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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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ドラマ
優しく笑ってそっと触れて力強い気持ちで「好きだよ」きっと届いただって君は微笑んだそして君は涙、流した理由は わからない嬉しかったの?悲しかったの?僕の体に引き寄せて「泣かないで」途方もない願いのようだった明日には 別々の世界君は 細い声で涙のまま「約束は出来ない…」 と僕は君を抱き締めたまま泣いた理由はわかるよ寂しかったから
アヤミさん作 [351] -
僕へ捧ぐ唄
あの頃の僕といえば 本当に未熟で昔を思い出す度 恥ずかしくなってアルバムの中 ふと見つけた写真バカ面ぶらさげて 楽しそうに笑ってるあの日の失敗も あの日の憂鬱も今の僕に ちゃんと繋がってるかなあの頃の僕に 何か言えたら何かが変わっていたのかな なんてありもしないことを考えては現実に追われ 今を生きていくこの頃の僕といえば 何かを失って失くした大切な物にも気付かないで人混みの中 渦巻く焦燥感偽りぶら
葉太さん作 [293] -
馬鹿な男
告白された馬鹿な男が一人たいして好きでもなかったが馬鹿な男は告白されること自体ほとんどないので浮かれて承諾したとよだがいざ、付き合ってみるとどうだやれ彼女が他の男と歩いてただぁやれ彼女が他の男に告白しただぁよからぬ事ばかりが耳に入るだが男は馬鹿だ馬鹿なほど純粋で馬鹿なほど信じてた相変わらず彼女とのデートの日にちすら決まらない彼女のもっともらしい言い訳を馬鹿な男はただ鵜呑みにするだけメールがこないと
東雲さん作 [338] -
憧れ
いいなぁ左手薬指のリングキラキラキラキラ輝いて永遠を誓った証アタシはあの日手離してしまったからもう戻れないんだずっと昔の過去の話だからアタシには『憧れ』のまま
nahoさん作 [379] -
アイデンティティー
楽観すると日常はやわらかい君に会いにいくとき普段通り過ぎていた道には夢のような色がつく孤独を感じた人混みは君を隠した景色になる世界は焦点を合わせて本当みたいな夢を見せるそれが僕をつくるすべてになる知らないところで幾つもの困難が強大さは無力な存在を思い知らせる身を委ねるほどに心地好いいつも贅沢で幾つもの困難を隠す君を思う時世界は君を隠す景色になる憂鬱はその場しのぎの夢を見せるそれが僕をつくるすべてな
ニコルさん作 [387] -
スピン
僕は君の内側で何度も生きようとした君は僕の外側で知らない世界を見ていた隠した言葉や気後れした笑いに心の本音は見透かされた二人で生きた分時間がかかって貰った数だけいろいろ無くした言葉にならないまま決まって困難だ突然の豹変に気づけば歪んでいく君の内側で遠い時を見ていたかった僕の裏側には本当の僕はいなくて君の外側には知らない世界があってそこで生きるのはいつも困難だ前置きもないまま決まってそうだ突然の変貌
ニコルさん作 [381] -
片想い
鈍い光が私の視界に入ったの会話のまま笑ったけど目をそらすだけで精一杯だった貴方の 薬指に想われ人と繋がっている銀色の光が私を弾いた私を跳ね返した貴方は優しいでも きっと彼女にはもっと優しい私の気持ちを知らない貴方はまた 明日笑いかけてくれる私は……うまく笑えるかな……
アヤミさん作 [391] -
16
大人になりたいけど、なりたくない大人にならなきゃいけないでも、なれない作り笑いが癖になった適当な相づちで同調したふりどうか八方美人がバレませんように薄っぺらい友達演技が得意な女優たち覚えたての化粧で汚い自分が隠れた気になる別人になったつもりでおおはしゃぎノリで恋して飽きたら終わり。そんなスパイラルきっと大人になれば幸せになれるそれだけ願って生きていく。
薔薇姫さん作 [385] -
竹櫛の忘れ物
品定め 先取り乙女 鳩笑いかぐや姫 不死の選択 おぼろ月
猫の気持ちさん作 [465] -
満足という名の浴槽に溺れて
気づかぬうちにあなたを傷つけて 知らぬうちに幾多の人を傷つけていたその多さに眩暈を覚えて嘔吐してしまうのです誰かのためになるならばと偽善を歌い 満足感の浴槽にただ溺れるのですいつか誰よりも優しくなれるなら誰よりも傷つくことができるなど私には恐ろしいほど難儀で今もただ偽善を歌い 満足感の浴槽にただ溺れるだけなのです私にこの世界は余りに息苦しく溺死のように呼気もままならないのですそれからまた逃れるよう
アンネリダさん作 [740]