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学園物の携帯小説に含まれる記事が836件見つかりました。

 
  • recall project #33

    メガネが話し終え、それを待っていたかのように怜が女性に尋ねた。「じゃあこのPP換金所?ってあまり利用されないんですか?」女性は微笑して答えた。「いや、結構換えにくるよ。ある時期に集中的にね。」「ある時期って……なんですか?」メガネがゆっくりとした口調で聞く。「まぁ、あんまり詳しくは言えないんだけどね。あっ、そうだ。特別に君達にはアドバイスしたげる。PPは貯蓄すること。金から換えてでもね。」(金か
    ERROR さん作 [458]
  • いじわる先生 33 〜生徒を救えない悲しさ、ついに来た決戦〜

    「いつの間に…。」「放課後、オレ達が河原に集まった帰りにやられたんだって…」香山先生は、幸輔にそっと告げた。「何で…言わなかったお前。」「……先生…それは……。」幸輔は苦しそうに話している。それを見るに見兼ねた先生は、「幸輔はきっと…優太のカタキをとりたかったんだよな。」幸輔は2度頷いた。「…分かった。」先生はそっと、幸輔の頭を撫でた。「えらい…えらいぞお前。」「でも、先生…この呪印、もう1つ恐
    るー6 さん作 [542]
  • いじわる先生 32 〜救世主がやってくる〜

    優太は、扉と一緒に突き飛ばされた。「ぐぁ…。」優太は必死に痛みを堪える。どうやら膝を抱えているようだ。それを見た幸輔は、腕の痛みを堪えて、優太の前に立った。鬼武士の影が、幸輔を包み込む。「ノロイ…オマエ…。」鬼武士は幸輔の呪印に気づいたようだ。それでも幸輔は優太の前を離れない。「殺すなら、僕を殺せ。」「コロシテヤル…。」鬼武士は刀を振りかざした。「幸輔!ダメだ!幸輔!」優太は叫ぶが、幸輔は避けよ
    るー6 さん作 [438]
  • 空中飛膝蹴り〜2〜

    何でオレがこんな目に合わなけゃなんねぇんだ?たかが女に空中飛膝蹴り食らわせたくらいで……。オレは内心悪態をつきながら正座させられている。眼前には仁王立ちで構える不法侵入女と隣室の女装少年橋本 美月(ハシモト ミズキ)の姿が。何でこんなコトになったんだ?少し思い出す。確かこの女が、オレの蹴りを受けて壁に激突して……。そしたら美月が隣の部屋から飛んできて……。……あぁ、そぉだ 。オレの顔面を思いっ
    オレ さん作 [544]
  • recall project #32

    「ただし、このようにここの物の値段が外より高かったら、果たして同じ行動をとっていたか?」メガネの問いに怜は首を横に振る。「とても勿体なくて偽物のPPでは買えない。仮にこれで買った場合、かなりの損だからね。ほとんどの人はそうしないだろうね。」話が一段落した後、俺はメガネに聞いた。「でも何でそれが”本物の”PPの価値を守るんだよ。」メガネは持った眼鏡を胸ポケットにかけて言った。「こうすることで偽物の
    ERROR さん作 [438]
  • いじわる先生 31 〜必ず倒すんだ〜

    「この呪印は、いじわる先生の下へ近づくにつれ、痛みが大きくなる。最悪…一緒に行動できなくなるかも…。」「そんな…。この呪印、消す方法は。」「いじわる先生を倒す。それしかないんだ。」呪印は、いじわる先生に近づけば近づくほど痛みだす。最悪…一緒に行動できないなんて…。「だから、僕優太に言ったんだ。『一緒に頑張ろう』って…。」「……。」「優太がもしあのまま落ち込んでいたら、2人とも頑張れなくなるから…
    るー6 さん作 [492]
  • いじわる先生 30 〜幸輔の異変〜

    『今やる事は、いじわる先生を倒すことだろ。』『じゃあ、頑張ろうよ。』『こんな所で、負けてらんないよ。』幸輔の温かい言葉が、優太の脳裏に浮かぶ。「幸輔。腕を見せてくれ。」幸輔が痛そうに押さえていた左腕を見てみると、「何だよこれ…。」そこには、『呪』と書かれた印があった。どうやらこのせいで、痛みが来ているようだ。「どうして…。」優太はあわてるばかり。「ごめん優太…。僕隠してたんだ。この事。」「…幸輔
    るー6 さん作 [459]
  • recall project #31

    ”入金スル額ヲ決メテ下サイ”メガネがUSBを挿すと、急に音声が流れた。「あっ、画面にタッチして入れる額を選んで。今回は最小の10円でいいから。」女性がそう言うとメガネはポケットから財布を取り出し、10円を入金した。”入金ガ完了シマシタ。USBヲ抜イテ下サイ。明細ガ欲シイ場合ハコノボタンヲ押シテ下サイ。”機械はそう言って最初の画面に戻った。「それで入金完了よ。簡単でしょ?」「はい、すごく簡単でした
    ERROR さん作 [467]
  • いじわる先生 29 〜2人の絆〜

    「……。」「オレ…だったらここで、死にたい。」優太の目から、涙が出てきた。「なぁ幸輔。死のうよここで。どうせ殺されるんだから。」幸輔は、泣き崩れる優太を見て、そっと言った。「優太の言ってる事も、分かる。確かに僕らには鬼武士たちに対抗できる武器を持っていない。」「幸輔…。じゃあ…」「でも、今やる事は、いじわる先生を倒すことだろ。」「幸輔…お前、生き残れる自信があると言うのか?」幸輔は強く頷いた。「
    るー6 さん作 [495]
  • いじわる先生 28 〜混乱、優太の弱音〜

    まず最初の部屋は、地下倉庫。それほど広くないが、何か分からない荷物で一杯だ。蛍光灯の明かりが、臨場感を漂わせる。クラスメイトは、誰も話してなかった。次の部屋は、いよいよ工場内部。現在フル稼働中で、鬼のような武士、鬼武士が大量に作られていた。それらを見て、全員機械に身を潜める。敦士さんは、出口となる扉を確認している。「出口見つかったら、オレに連絡しろ。」無線で話している姿が、何だか格好良かった。…
    るー6 さん作 [448]
 
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