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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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財産
あの頃輝いていた自分今はその財産で生きている「何故今は輝けないのか?」答えは簡単自分をなくしたから
mayonto さん作 [442] -
かなかな
かなかな、嗚呼かなかな日暮を告げる高く美しき声蜻蛉は稲を越え山脈を越えてやがて愛しい不得手なピアノの旋律の方へ…黄昏草が咲き出したつられて、かなかなも鳴いているそして淡青色は茜に食われた…私はゆっくりと家路につこうこの感傷を疾く文字に残したいけれどもさしかし私はゆっくりと家路につこうもうそんなものはどうでもいいのだから
ベンジー さん作 [512] -
泡沫
目に映らぬ物は信じない現実主義を気取る現実逃避者『愛』など私は見たことがないので間違っても「愛している」などと言わないで下さい信じられないのですですが本当は信じたいと私が一番良く解っているのです
薔薇姫 さん作 [461] -
気長に待ちましょう
恥ずかしがり屋なアナタはいつも私を目で追うばかり私がアナタに笑って見せると顔を真っ赤にして微笑み返した勿論気付いてますよアナタの気持ちでも私の気持ちも気付いているでしょ?だったら早く言ってくれなきゃ私いつまでたっても独り身よだけど,仕方ない臆病者のアナタしっかりと堂々とできるまで気長に待ちましょう気長にね♪
沖田 穂波 さん作 [649] -
記録のように消せたなら
記録のように記憶も消せたなら貴方は解き放たれるのでしょうか貴方は呪縛の鎖に繋がれて自分の過去に言い訳をして誤りであることを認めないまま熱い陽射しを向けていないのです下ばかり見ても自分の涙しか見えず その中に誰かの涙が混ざっていても気付け気付こうとしないのです記録のように記憶を消せたなら貴方は自己本意の満足だけは得られるのに貴方はそれも出来ずに今も迷うのです時には忘れてはならぬことを胸に抱き続ける
となりのトトりん さん作 [694] -
言霊
言葉は生きている…でもね ちゃんと言葉で伝えなきゃ何も伝わらないんだよ。言葉ってなんだろ?悪戯に行き交う日常に慣れてしまって傷ついたり傷つけたり。魂を乗せた言葉。大切に伝えたい…
中毒♪ さん作 [388] -
短歌始めました!?−波−
波の声寄せては返すはかなさに捨てられぬ恋思い重ねる
東雲 さん作 [516] -
ヒザカックン
どうしようもなくなって笑う現実にヒザカックン何が正しいのかさえ人に流れて解らない教えてよ 叶えてよ僕の夢を いい様にどうせなら教科書に残さず記して下さい広大な現実世界に反発些細な悪戯考えたんだ大丈夫だって痛さはヒザカックン並だよ豆もない手の平グーにしてして力もない腕を振って振って世界に小さく反抗それが僕の証明だ確かに此処にいること確かな行動で示したい世界に対して反抗期大人になって反抗期置いてかな
東雲 さん作 [472] -
うらはら
心の闇がそっと溶けだした。言葉を包んで本当の気持ちなんて言えやしないね。ごめん…またやっちゃった。何回も心の中でつぶやく。でもね。そんなそぶりさえ見せれない不器用な私。心うらはらな私今日でさよなら。
中毒♪ さん作 [383] -
屈折した光に身を焼いて
屈折した光に追われ私は硝子の螺旋を指でなぞるように逃げるのです。言葉にできぬ愛が必要ならばどれ程までに私は無力なのでしょう少ない手段を失えば 何も貴女に伝ゆることができず殻という殻に悲しみと切なさと貴女への愛しさを詰め込むことしかできないのです貴女は今 何処で 誰と過ごしているのでしょう失う前に今よりも愛してると伝えられたら何か変えられたのでしょうか答えはいつまでもわからぬままに私だけを拘束して
となりのトトりん さん作 [607]