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学園物の携帯小説に含まれる記事が836件見つかりました。

 
  • これが僕らのバイオロジィ(5)

    「そういえば保坂さん」「あ?」「生物室の骨格模型の性別ってわかります?」 ふと昼間の牛原の言動を思い出し、榊は保坂に質問してみる。「ああ、女だろ?」「え!?」 保坂から返ってきた牛原と同じ答えに、榊は目を見開く。「骨盤がな、男だと閉じてて女は開いてんだ。そこ見りゃわかる」 へぇ、と榊は小さく声をあげた。 適当な言動の目立つ牛原も、きちんと根拠のある上で発言しているようだ。 季節は春。少年
    フジヒサさん作 [559]
  • これが僕らのバイオロジィ(4)

    「でも、下校時刻までいなきゃいけないって決まりもないですし」 榊は準備室にペレットの袋を置き、手を軽く払いながら言う。 その後ろから肥料の袋を抱えた保坂が歩いてきて、同じように準備室の床に置く。 どん、と低い音が小さく床を揺らしたあと、保坂は頷いた。「まあそうなんだが、あいつには中三としての自覚ってもんが……」 保坂が言い終える前に、学校に下校時刻三十分前を告げるチャイムが響く。「……っと
    フジヒサさん作 [579]
  • これが僕らのバイオロジィ(3)

    牛原が帰り、生物室に残された榊は溜息をついて鞄の中の文庫本に手を伸ばした。 メンバーの数人は現在採集に行っていて、榊の他に生物室にいる人間は少ない。 その残っている他の部員達も現在は日課の餌やりや掃除を終え、課題を問いているかまたは机に突っ伏して眠っている。 部室を騒がしくしている保坂や牛原や採集に行った部員達がいないため、生物室は静寂に包まれ、課題を問く筆音とハムスターの動く音だけが響く。
    フジヒサさん作 [548]
  • これが僕らのバイオロジィ(2)

    保坂が出ていくのを見届けると、榊は溜息をついた。「行きましたよ、保坂さん」「……マジで?」 がたがたと掃除用具入れが動き、その中から件の若干小柄な中学三年の生物部員、牛原克也が現れた。「サンキュ、榊。今度何か奢ってやるよ」 牛原にぽんぽんと肩を叩かれ、榊は苦笑する。「別にいいですけど、なんで保坂さんの体操着模型に着せたりしたんですか?」 榊の言葉に、牛原はにやりと笑った。「俺体操着忘れて保坂
    フジヒサさん作 [569]
  • これが僕らのバイオロジィ

    深沢学園。 海辺の高台に位置した中高一貫の男子校である。 これは、そんな恋愛とは掛け離れた学校の、熱血とは掛け離れた文化部の、ちょっと邪道な青春のお話……。「牛原はどこだぁ!!!!」 放課後の深沢学園の高校棟一階、生物室に今日も怒号が響く。 声の主は保坂洋平。中学三年の生物部員である。 目つきの悪い顔を、怒りで一層険しく歪めて叫ぶのは、同じ生物部員の名前。「牛原さんがどうかしましたか?」
    フジヒサさん作 [571]
  • 科学部ですっっ?

    どうやって秘密を握るかは決まった。でも作戦が決まらない。和勇が「作戦を決めるためには、まず、標的(ターゲット)を決めないとな〜。何か意見のあるやつ。」と言った。真っ先に手を挙げたのは愛菜だった。「はーい?私はこの部活の顧問の仲澤がいーと思います?だって、部活に来ないし、来てもすぐ帰るし、なんかロリコンだし、キモいし、オタクだし、その他色々問題点が沢山あるから?秘密握って学校を辞めてもらいましょう?
    流音 瀬恋さん作 [599]
  • 科学部ですっっ?第2話

    科学部全員で机を囲み会議を始めた。「何か意見がある人!」と和勇。「ハイッ!!」と勢いよく手をあげたのは茉奈だった。「私は先生を実験薬で脅すのがイイと思いまーす?だって、私達で作った実験薬(劇薬)があるもん!!ゆーこと聞かないとこれかけるぞって……。」茉奈が、言い終わらないうちに、和勇が「バカかっ!?そんな事したら科学部が廃部になっちまう!!いや、それどころか、学校追放させられるぞ!?」と言った。茉
    流音 瀬恋さん作 [590]
  • 科学部ですっっ?

    私は結菜。中学2年だ。部活は科学部。科学部の部員は2年は和勇と光と汐莉と茉奈と私の5人。1年生は愛菜と優太の2人。合わせて7人の小さな部活だ。科学部の活動はこれといって決まっているものはない。いつも部室でおしゃべりをしたり遊んだりしている。まあ、いわゆる暇人ってやつですwwそんなある日、いつものように部室に行ってみると、みんな、忙しそうにしていた。どうしたのだろうと思い、和勇に聞いてみると「これか
    流音 瀬恋さん作 [608]
  • 表の顔はお嬢様!裏の顔は…?7

    拓也が目を覚ました所は豪華な部屋だった。拓也「ここは…?」拓也の顔を覗き込むように絵里香の顔があった。絵里香「拓也。大好きよ。」絵里香はまたキスしようとした。しかし、拓也はそれを振り払った。絵里香「な!?なんで!?なんで、キスしないの!?これを使った人は絶対効果ありって言ってたじゃない!もしや、拓也は効かない体質?」拓也は絵里香を押しのけようとしたが絵里香はまたキスをした。拓也「ぶはっ!なにするん
    ひびりんさん作 [641]
  • 表の顔はお嬢様!裏の顔は…?6

    拓也「今、それどころじゃねーんだよ! 邪魔だ!」でていこうとする拓也の手を握り、口に変な薬を入れた。拓也「!!」拓也はその場に崩れ落ちた。それを見下ろす絵里香は満足げな顔でぐったりとしている、拓也の顔を撫でた。拓也「な…んだ…な…にを…した…?西…園寺を追い…かけな…けれ…ば…」絵里香「あなたに今流行りのホレ薬をのませたの。これであなたは、絵里香無しではいられなくなる。さあ、存分に惚れなさい!」絵
    ひびりんさん作 [572]
 
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