携帯小説!(PC版)

トップページ >> SFの一覧

SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

  • 航宙機動部隊第三章・5

    『そ…そんな…諦めるわけ?』テンペ=ホイフェ=クダグニンは三、四歩足を進め、この時ようやく向けられた同胞の煮えたぎる溶鉱炉と化した目付きに直撃されて、思わず一歩だけ後ずさった。『奇跡みたいなもんだろうが。こうして無事戻れただけでも』短いが気まずい沈黙が二人の間に巨大で分厚い黒灰色の城壁をそびえ立たせる。『じゃあ誰がこんな事したんだよ』『そ…それは』流石にテンペも俯いてしまい、何も言えなくなってし
    まっかつ さん作 [502]
  • 砲撃戦闘メカ シェパード 十七

    三人は敬礼すると、壁に掛けてあるゴーグルを取り、装着し、零戦改に乗った。艦長が護の乗る零戦改を叩く「なんでしょう。」護は聞いた「亜莉菜君も、君の小隊なので、来るまで出撃しないでくれ。」「聞いてませんよ!そんな事!」護は怒鳴ったが何も起こらなかった。暫くすると、体操服姿の亜莉菜がやって来た。「あ、護様!」亜莉菜が大声で言った。護は一目見ると安心した「ふぅ…」『なんだ?護。亜莉菜ちゃんがブルマじゃな
    コウ さん作 [383]
  • 航宙機動部隊第三章・4

    そして同日二三時・最外縁征討軍旗艦《D=カーネギー》号―\r失意にまみれた帰還を果たした共和国宙邦・国家監察官テンペ=ホイフェ=クダグニンは、セキュリティチェツクもそこそこに自分達の住処へと戻って行った。やや長めのフライトとは言え、労力としては育ち盛りの肉体からすれば酷使とは程遠い筈なのだが、粘性の濃すぎる後味の悪い心理的疲労感が彼女の脚と気持を容赦なく蝕み続けていた。それでもようやく白亜の漆喰
    まっかつ さん作 [481]
  • 航宙機動部隊第三章・3

    旅客航宙機群の先頭を行く一番機にテンペ=ホイフェ=クダグニンは居た。窓側に座る彼女の眼下一面には、シテ市街が広がる。そして、今だ白煙の止まないオストレスタジアムの痛々しい姿もその中に認められた。次第に小さくなるその光景を眺めながら、自身の表情に厚く雲がかかるのに少女は気付かなかった。『心配は要らんよ』不意に隣の座席から、何かを見透かし切った様な声がかかって、テンペはその主に顔を向けた。彼女に沈欝
    まっかつ さん作 [456]
  • SAKURA!N-7

    それに、冥王星は地球よりも遥かに重力が小さいので、脱出は容易だと考え、人工衛生を残し、突入しました。甘い考えだった人類ですが実際、重力は地球の1.26倍もあったのです。(当時は核の構成物質は不明。金属をしのぐ質量を誇る未知の分子だと推測されていたが今では黒色重素という名前が付き、実際に確認されている)それと今まで地表だと思っていたのが当時としては未知の気体(現在はフォーリクル粒子の一つと判明)で
    やいせ さん作 [349]
  • SAKURA!N-6

    あーだこーだやってる間に世代交代を迎え、1世紀以上が経ちました。その間も人類の移住可能な星をサーチし続けました。そして西暦2235年4度目の冥王星調査の結果、人類は冥王星に可能性を見出すのです。今まで惑星としてカウントされず矮惑星または小惑星(134340号)としてみられていた冥王星は、表面は珪酸塩に被われ、大気は窒素、メタンや二酸化炭素の氷で構成されていると言われていました。がしかし、それも仮
    やいせ さん作 [342]
  • 〜Stliker〜哀編(69)

    龍雅はテロリストの中で生き残ったの男からあることを告げられた。男「私の言う事は詭弁に聞こえるかもしれない…だが我々の真の意志はただ純粋に民衆をそれまでの悪政から解放するための『世界回帰』を実現させたかった。それだけなんだ…」龍雅は拳を握りしめた。龍雅「貴様を生かした理由は俺の弾切れと貴様を隊長と判断したしたからだ。だがそんな期待はずれな解答をするとは…」男は揺らめきながら立ち上がった。男「ティン
    焼き魚 さん作 [400]
  • デス・プラネット

    峰葉山の麓に位置する、自然に恵まれたのどかな町、峰葉町。町の外れには双寿湖もあり、峰葉山からの眺めは最高。特に紅葉の季節の山頂からの景観ははまさに絶景だった。しかし、一年間を通してこの町に観光客が訪れることはなかった。理由は一つ。山の山頂に建設された“青村生物科学研究所”の研究施設。何の研究をしているかは不明だが、この研究所のせいで観光客の足は遠のいていった。当初町は、峰葉山周辺の動植物の保護と
    名無山 さん作 [382]
  • 航宙機動部隊第三章・2

    銀河元号二一八八年【パレオス建国暦四0七年】新年期第六日・六時―\rパレオス首都星ティヴィタヴェキアは、人類共通の故郷・太陽系第三惑星・地球の丁度二倍の大きさを持ち、その公転周期は標準暦で五五九.一一五七日・自転周期は六0.三八二時間と、見事なまでにずれまくっている。これで生態系が異常を来たさないか、心配されてもおかしくない筈なのだが、当然にも変異・適応を経てこの星の環境に合わせて進化した種も多
    まっかつ さん作 [446]
  • SAKURA!N-5

    ただし、もどってきたフィリュトン光多粒子αには分子ではなく原子がついているので、予想はあくまで予想。実際に行ってみないとわかりません。フィリュトン光粒子パイプレーザーの説明はこれで終わりますが、全体の説明はもう少し続きます。あとちょっと我慢してくださいね。結局のところ、人が住めるような星は三大衛/惑星(地球、月、火星)以外ありませんでした。ただし、この三つは地球側の持ち物と(勝手に)決められてい
    やいせ さん作 [367]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス