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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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目を閉じて想う。
甘いもの大嫌いな僕のくちそれなのにどうしても欲しいキミ味のチョコ。できることやれることはもうやった今宵ただチョコを差し出す君を夢みる。そわそわと机や下駄箱のぞき見るまだか今かと知らぬ顔する。帰り道幸せ者の自慢きく期待外れのカバンの軽さよ。足重く階段上る背中ごし母の声など聞こえてはいない。ドアの前ギンガムチェックの箱ひとつ去年と同じ母の優しさ。ありがとう母に言うともうひとつ預かってると母が差し出す
tomio さん作 [387] -
そういえば夢のように。
愛することは食べることに似ていた。愛されることは眠ることに似ていた。あの日々の私は深い眠りの中で君を消化する夢をみていた。
tomio さん作 [387] -
Gショック
できることならこの心をタフでクールなGショックにしたいどんな悲しみの海にも耐えられる丈夫で強いGショックにしたいあなたのキツイ一言にさえつぶれないそんな心が欲しいよ
tomio さん作 [356] -
残酷な宝石
どうすんの?君からもらったこの手紙ふたりの思い出たくさんつめてキラキラ光るザンコクな宝石。どうすんの?君からもらった言葉たち今でもそれがあの頃のままでキラキラ光るザンコクな宝石。
tomio さん作 [374] -
蜩
あの日がふたりの最後と知っていたならもっと君を笑わせたのに君にもう触れられないと知っていたならもっと強く抱きしめたのに。結局僕は最後まで君を怒らせてばかりいた君を泣かせてばかりいた僕はいつも言葉に逃げたね君に何かを偽って。最後の電話。切れたあと僕はゼンマイの切れたロボットみたいに動くこともせず泣くことも忘れてただ過ぎ去った君の姿を瞳の奥で追いかけていたヒグラシがカナカナカナカナ鳴いていた僕のかわ
tomio さん作 [367] -
切株的洋菓子(バウムクーヘン)
バウムクーヘン食わへん?アタシはいつも、いち枚、いち枚はがして食べるそりゃあ大人のアナタから見ればさぞや下品でイヤシかろうねでもなやめられんイチマイ、イチマイ爪先ではがしてはおクチに運ぶイチ枚、イチ枚重ねた経緯に思いを馳せるあるときあ!て気づいてなキリカブみたいとアタシがゆうたら大人はこぞってケタケタ笑う当前でしょうと鼻が上むくアタシはなんかひどく傷ついてやけに悲しくて残りのクーヘンもう食わへん
tomio さん作 [416] -
雪原の輝き
あなたは私の場所から逃げて私にあなたは似合わないそう誰かが囁くあなたの傍らにいるひとが誰でもあなたには輝く未来があるこの輝く雪原のようにだからあなたは私の場所から逃げて私はきっとあなたに甘えてしまう私にはあなたの残したこの雪原のような灯りがあるから冷たい世界も一人でいられるだから早くここから逃げてあなたの輝きを失わないように
もね さん作 [342] -
君のカケラ
零れ落ちた君のカケラ今でもこの指先に残っているよ身体から伝わった君のカケラ今でもこの身体に蘇ってくるよ唇から紡ぎだされた君のカケラ今でもこの心に刻まれているよアイシテルって照れながらも真剣な君の眼差しそこらじゅうに散らばる君のカケラたちはどうしてこんなにも鮮やかで幸福なんだろう、
ちゃき さん作 [258] -
赤
赤・・・・あなたから流れる赤い水。この部屋を私をそして、あなたを・・・・赤に染めていく。私は赤が好きだった。真っ赤な服真っ赤な車真っ赤な薔薇真っ赤なアナタ・・・今のあなたはとても綺麗赤い紅いあなた・・・そんなあなたを私はうっとりと眺めていたい。いつまでもいつまでも綺麗なあなたを・・・・でも・・・私の目から流れるこの透明な水はどうしたのだろう?「ねぇ、今のアナタはとても綺麗よ。」「ねぇ?」「ワタシ
the Key さん作 [217] -
一人じゃない
私が今まで過ごしてきた時間に無駄な時などなかったとはっきり言える今があるのは過去の様々な出来事があったから頑張って生きてきたから支えてくれる人がいたから今まで出会ったすべての人に感謝してるそしてこれから出会うであろうすべての人にも・・・
海 さん作 [262]