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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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たかだか一人
たかだか一人の人間のくせに・・・声に出してみたどうやって自分の世界をつくりあげていけばよいかそんなことばかり考えていた十代はずっと前に終わった身売りの果てに花が咲いた笑うと月が丸く見えた見上げて涙は枯れた今一度これからのことは考えなくていいんだと自分に言い聞かせた体を張るべき時をずっと待っていたことに気ずいた暴力という名の表現を通りすがりの流れゆく人達に一方的にたたきつけてやらなければ俺は一体ど
理 さん作 [283] -
涙
僕が流した涙が無駄なのは分かっている『悲しみ』の感情でもない私が涙を流すのは『悔しい』と言う気持ち胸一杯に広がったこの気持ちを無くしてくれる人なんて居ないこの気持ちの靄をなぎはらえるは僕だけ別に証拠なんて無いのに本当に『友達』かなんて疑ってバカらしくてしょうがない程騒いだり笑ったり泣いたり喧嘩なんて無い僕らだからいっそう不安になる
神宮寺 さん作 [244] -
思い出
あのころの香いがするだけで懐かしくなるし嬉しくなるなぜかたったの1秒だけあのころに戻れる気がする凄く切なくコーヒーのように苦い思い出ばかりのあの頃-。なぜか多分自分にとっては苦手な過去なのに・・・どうしてもあの頃の事ばから思い出してしまう
京子 さん作 [269] -
残り四ヶ月
時間がないんだ残されたわずかな空白に薔薇の花束を枯れぬよう葉が落ちぬようけれど光をも追い抜く速さで迫ってくる振り返ったら終わりだ音をたてて崩れ落ちそうなそんな過去を薔薇の花束で葬ってくれ沈黙の脅迫に打ち勝つ寛大さを煩いくらいの軽蔑の視線に耐え抜く無心さをもう時間がない空白が侵されてゆくこのまま 一人で朽ちてしまおうか青い薔薇で飾ることが出来たら不可能を可能にひるがえす事だって希望を持つことだって
アヤミ さん作 [410] -
圏外
心配なのは君の気持ちが揺さぶられること風邪でもひいてくれればすっ飛んで行ってやる何か困ったことがあったらどこでも助けに行ってやる君にもし好きな人ができたら相談相手になってやるそれでも全然ダメでも一生想い続けてやる
ピエロ さん作 [194] -
壁
君と僕の間にあるこの壁はたたいてもおしても壊れない高くて攀じ登ることも出来ないだけどずっとずっと壁沿いを歩いていけばいつかはどこかで途切れていてそこから君のもとへ行けるよく考えてみれば壁なんてあっても無くても結局繋がっていたただそれに気付かなかっただけで僕と君はずっと繋がっていた赤い糸じゃなくても構わない君に想いがなくても構わない君の近くに居れるだけで僕はそれ以上の幸せはないなんて嘘つき…自分の
ピエロ さん作 [227] -
友は小説を書けと言う
俺の未来を左右するであろう俺の弱さがもっと苦しみに慣れろもっと傷つけと吠えている犬のエサにもならない今までの色んな経験が不快だ人は自分の調子の悪い日を知ってるこれといってやりたい事が見つからないと言っている奴にもっと本気で探せなんて言う種は摘み取られなかったいつになったら分かるのだろうと思い続けながら死ぬのだろう言葉たらずで誤解されて人の名前を覚えられず右か左かはっきりと選ばなくてはならない場合
理 さん作 [361] -
run and run and run
逃げて 逃げて逃げきることが出来ず最終電車で帰る小銭で恐ろしくつまらない明日への片道切符を買う知らない場所で降りる勇気もなく生まれ育った馴染みの風景が目に入るまた戻ってきてしまったいつか逃げきるのが夢何の力もなく努力は少しだけ泣くほど辛いこともないが涙が出るほど笑うこともない次の駅で降りなきゃ疲れと自己嫌悪この二つには逃げても一生付きまとわれそうだ
アヤミ さん作 [446] -
中毒
気を紛らわそうと毎日アルコールに相談次の日起きて気付くといつも頭ガンガンそうやって君のこと考える時間減らしても気持ちが落ち着くでもなく尚更ひどくなる頭痛そんでもってそれ治す薬はアルコール
ピエロ さん作 [241] -
言葉
無理ってわかってるのに言うのは君に僕の気持ちをわかって欲しいから今まで言ってきたことはきっと言わなくてもいいこと言わなきゃいけないことはきっと今まで言えたことがない後で気付いて後悔して君に謝って許してもらってだけど繰り返して自分を許せないなのに懲りずに言うのはきっと自分の中でそんなことすら全部わかってるから止まらないもう止められない
ピエロ さん作 [221]