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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

  • 航宙機動部隊第三章・実質10

    現人神ならぬ現人堕天使は、相変わらずピエロの格好を誇示しまくりながら、悪魔も逃げ出す論法の爪牙でガラスをひっかき回す。『僕はねえ―異端者を赦さない!あのライヴを強行したニー=ウー伯爵公女マエリーは、太子党の一員なのにも関わらず、僕達を裏切ったんだ!そうだ、あいつは裏切ったんだ!卑賎下劣な醜業に好んで就き、しかも、愚鈍で無知な一般星民共に進んで媚を売り、肌も露に股体を晒す―そう、尊貴な血筋・栄光有
    まっかつ さん作 [487]
  • 砲撃戦闘メカ シェパード 十八

    「今は任務中だ。私語は後で。勇君、無反応弾の制御棒全解除。」勇オペレーターはモニターを見ながら頷いた「制御棒全解除。臨界点突破まであと10!……臨界点突破!爆発2秒前!」すると、大爆発を起こした。「主砲用意しつつ、急速後退!」艦長は叫んだその時は遅く、衝撃波が来た。立っている者は全員、倒れた。飛鳥は、爆心地付近にいたため、指令室の窓ガラスが割れてしまった。「…勇君!目標は!」「…目標は…グラビデ
    コウ さん作 [356]
  • 黒い天使 白い悪魔 ?

    明るい陽射し、白い雲に青い空。青葉の茂る初夏の風。そんな平和な一日の風景の中で、天使と悪魔が共に笑い合っていた。「お前を初めて見た時は、ほんとにびっくりした。まさか天使が居るとは…それに」少し考え込むように。ニード。「お前を見たら、なんか、体の奥底から、安心感ていうのか?…そう。温かい、今まで感じた事のない感覚が…」「うん。僕もだ。」微笑んで、空を見上げるルイ。「天使と悪魔って…何なんだろうね…
    鴇色猫 さん作 [471]
  • 航宙機動部隊第三章・8

    『うはっ…はっははは…はっはっはは、ひゃっ…ひゃっひゃっひゃっ、あひゃひゃっひゃっひゃっ…いやあ、傑作♪』躯全体に液体酸素をぶっかけられたみたいにフリーズし切ってしまったリクとテンペのどちらか、あるいは両人共が発狂した分けではなかった。2Dホロ画像は、一端真っ暗闇となり、その中から、二人の良く知る、普段から完全に正気を喪失している例の声が、聞くもおぞましい旋律を掻き散らしては、何千万対の耳道と言
    まっかつ さん作 [510]
  • SAKURA!N-10

    いけませんね。また話がずれてしまいましたね。そうです。‥遭遇したのですよ!何せ248年前の事で、しかもその時は誰もが混乱していました。遺されていたデータによりますと、双翼を除けば人間によく似た姿。人語を理解し喋る、性格は温厚極まり大らか、と迚も信じ難い事が記されていました。今となっては、常識に収まりすぎて空気ですが、当時は全員が度肝どころか魂を抜かれた様に呆気に取られるだけでした。第一遭遇者は今
    やいせ さん作 [338]
  • 航宙機動部隊第三章・8

    突然の眩しさに目を瞑る二人の前で、2Dホロ画像も激しくぶれ続け、おびただしい光量と音量の余韻がまだ残るのを感じながら恐る恐る目を開けたリクとテンペの前に映るは、無秩序に倒れては折り重なる人々の山々―血と炎と黒煙に、それは見るも無惨に彩色されていた。累々と横たわる死体と瓦礫が果てまで広がる光景が、そのまま十秒ばかりスクロールし、今度はその一角がクローズアップされる。見ると、倒れた女性のスカートにし
    まっかつ さん作 [470]
  • 航宙機動部隊第三章・7

    遍在型擬似太陽光システムが夕暮れを告げ、少しずつ濃度を密にする暗闇を感知して、入れ替わりに一斉に点灯した人工照明群が早々と夜の演出に乗り出す中、庭園の玉石敷が、その輝きを受けて白く照り返す。移り行く風景を外に、リク=ウル=カルンダハラは赤く点滅し続ける自分のパネルカードを取り出した。事前設定によって、それはすぐに2Dホロ画像を展開した。どうやら何かのネット番組が強制着信型で届けられたらしい。契約
    まっかつ さん作 [481]
  • SAKURA!N-9

    宇宙人。この場合は先住民ですかね。まぁ予測はしていた訳ですが、これほどに知能が発達しているとは思っていなかったというのが素直な考えです。―調査隊の仕事は、食物確保だけではありません。生態系。文化調査等々‥まぁ移住するのであれば、嫌でも知ることになるのですが。心の準備が出来るにこした事は無いというものです。散々引きずり回しましたが、では`何が言いたいのか´そうなんです遭遇ってしまったのですよ!人類
    やいせ さん作 [296]
  • SAKURA!N-8

    空には紫がかった雲と暗黒が広がっていました。しかし到着後次にすぐにやるべき事がありました。食料確保です。元々、宇宙ステーションには麦をはじめとする食用植物から家畜なとの動物にいたるまで、様々な食料が積んでありました。伝染病か何かが流行らない限り、食料には困ることは無いでしょう。しかしもしもの場合というものがあります。1%だろうが0.001%だろうが、それは起こる可能性があるという事なのです。備え
    やいせ さん作 [333]
  • 航宙機動部隊第三章・6

    リク=ウル=カルンダハラの判断は間違いではない。少なく共幼稚では無い筈だ。だが、胸には弁別困難な後ろめたさが去来し、複雑なしがらみで責め立てるのを止めない。純粋だが不合理な負の心情的磁場は、この時確かに少年を捕えて離さなかった。だが―\r『とにかく、もう決めたんだ…保身と思うならそう言えよ。今更美しい振る舞いだの名誉だのの為に生きるのも死ぬのも…俺は、御免だからな』リクは本音を言い切ってやった。
    まっかつ さん作 [519]
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