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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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届かぬ花
高く澄み渡った空。暖かい光が満ちる。ゆっくりと走る列車。窓に寄りかかり外に目をやる。線路脇の土手の日溜まり。無数の秋桜が花を咲かせている。きっと私のあの子もあの中にいて、薄桃色の花を付けているだろう。もう触れる事は出来ない頬。花びらの様なあの頬。見つけられると信じ目を凝らす。そのまま土手を行き過ぎ、列車は今日も私を街へと運んで行く。そしてまた花達は、愛でられもせず、手折られもせず、かぜに揺られ太
もね さん作 [384] -
荊姫
深い森の中、独り彷徨う僕は…一輪の花を見付けた。燃える様な赤い髪に吸い込まれそうな黒い瞳…唇は…桜色。触れてみたくて…手を差し出す…。「ーっ!」この花には…刺がある…。それも…抜けない刺が…。僕は、その刺に刺された。それ以来…僕の頭には“あの花”が忘れられない。…きっと…あの刺には、毒がある…刺した者を“虜”にする“甘美な毒”が…。花に、名前を付けるなら……そう【荊姫】…。多くの者を虜にする術を
紫幸 燈子 さん作 [376] -
恋結び
あたしとあなたが出会った あの日お互いの事を知りたくて 色んな話しをしたよねあたしとあなたは 同じような考えで 好きな物も似ているだから話しててとっても楽しかったんだよあたしとあなたが初めてデートした日お互いどこか照れ臭くてでもすごく楽しかったね月日は流れ 今にいたるまでは 別れもあった…でも あたしがワガママ言って 「戻りたい…」って言ったらあなたは…………… 「おかえり」って言っ
美桜 さん作 [166] -
2本の手
両手って何のためにあるの?物をとるため?字を書くため?物をとるんだったら足を使うさ。字を書くんだったら口を使うさ。僕はね、物をとるとか、字を書くとかはさ、目でわかる程度の機能でしかないと思う。だってだってそのための手なら2本じゃなくて、3本4本いっぱいあった方が便利じゃんか。何で2本なの?両手の本当の存在価値ってのは目では見えないんだよ。左手はね、人を支えてあげるためにあるの。右手はね、人をかば
TosHi さん作 [118] -
同窓会
いつから笑顔を知ったの?私が知ってるあなたは、いつも、しかめっ面…あなたのそばには、悪い人ばかりだったいつから笑顔を作れるようになったの?私が知ってるあなたは、いつも、無口だった…あなたのそばには、いつも私が居たあの頃に、今のあなたに会いたかった穏やかな笑顔のあなたに…
Mストーリー さん作 [124] -
あの時。
あの時ちゃんと素直に"好き"っていっておけばよかったあんなつまらない意地はってアナタを困らせてばかり本当はどうしようもないぐらい大好きで傷つきたくなくて今なら素直に"アナタが好き"だと言えるのにあの時は子どもだったねあたし
かぁ さん作 [265] -
今だから
今だから言えるあんなに沢山喧嘩したのもあんなに沢山傷つけあったのも あんなに沢山の言葉と涙も全てあなたを愛していたから そばに居たかったし そばに居てほしかったしお互いに思いが強すぎて自分だけの物にしておきたかった今だから言えるし今だから思える そして、今だから会いたい 今ならあなたを確かに愛せる今だから愛せる今だから愛したい
白い烏 さん作 [303] -
なんて。
君はあれをみて赤色だと感じる心があるよね僕もあれをみて赤色だと感じる心があるんだけどアカはアカでもそれぞれの感覚をもって生きているせいで愛しあえたりあえなかったりあっそうだいつの日からか想っていたわかってくれる人がひとりいれば それだけでいいなんて。君はこれをみて青色だと感じる心があるよね僕もこれをみて青色だと感じる心があるんだけれどアオはアオでもそれぞれの真実をもって生きているせいで信じあえた
光輝〜kohki〜 さん作 [112] -
ピエロのlove song
あぁ ピエロおかしな白塗りして鼻に赤いボールつけて人気者にでもなったつもりかい?あぁ ピエロ君はセツナイ奴だなぁ忘れ去られてくあの子はもう 誰かのものさ誰かを笑わせたってあの子は目をくれもしなかったいいや まずそれよりもあの子は君を見に来たことなんてないね…ピエロ ピエロ今宵は君と朝まで泣き明かしたいねピエロ ピエロ僕も同じさない明るさを無理して結局 悲恋さぁ 今日もステージで玉乗りしようか…
優剛 さん作 [99] -
ピエロのlove song
あぁ ピエロおかしな白塗りして鼻に赤いボールつけて人気者にでもなったつもりかい?あぁ ピエロ君はセツナイ奴だなぁ忘れ去られてくあの子はもう 誰かのものさ誰かを笑わせたってあの子は目をくれもしなかったいいや まずそれよりもあの子は君を見に来たことなんてないね…ピエロ ピエロ今宵は君と朝まで泣き明かしたいねピエロ ピエロ僕も同じさない明るさを無理して結局 悲恋さぁ 今日もステージで玉乗りしようか…
優剛 さん作 [99]