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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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女の幸せ
つっかけでコケて青タン作ってた私が今日はハイヒール。笑える。女装する男性の気持ち少し解った感じ。変な浮遊感。オンナ!の印を沢山付けて、もっと喜ぼうよ。私。若い頃似合わなかった厚化粧も、今ならそれなりに馴染む。鏡に映る自分を今日は直視できるよ。若い頃は幾重にも自分に規制をかけて、何にこだわっていたんだろう。やっと今頃、自分が自分にしてやりたい事一つ思い出したの。今しかない体で今一番のお洒落。真っ赤
もね さん作 [454] -
もっこす君
あなたの硬い髪、あなたの少しこけた頬あなたの薄い唇そっと触れたかった。あなたの怒りに傷ついて、あなたのはにかみに心が震えた。あなたは自分が嫌いだったの?私は全部好きだった。誰が何と言っても構わない。あなたは私の中の一番格好いい男。私は周りに笑顔を見せても、本当はあなただけ眩しかった。自分が怖かった。壊れてしまうのが。あまりに好き過ぎて嫌いになりたかった。何度かあなたに送った「ずっと好き」の言葉。
もね さん作 [387] -
漆黒を見つめて
疲れた体を人の波に委ねて押し付けられたガラスに写し出された顔はあの頃憎みながら愛した父の面影を移している。人に疲れ、文字に疲れ、数字に疲れ、時の流れに炙り出された不変の絆を刻み、一人のくたびれた女が写っている。
もね さん作 [373] -
私はあなたに会えてとてもよかった
僕はどちらかと言うと心の奥底ではそっちの言葉の方を求めていたのかもしれないほんとはね頑張れるか心配だったんだ不安だったんだあんなこと言ってたけどただ自分にけじめをつけたかったんだけ君の出した答えは正解だったと思うよその答えに少しだけ喜んでる自分に腹が立つ強がりにしか聞こえないよねほんとは強がって涙流すのを堪えているかもしれないでもあの時あの場所で言った言葉は嘘じゃないよ本気で頑張りたかったし本気
R.N.B さん作 [228] -
何気ない一日
ポケットの中の両手はかじかんで吐く息さえも白く霞む
カルメ焼き010 さん作 [272] -
返却督促状
誰かに叱られた時 雨上がりの空を見た時 あの子に告白した時 けたたましく鳴っていた 僕の心臓は何処だろう いくら探してもいません いくら呼んでも戻りません何度叱られても 何度雨が止んでも 何度あの子を抱いても 僕の心臓は 返事すらしないのです このまま帰ってこなければ僕は死ぬのかな それとももう 死んでいるのか
しを さん作 [130] -
笑う
おもっきりにっこりと頬をあげてみる。今までの辛かった事沢山の事がよみがえりながら私の体からぬけていく。きっとその時だけ楽しい時だけ忘れられる。でもこれって幸せなんだよね?!その時だけでも笑えて・幸せって思えるんだから。
京子 さん作 [238] -
小鳥
ねぇ?君はどうして自由に空を飛べるの?私も飛びたい。でも、飛べない。悲しい事よね。でもあなたを見てると、私も飛んでる気分になるよ。だから、いつもそばにいて?私が消えても、自由に空を飛んで?お願いだよ小鳥さん
瑠璃 さん作 [361] -
思い出
いろんな事が頭の中をよぎる様々なシーンとメロディ綺麗な景色とたくさんの栄光そんな生活の中でありきたりな事を語る自分とりあえず今の自分にピリオドを打とう新しい世界が僕を待っている
水木 泰晴 さん作 [117] -
黒白
嘘にまみれたこの世界で何を信じれば良いのか純白の羽根を持つ堕天使が腐った世界を嘲笑う書きなぐった紅い文字を透明な涙で洗い流してそれを蒼空に返すには汚なすぎるよ穢れた海は蒼空までを穢して行く色を失った世界は意味も無く存在する無駄な世界に生きる私達には死ぬ迄本当の色は見えない
平野梨音 さん作 [221]