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学園物の携帯小説に含まれる記事が836件見つかりました。

 
  • いじわる先生 8 〜幸輔の決断〜

    捻挫の処置を終えた幸輔は、優太が心配だった。保健室の神山先生も何だか様子がおかしかった。「どうなってるんだ…。」岩塚先生が来てから、幸輔に対するいじめもなくなった。保健室を出ると、優太がいた。「あっ。幸輔。大丈夫だった?」「うん。」「じゃあな。まだ体育だから。」「あっ。まだ体育か。」体育が始まってすぐ、幸輔はケガしたので、ものすごい時の流れが遅いように感じた。放課後、幸輔は1人、ある人のもとへ向
    るー6 さん作 [419]
  • ほんの小さな私事(104)

    高野さんたちが言い合いをしている時、今度は、体操服姿の男子生徒が、慌て走ってきた。「あれ?みんなして、何してるの?」私たちが居る場所で立ち止まり、そう聞いてきた彼。香取君だった。「実は、ここの扉の鍵が開いていたので、中の様子を見ていたのですけど…。」そう言いながら、私は、まだ、言い合いを続けている二人に視線を向けた。香取君は、それを見て、苦笑いしながら、納得した様子を見せた。「彼ら…いつもあんな
    稲村コウ さん作 [344]
  • ほんの小さな私事(103)

    「だれかー、いるのー?おーい。鍵あいてるよー。」高野さんは、扉から中を覗き込みつつ、そう中に呼び掛けた。だが、中はシーンと静まり返ったままで、何の返答もかえってこなかった。「…何やってるの、君ら…。」唐突、後方から聞こえてきた声。私たちは、その、不意の呼び掛けに驚き、声の方向に顔を向け、少し後退りした。「な…なんだー。誰かと思えばヒデじゃない…。驚かせないでよね!」「別に驚かせるような事はしてな
    稲村コウ さん作 [356]
  • オタクさん、元気?≪32≫

    しかしわたしが安堵したのもつかの間、女子生徒、鱒浦に恐怖の宣告をされた。 変わらぬ笑顔で。「港は俺と研究室で寝泊まりな!」 ……は?「だって俺、じ…祖父に『お前が家に居ると危ないから研究室に住め!』って言われて……」 危険人物だからね。「でもわたしはいいんじゃない?」 すると鱒浦は不満げに言った。「だってじ…祖父が『お前の友達も会長や満や双子、名久井、佐久川の様に危ない奴ばかりだから家に入れる
    防波堤 さん作 [370]
  • オタクさん、元気?≪31≫

    ピーンポーン……。 ぼかん!! 鱒浦の家のインターホンを鳴らした直後に爆発音が聞こえた。 わたしは危険を感じそぉっとその場から立ち去ろうとしたがぐい、と腕を掴まれた。「どうしたー?」 そこには無傷の鱒浦が立っていた。「えと…大丈夫なの?」「何が?」 鱒浦は不思議そうに首を傾げた。「そりゃアンタが」「ん、大丈夫。でどうした?」「あのさ……」 わたしは言った。「家に泊まらせて頂けますか?」 瞬間、
    防波堤 さん作 [341]
  • ほんの小さな私事(102)

    私たちは、校舎二階の西側にある連絡通路から、体育館へと向かう事にした。もう既に、昨日の事件の片付けが終わっていて、校舎北側にある渡り廊下から、体育館に向かう事が出来るようになっているので、そちらから体育館に向かった方が早く着く。しかし私は、今朝、山下さんを見た辺りの様子を見てみたかったので、そちらを巡りつつ行く事にしたのだか、高野さんも、それに付き合うと言ってくれた。更衣室は校舎一階の、下駄箱の
    稲村コウ さん作 [374]
  • いじわる先生 7 〜友達の変化〜

    体育の授業で捻挫をしてしまったので、幸輔は保健室へむかっていた。職員室には保健の先生はいなかったので、「じゃ、保健室か。」保健室は職員室の本当に反対側と言ってもいいだろう。「けっこう歩くな…。」足が痛い…幸輔はゆっくり歩いた。その途中、優太に会った。「お、おい!大丈夫か!」「うん。」「そっか。」「な…何してたの、優太は。」「い…いやあ。トイレ行ってた。」「じゃあ捻挫したのは、優太がトイレ行ってる
    るー6 さん作 [471]
  • オタクさん、元気?≪30≫

    確かに鱒浦の≪家≫は安全だけど……。 鱒浦の家の中にある≪研究室≫はやばくないですか? 鱒浦は化学オタクだから無謀な実験をしてしょっちゅう小爆発が起きているし。 しかも爆発の度に家全体が揺れるんだよ?何で本人は無傷なの?強過ぎ! わたしは普通の人間だっつうの。 鱒浦の家なんか無理だって! 何て苦悩(?)している内にどんどん時間は過ぎて行く。 かなり逃げ出したいが苦悩の結果、わたしは意を決して鱒
    防波堤 さん作 [339]
  • ほんの小さな私事(101)

    暫くして、窓ガラスに水滴がポツポツと当たり始め、間を置いてから、一気にどしゃ降りの雨となった。相変わらず、雷が鳴り続け、更衣室にいるほとんどの女子が、窓の方向を見て唖然としていた。「今日、天気予報、晴れとかいってなかったっけ?」「天気予報なんてアテになんないよー。でも、朝はあんなに晴れてたのにねー。」ざわつく更衣室の中。私たちも改めて、着替えに戻る。「あー、びっくりした。私、雷苦手なのよね…。」
    稲村コウ さん作 [361]
  • オタクさん、元気?≪29≫

    私は急な展開にパニックに陥り―――。 しかしパニクっていても埒が開かないので≪わたし≫は取り敢えず知り合いの家に居候させて貰う事にした。 知り合い……。 わたし、友達少ないからなあ……。 ん!まあ落ち込むのは止して居候宅候補者を挙げよう!___________会長 名久井 鱒浦 満 治代&治恵 佐久川 奈々 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ う……。8人中7人が※研究会※のメンバーだよ…。奈々は違う学校で
    防波堤 さん作 [332]
 
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