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学園物の携帯小説に含まれる記事が836件見つかりました。

 
  • ほんの小さな私事(100)

    体調も大分よくなったので、私はその後、教室に戻り、授業に復帰した。途中からではあったが、滞りなく授業も終わり、休み時間を迎えると、クラス中の女子が、私の回りにやってきて、私の事を心配してか、色々と聞いてきたが、私は「ちょっと目眩かして保健室で休んでいた」と答えた。制服が破れている事については、倒れた際に、茂みに倒れ込んでしまったからと答えたが、この制服の破けについて、何が原因かは、私自身が一番知
    稲村コウ さん作 [356]
  • いつになったら…

    学校なんて…別に楽しい事もないし…なんで義務教育だからって行かなくちゃいけないの?アイツらなんかと一緒の教室で勉強?あんな人の痛みも分からないヤツら同じ空気を吸うのもイヤだ先生にも相談したスクールカウンセラーも受けた親にも話しただからって…そんなに すぐに状況が変わる訳ないおかしいな…そう感じ始めたのは1年の2学期始めオレを見る目が違う理由が分からないでも…何かが変わってる何かが起こってる思いあ
    まこ さん作 [628]
  • オタクさん、元気?≪28≫

    ≪家出します。御心配無く。1週間位で帰ります。姉とおとーとより≫≪1週間位家を空けます。港はお兄ちゃんとお姉ちゃんが居るから大丈夫だよね?両親より≫ ……え? は!?家出!?居ない!? 私は目を疑いました。 お兄ちゃんは家出をするような人ではありません!まさかお姉ちゃんに引っ張られて!?しかも両親が居ない!? 驚き過ぎて逆立ちしてしまいました。 爆転もしました。 悲しくなりました。(自分に) そ
    防波堤 さん作 [351]
  • オタクさん、元気?≪27≫

    ゴミを捨て家に帰ると鍵が閉まってなかった。 不思議に思い俺はドアを開け―――。 あれ? 何で私は此処に?また記憶が吹っ飛んでいます。 今は何時でしょうか…あ、もう4時じゃないですか!お腹空いたー。何か食べたいです。 私は居間に入り何か無いかと台所を漁りました。 しかし何も見つからず……。 お兄ちゃん、何か作ってくれてないですかね? 私は机の上を見ました。 机の上には2つ置き手紙がありました。
    防波堤 さん作 [302]
  • オタクさん、元気?≪26≫

    それから経つ事30分後、俺は纏めたゴミを入れた袋を持ちゴミ捨て場へ向かっていた。「あ、港じゃん!」 誰かと思い振り向くと会長がいた。双眼鏡を持って迷彩服を着、腰に拳銃をさし自転車に乗っている。 はっきり言って目茶苦茶怪しい。「港こんな所でどうしたの?…パジャマで」 パジャマが俺の私服なんだ。 ほっといてくれ。「変質者ー。警察に捕まるよ」 それはお前だ。 一体何してるんだ?「ああ、この恰好の事?
    防波堤 さん作 [325]
  • いじわる先生 6 〜写真でぶちのめせ!〜

    その会話を一人、不安そうに聞く女子。3年4組学級委員、相田涼子。涼子は、見てしまったのだ。優太が、あの先生にやられてるところを。他のクラスメイトはきっと何も思っていないのだろうが、涼子は見てしまったので、優太の顔を直視できない。「私にできること…」涼子は保健室に行った。「…岩塚先生?!」「あの…どういう人か知りたいんです。」涼子は、比較的安全な保健の先生に聞いてみることにした。「…前は、有名な中
    るー6 さん作 [440]
  • オタクさん、元気?≪25≫

    しかし≪片付ける≫と言っても簡単では無い。何しろ一般家庭の掃除とは違うのだ。 新ためて俺は部屋の中を見回しため息をついた。 至る所にものが散乱し机の上のコップが倒れて液体をぶちまけている。おまけに押し入れの戸は破られ窓硝子が床に散らばっている始末だ。 姉って、怖いなあ……。 つくづくそう思った。 普通の人間は此処までやらない。 自分の家なら尚更だ。 しかし姉は常識を持っていないので遠慮無しであ
    防波堤 さん作 [345]
  • オタクさん、元気?≪25≫

    ……はっ。 俺は目を覚ました。 直ぐに自分が床に倒れている事に気が付き起き上がる。 俺は違う人格の記憶も共有しているので倒れてからどれくらい経ったか時計を見た。 ……ええと。 2時30分。 随分長い間眠っていたらしい。やはり疲れていたのだろう。 俺は頬を2、3回叩き完全に目を覚ますと2階から降りて居間へ入った。 で、後悔した。 そして驚いた。 居間は嵐が去った後の様に散々に破壊されていたのだ。
    防波堤 さん作 [338]
  • オタクさん、元気?≪24≫

    しかしマイペースな姉は困惑しているぼくをものの見事に無視すると、今まで右往左往していたのをけろりと忘れた様に笑い言った。「ま、ラケット見つかったらよろしくね☆」 そして姉は階段を降りて行ってしまった。 またもや後に残されたぼくは急いで階段を降りようとした。 しかし、突然ぼくを頭痛と目眩が襲って来た。 突如ぐらっと視界が揺れた気がすると頭がずきずき痛み出し、ぼくは堪らず倒れた。 便乗したのか吐き
    防波堤 さん作 [326]
  • オタクさん、元気?≪23≫

    非情にも姉は不思議そうな顔のぼくに説明する事無くぼくを突き飛ばすと「忘れ物〜☆取りに行くから邪魔よ≪ぼく≫」等と訳が分からない事を言って2階に駆け上がって行った。 ―――何なのかなー。≪ぼく≫って……。凄く、気になるー。 ぼくはいつか絶対この謎を解いてやると心に決めると姉を追って2階へ駆け上がった。 2階に着くと姉が部屋の中をまだうろうろしていた。「無いよ〜。無いよ〜。ボクのラケットが無い!」
    防波堤 さん作 [325]
 
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