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学園物の携帯小説に含まれる記事が836件見つかりました。

 
  • 短気で不器用な俺〜弐〜

    〜放課後〜「畜生あのやろー!ゆるせねぇー!ぜってー俺は悪くねー!」俺は、帰り道にあったごみ箱や電柱を蹴りながら歩いた。「黒沢さん」後ろから声がした。それも女子だ。また噂話か何かだと思った。が、一応答えた。「何だよ」「黒沢さん、彼女とかいる?」「またその話しかよったく、いねーよ!いるわけねーじゃん!」「そーなんだ、ならいいや。ありがと。バイバーイ」そう言って、女子は去って行った。「何だよったく。ど
    NIGHT さん作 [418]
  • ほんの小さな私事(42)

    「昨日はパパに怒られちゃってねー。まあ、しょうがないと言えばしょうがないんだけど。あー、考えるとやんなっちゃう。」高野さんは、そう言いながら、カメラバッグから光度計を取り出した。「あれ?それ…壊れたんじゃなかったの?」確かに山下さんが言う通り、高野さんが手にしている光度計は、傷一つない、新品そのものだった。「怒られたには怒られたんだけど、パパが『今度は壊さないように気を付けなさい。』って言って、
    稲村コウ さん作 [339]
  • ほんの小さな私事(41)

    食事も終わり、暫くそれぞれで喋りあっていると、玄関のチャイムが鳴った。潮が素早くそれに反応し、玄関に出ていった。少し間を置いて、潮が戻ってくると、私に向かって言った。「ねーちゃん、友達来てるぜ。」私はそう言われて、壁の時計と、腕時計を交互に見てみる。時間はまだ、七時半前で、昨日約束した時間より早いと思いつつ、玄関へと出ていった。「おはよー!ちょっと早いけど来ちゃった。」玄関には、明るい笑顔を見せ
    稲村コウ さん作 [313]
  • ほんの小さな私事(40)

    朝食をとりながら、藤沢さんの話を聞いていた所、祖父と藤沢さんは、檀家という関係以外にも、幼なじみという関係もあるらしくて、祖父の妻、つまり祖母が亡くなってから、家の面倒を見に来るようになったそうだ。ただ、祖父が自宅に居る場合は、祖父が家事などをしているそうだが、食事は出来合いの物で済ませてしまったり、片付けも、暫く放置して、ある程度たまった所で片付けたり、と、あまりにも粗雑過ぎる為、それを見かね
    稲村コウ さん作 [388]
  • 蛙の願い(2)

     俺達が入学してから2ヶ月ちょっと。梅雨のじめじめした空模様は俺の心の象徴。それにしてもこの学校はなんだい。厳かな門をくぐるところから学生の一日が始まる。傍らに「私立藤宮高等学校」の刻が。俺は自転車通学だから、校舎を横切ってチャリを停める。自転車置き場はかなり広い。何しろこの学校の大半の生徒が自転車通学なんだ。実は最初に違和感を感じたのもそこなんだ。 自転車を置きに行くヤツと校舎に向かうヤツとで
    安藤 さん作 [400]
  • 蛙の願い(1)

     なんだか性に合わんと思いつつ高校に入った。性に合わん、とはつまり進学校ということ。そりゃ勉強はできたさ、けどどちらかというとヤンチャかましてたさ、恋してたさ、青春してたさ。なのにこの籐宮高校ときたらなんというか・・あれだな、薄暗いね、うん。 最初の友達は席が隣の子だった。よくあるパターンだ。名を大谷平次郎という。銀縁メガネなんてかけててなんだか取っ付きにくいヤツだが、見渡す限りは他も同じような
    安藤 さん作 [472]
  • 短気で不器用な俺〜壱〜

    俺の名前は「黒沢龍」中2。俺の学校は、有名な不良校でもなければ、頭のいい奴らが集まる学校でもなかった。変わったのは、俺が入学してからだ。俺だけが原因ではないが、やたら問題児が多い。〜中1後半〜俺はある日、1番嫌っている教師池谷通称「老人」に対して反抗をした。それから全て始まり俺は不良に。〜中2現在〜「お前さー、仲村と付き合ってるよねー」その一言でさえも、俺をイラつかせた。それも当然だ。仲村は、こ
    NIGHT さん作 [449]
  • 短気で不器用な俺〜零〜

    「お前ら皆殺してやるよ」蹴りが相手の腹に直撃。「うはっ」「お前らいいかげんにしろよ」トーン低めの声で、相手を殺すぐらいの目つきで睨みつくた。俺は気が短く、ちょっとした事でキレてしまう。今日もそーだった。内容なんか覚えてない。とにかくこの学校には、俺をイラつかせる要素が多すぎる。生徒に教師。とにかく多い。大人なんか信用できなかった。そんな俺に、ある日予想外の出来事がおきた。
    NIGHT さん作 [418]
  • ほんの小さな私事(39)

    そんな二人のやりとりを苦笑いしながら見ていると、キッチンに眠そうな顔をした潮が入ってきた。「おはよー…って…じいさん、なんだよその格好。そんな派手なパジャマ、俺らぐらいのヤツでも着ねぇぞ?」潮は入るなり、祖父の格好を見てそう言った。「ばかたれ!変とか言うな。ぷりちーと言え、ぷりちーと!」「…アホか…。」この二人は、顔を合わせる度に、こうやって言い争いを繰り返している。とは言っても、本気でケンカし
    稲村コウ さん作 [354]
  • ほんの小さな私事(38)

    翌朝、六時半に起床し、学校に持っていく物を確認したあと、私は、洗面所へ向かい、洗顔したのちに、髪の毛の手入れをした。そのまま一旦部屋に戻って制服に着替え、学校に持っていく物を玄関に持っていき、その足でキッチンへと向かった。キッチンには既に、藤沢さんが来ていて、食事の支度をしており、テーブルには、まだ寝間着姿の祖父が座って、テレビをボーッと眺めていた。「おはようございます。」と言ってキッチンに入る
    稲村コウ さん作 [337]
 
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