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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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行儀の悪い太陽
蝦夷、カムチャツカモスクワ、北緯九十度アイスキャンデーとソーダ水で私は北国を旅していたカラーン、カラーンとししおどしチリーン、チリーンと風鐸の微笑湿った空気に乾いた音かまびすしい目覚ましが私を現実へと呼び戻すますます外は熱を孕む太陽はいよいよ高く、どこまでも高く…行儀の悪い太陽よ、まだ昇るのかああ、食べてしまった、飲み干してしまったああ、食べてしまった、飲み干してしまった…
ベンジー さん作 [411] -
短歌始めました!?−見送り−
溢れ出す燻る思い押し殺し悟られぬよう君を見送る
東雲 さん作 [394] -
さらけだせ
さらけだせいつかしまったお前の感情さらけだせ隠すことで身を守るならさらけだせそれはお前の姿ではないお前がお前に嘘をつきお前がお前を隠してきたのだそしていつしかそれに慣れてしまったのだ思い出せ 本当の自分呼べ 押し殺した思いさらけだせ お前の全て俺に見せてくれないかその姿を俺は決して笑わないお前の全てを知りたいんだそして…俺の全てを知ってほしいんだ
東雲 さん作 [397] -
怖がり
嫌われるのが怖いなら人に近づかなければいい友をなくすのが怖いなら友を作らなければいいそうやって私はいつも一人そのくせ周りに人がいないことを嘆いてしまう私の心は矛盾している本当はただ怖いだけなのだ人に好かれることも嫌われることも本当はただ怖いだけなのだ友を作ることもなくすこともだから私は羨ましく思うだけ本当はただ…踏み出す勇気もない怖がりな私だったのだ…
東雲 さん作 [427] -
オレンジ
オレンジ色の欲望が踊りだす全てをオレンジ色に灰色の海をオレンジ色が掻き回す欲望が回りだすうごめく欲望ざらつくorange掻き回し凍てつく海をオレンジにオレンジ色の欲望が踊りだす全てが灰色に灰色の心をオレンジ色に塗りたくる欲望が回りだすうごめく欲望ざらつくorange掻き回し死んだ海をオレンジにうごめく欲望ざらつくorange掻き回し死んだ心にオレンジを
ベル さん作 [340] -
短歌始めました!?−無言−
すれ違う昔の彼女ただ無言背中が語る過去との別れ
東雲 さん作 [397] -
強がり
寂しくないよ怖くないよ安心だよ私は一人で大丈夫君にはいつもそう言うがただの強がりだって気づいたよ本当は…寂しいし怖いし不安私は一人じゃダメ君が目の前だとどうしても強がりな私が現れるの君といつも近くにいたい君の笑顔を独り占めしたい君の声をもっと聞いていたい君の温もりがほしい…これが私の本当の声
東雲 さん作 [421] -
朝を待つ
夜が明けないのだいつまでも暗い 暗い夜の中月明かりだけが頼り恐ろしくて死にそうなのだ私の体が闇に溶けていくようで私はいつまでも朝を待つ明るく、私の心を照らす光嗚呼…貴女を待つのは苦しい皆はすでに忘れてしまったあの光を あの暖かさを あの姿をしかし私だけは忘れはしない貴女がいた事を忘れはしない死してなお私は朝を待つのだろう
東雲 さん作 [397] -
短歌始めました!?−夏−
垂れる汗焼ける暑さに心地良さ夏の響きが心踊らす
東雲 さん作 [407] -
革命
私の心の中に革命を一新しよう 作り直そう過去の自分を壊すのだ嫌いな私と決別するためにサヨナラはもう言ったあとは私が変わるだけいい子ちゃんしていた私本音を隠し続けた私私は今まさに生まれ変わるの新しい私へ 新しい人生へさあ改革の灯を私の心の中に改革を
東雲 さん作 [429]