放された無の世界へ飛び立つ 僕は居場所を捜して暗黒世界を登り続け
やまま さん作 [99] -
トイレットループ。
トイレットペーパーが無くなったら新しいのに取り替えといてねって何度言ってもやらない君。いつも私が取り替えていつも君が使いきる。私たちの縮図かトイレットループ。
tomio さん作 [379] -
毛布もいらん
あなたがそんなにふるえているなら温かいミルクとパンをあげる。あなたの涙がやむのならあたし毛布もいらないからね。
tomio さん作 [365] -
小さき片思ひ。
この階段を3歩でいくぞ!上ったさきに君を見据える。目をつぶって曲がり角までいくぞ!曲がったらきっと君が待ってる。いつもどっかで願(がん)かけてんのよ。少しずつでも君を近づけたくて。枕の下に名前をおいていざ君の夢をみるぞ。
tomio さん作 [346] -
云わないけれど。
私が涙をみせるたびあなたはひとつ遠くなるあなたが笑ってくれるから私はひとつ生き返る。近づいては遠ざかり抱き合ってはほどけてしまう。それでもあなたが好きなのでその結び目にキスをするのです。
tomio さん作 [359] -
おもひで時計
さっきまたさびついたはずの秒針がこぼれるみたいに音たてたので少しのあいだ抜け出して涙こらえているのです。
tomio さん作 [337] -
冬の景色
外はしろく猫はまるく僕は君とコーヒーを飲んでいる湯気はしろく君はわらう今日も君とコーヒーを飲んでいる
tomio さん作 [345] -
望郷
その時に限って田舎はダメな匂いがしているもんだ。理由もなく。でっち上げた夢は良くも悪くも不透明で、曖昧な若者にはやっぱり映るものも灰色で煙草と酒とエゴと午前5時の歓楽街の臭いが耐えられない。チャンスボールはいつの間にか見逃して気づいたら三回振ってゲームオーヴァ。電気屋のTV画面で五木ひろしが歌っていた。“誰にでも故郷がある。故郷がある。”故郷は、あの母ちゃんだった。私はじんわり泣いて仕舞いそうに
tomio さん作 [339]