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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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よぞら
あーあ、悲しい悲しすぎる、夜はこんな冷たくてとても暗いのに嘘みたいに思えるだろう今見ている空が、みんなの空なんてあーあ、悲しいおまえをみるたびひとりだとわかっちゃう
しんいちろう さん作 [474] -
ごめん、おまえ、おれ、じぶん、きみ、わたし、あたし、あなた、ぼく、
そんなに悪くないな今の俺は。明日そんなに同情されなくてもさ今の俺はそんなに悪くないんだよ。たぶん普通に俺は不幸なだけの人間なんだなに一つ、なに一つほしい物は俺の中にはない。今の俺はそんなに悪くないんだ。明日は、今だ。何時間後。何秒後。今の俺はそんなに悪くない。ただひとつ言うならおまえ大嫌いだ。今の俺はな。
しんいちろう さん作 [497] -
今思う
いつも言う「あの時に戻れたら…」あなたが好きだ。あなたしか居ない。あなたは自分の全てだ。でも、戻ることは絶対に出来やしない。そんな事は分かってた。だからその為に後悔はしないようにした。でも、後悔はするもので…あの時に戻れるならば、好きだ。とか、あなたしか居ない。とかは言わないで、ただ一言…「あなたと居れて幸せだった、ありがとう。」と…。
S. さん作 [401] -
想い慕い祈ることも
私が貴女に恋をして愛して 愛して 愛してでも伝えられなくて貴女の笑顔になれなくて貴女の笑い声になれなくて私は傷付けることしかできなかったのです幾ら 貴女を泣かせたのでしょう数え切れぬ罪が後悔の焔となり業々とまた私の心を焼くのです私はただ貴女に恋をして愛して愛して 愛して愛して 愛をしてそして貴女の笑顔も笑い声も奪ってしまったのです寄り添って歩くことなど赦されはしないのですただ消えるだけしかできぬ
となりのトトりん さん作 [872] -
輪廻
愚かな神話 堕ちる英雄他人の不幸に歓喜する神は何故、僕らを作ったのだろう孤独な王妃 絶世の美女悪者の事情は知らん顔本当に不幸なのは、誰だったのか幽閉の姫は悪魔のような瞳で笑う屈強な王子は慈悲もなく怪物を刺したハッピーエンドの物語は主人公を変えれば残酷な悲劇になるだろうもし君が泣いているなら僕は薄汚い魔王だね童話の彼も きっと姫の魅力に堕ちただけ君を救う英雄は僕をどんな瞳で見るのか僕がハッピーエン
オキシドール さん作 [459] -
融解
僕の口から流れる嘘を君は知っていたのかため息ひとつで僕は簡単に壊れてしまう僕より小さな体で「子供じゃいられない」と僕を見下ろす 君はもう 知らない人さっきまで隣にあった温度がもう触れられない高嶺の花もし来世があるのなら僕は君を知らなくて良い
オキシドール さん作 [427] -
愛しい人
うち人のこと思って胸がきゅーってなったの初めてだきゅーって感覚初めて知ったよなんなんだろうって考えた時やっぱりこれが好きなんだと思う愛しいって感情なんだと思う気付いたときはもう遅いんだよ一緒にいたときが幸せすぎて短すぎて儚すぎて会いたいも逢いたいも通り越して気付けた人を思って涙するのは初めてだきゅーってなって涙するのは初めてだ戻りたいとは思わないこんな気持ちに気づけたのは今があるからだからそのか
T さん作 [375] -
素直になれない
優しく差し出された手を心を潤してくれる言葉を振り払って拒絶してくだらないプライドやつまらない強がりが僕を歪ませてゆくくすぶる想いは思考を黒く染めていつしか君を深く傷つけてしまうだろう大切にしたいのに屈折してしまった心はもう元には戻らなくて些細な事に苛立つのも惨めな嫉妬でしかなくてそう抑えきれない衝動にただ僕は翻弄されているおかしいな気がつけばこんなにも二人の距離は遠く離れて一体どこで間違えたんだ
オレンジ さん作 [723] -
おもいで
「とりあえずまだ生きてる」と微笑まれて悲しくて哀しくて涙があふれ出すけどまだ限界ではないからどうにか止められるんだ閉鎖的空間で二人だけで生き抜こうと決めた初春の日があってもう幾度の季節を越えただろう43800時間もの離れた時を過ごして醒めた色をした夢はいつしか僕だけの宝物になり未だにこころを囚われたまま君との約束を信じている
アイ さん作 [465] -
燭台と蝋燭と焔とジレンマ
エップカップして笑う異常者の群れの中で本当の顔を忘るるように私は歪に姿を捩るのです毒だとしても飢えるよりは良く 焔に焼かるるよりは水中窒息が良く痛みから逃げながらゆらゆらと揺らめく燭台の焔のように自らを熔かし続けるのです燭台の蝋燭は愛する焔を燃やすため自らを熔かし続けるのです熱くとも焼かれ気体になっては昇華してここから消えてなくなろうとも焔のために熔けるのですだから…このジレンマの中で貴女が燦く
となりのトトりん さん作 [750]