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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

 
  • 黒を愛した弓張りの月

    まるで時計の針のように一瞬だけ重なり合った愛した貴女と私の時間長い時は刹那に過ぎ去り残った心の灰は今も風に掠われぬように大切に包まれたままいつかまた貴女の針に逢えることを願い静かに歩みたいのに私の針は未だあの時の場所から動けずにいるのですまるで茨の鎖に拘束されたように手足は血を流し痛みに怯えているのですあと幾時立ち止まり続ければ心に剣を心に盾を持てるのでしょう暗ければ月の明かりを頼りに雨が降れば両
    となりのトトりんさん作 [897]
  • 幸せの谷

    心地好い風が私の横を通り過ぎる生暖かい風がファッと通り過ぎる優しい太陽が私を照らしているたんぽぽの種が風に吹かれて舞っている草原の真ん中に寝転がり空を見る真っ青な綺麗な空、真っ白な雲嫌なことを忘れ去り癒されてる何も考えないでいいしポカポカ眠くなるなんて心地のいい時間だろうかそう思ってるうちに時間が来たフラフラと歩き崖っぷちに立ち鳥のように両手を広げ空気をいっぱい吸い込み私は飛んだ…グチャッ…
    rakiさん作 [357]
  • 私も君も知らない

    私は嘘つき君も嘘つき君の事知ってるなんて嘘私の事知ってるなんて嘘本当はお互い何にも知らない知ってるのは名前知ってるのは性格ただそれだけなのにさお互いを知ろうとしないなのにさ知ってるふりをする私達は馬鹿なのね…私達は似てるのね…これ以上お互いを知る事なんてないねもう疲れたね…お互いを知ってる芝居なんて楽しくないもう終わりにしようか?これからは少しずつお互いを知っていこうね
    十六夜さん作 [574]
  • ひとり

    どんな出会いをしても誰といてもいつか必ず独りになる日が来ると静かに覚悟していた笑っていれば忘れたフリをしていればその日は少しずつ延ばせるはずだと予防線を張れば傷つく深さも違うでしょうあなたとアタシの間立て続けた見えない壁ずーっと素直に向き合ってくれたのにごめんね
    nahoさん作 [446]
  • メンデルだってわからない

    優性 劣性世界はいつもそれで溢れてる優性ならば良い待遇劣性ならば怖くて億劫人間の優性 劣性さぁ私はどっち皆劣性にならぬといざ、必死皆優性になろうといざ、必死あら…みんな必死じゃない頑張ってるのね偉いわねなんせ劣性になれば怖いのは人の目罵倒され蔑まれ惨めに泣きじゃくるからそれでも優性になっても怖いのは人の目いつ何時劣性に落とされるか恐ろしいからメンデル自身の優性 劣性なんてメンデルだってわからな
    東雲さん作 [488]
  • 何も知らない貴方

    貴方は全てを知った様に私の事を言う私の事を笑う私は何も知らない様に貴方の事を見る貴方と共に笑う貴方はそれだけで満足したように大袈裟に頷くのだ私の内心など見ようともせずに愚か過ぎて泣けてくる滑稽過ぎて泣けてくる貴方は私の事など何も知らなかったのだ全てを知ってる様にして何も知らなかったのだ嗚呼…笑わせてくれる泣かせてくれる実は何も知らない貴方とその事を知っている私知った気になっているのだから貴方はそれ
    東雲さん作 [490]
  • 塗り替えられる壁

    白い壁に赤色のペンキを塗る赤い壁に青色のペンキを塗る青い壁に黄色のペンキを塗る黄色い壁に緑色のペンキを塗る緑色の壁に橙色のペンキを塗る橙色の壁に桃色のペンキを塗る桃色の壁に紫色のペンキを塗る紫色の壁に黒色のペンキを塗る黒色の壁に白色のペンキを塗る私の人生もこの壁の様に塗り替える事が出来たら良いのに…
    十六夜さん作 [449]
  • 混沌の息子

    とっておきの質草がかかった賭けの最後の最後にへまをしたまたもや道化の役まわりだだが賽が振られるその時には俺は必ず勝利するぞ嫉妬深い老人はやがて死にここには俺とおまえらしか残らないそして永久なる女は醜悪の極みを見せつける大淫婦となるそれこそ俺の悲願であり大望だ老人がいくら手をこまねようと俺は必ず成し遂げるぞ老人の愛い子どもをひとり残らず凋落させてやるさあ俺に見せてくれおまえたちの火を見せてくれ陰府も
    シナドさん作 [709]
  • ベターなライフを提供しよう

    実際死なんて身近なもんで横断歩道をフラフラしといてはね飛ばされたらホラおしまいさ“後悔しない生き方”なんてそんなの生きてりゃ無理だろう!所詮みんなは欲求不満さあのねアレとねコレも欲しいのそれじゃあそれらを忘れましょうかぱっぱらぱっぱーらったったーって楽しく踊って忘れましょうかそのまま死ねればいいじゃない。実際生なんて遠方にあって精子がどんなにフラフラしようと生を受けられるのは億が一でさ“生まれてこ
    十日十月さん作 [466]
  • なく

    鼻の先がツンとして目がジワジワと滲んで涙が溢れる鼻水が止まらない鼻が詰まり口でしか呼吸が出来ない袖口で涙を拭ったつもりでも鼻水も着いて気持ち悪い息が荒くなって咳が出てきて咳と一緒に嘔吐して生理的な涙が出てヨダレも垂れてきて鼻水でまた鼻が詰まる声を出すたびにヒクヒク言って自分でも恥ずかしいくらいに…風呂に入って泣いて風呂から出たらスッキリさ明日は笑えるはずだから今は落ち着く事が大切だ
    十六夜さん作 [523]
 
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