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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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砲撃戦闘メカ シェパード 十二
護はトラックに乗った。トラックは発進した。「緊急集会?知らんなぁ。」「新入り紹介だとよ。愛しのロリッ娘だったら良いなぁ…」護と夕七は溜め息を吐いた。輝は何故溜め息を吐くか質問した。「ロリコン伍長がロリコンだから。あの娘を家に返して正解だったよ。」「輝君がロリコンだから、いつまで経っても友達が出来ないんだから。戦友はいるけどね。それより、あの娘って誰?」「分かったぞ護!お前はその娘と付き合って……
コウ さん作 [311] -
航宙機動部隊第二章・24
『だからって、今!無理して行く事も無いだろ!』ついつい大きな声を張り上げてしまい、観戦武官は半ば、ばつのわるさに目を反らした すると、少女は意外な言葉を口にした。『…今だからこそよ?』『…えっ?』思わずきょとんとして、再び向けられた漆黒の目からは何時もの毒気に満ちた光がすっかり抜かれてしまっていた。それに正対してテンペ=ホイフェ=クダグニンは説明を始めた。『今だからこそ、私が役立つ事が出来るのよ
まっかつ さん作 [605] -
ゼロ・キラー 5
まず金髪の男が立ち上がった。「俺は“レオ”…わけわかんねぇけど。みんな殺せばいいんだろ?覚悟しとけ。」次に、黒髪の女、長髪の青年の順に、自己紹介を始めた。「“サラ”よ。よろしく…」「“シン”です…みなさん頑張りましょう。」更に、それをきっかけに、他の人間も次々に立ち上がった。スキンヘッドの男の名は“リュウ”赤髪で長身の青年“ティガ”スーツから肉がはみ出しそうな巨漢“ボム”最年少、12歳の少年“キ
奈良雲 さん作 [359] -
ゼロ・キラー 4
「…何のために?」黒髪の女が、さっきよりも少しうわずった声で訊ねた。「理由か?…個人的な娯楽だ…ふふ。金は払っているんだ…文句はないな?」確かに今までの報酬は全て、司令部を通してこの男から払われている。「司令部はこの事を知ってるのか?」金髪の男がスクリーンを睨み付けた。「あぁもちろん…快く承諾してくれたよ。」結局、十人の殺し屋達は、誰一人抵抗する事なく、“殺し合い”の施行を受け入れた。抵抗すれば
奈良雲 さん作 [355] -
戦いそして終焉
ケイルがページを開く、「なんだよ、こりゃ…字が汚くて読めやしない…捨てるか。」(ドサッ)(ガタッ!)本を落とした音とはべつで、後ろからべつの音がした。「悪い冗談止めようや…」ケイルは銃を音のしたほうに突き付けながら歩いて行く。(グルルルル〜)「なんだよアイツ!?ヒトじゃね〜な!」すると物陰からゾンビと言うべき生物がでてきた。「ホラ!!どうした?来いよ!」(グワァー)(バン)ゾンビの肩に当たり、後
MASTER さん作 [492] -
特務戦艦ホーリー・ピーコック44
しばしの沈黙のあと、『了解。設定完了しました。これより24時間、ツバサ=オオトリ軍曹に、3級権限の使用を認めます。』声と共に全てのレーザー銃が引っ込んだ。「ふぅっ。」と息をつき、アリアに抗議しようと口を開きかけるが「ゴメンゴメン♪さっ、入りましょっ!♪」と、さっさと扉を開けてしまった。アリアに続いて部屋に入る。かなり広い部屋だった。おそらく、テニスコート2面分はあるだろう。奥の壁一面は、モニター
宵待夜霧 さん作 [326] -
ゼロ・キラー 3
ムラサワの声が、暗い部屋に不気味に響いた。「なぜパートナーの存在を知らせなかったか…それは、“今日”の為なんだよ…」ムラサワの声は、興奮しているのか、子供の様な無邪気な口調に変わっていた。「パートナーを組ませちゃうとさぁ、当然相手の武器とか暗殺の方法とか性格とかいろいろ情報が分かっちゃうでしょ?まぁ…“パートナーがいる”とだけ伝えるだけでも良かったのかもしれないけどさ、めんどくさいし…ヒヒヒ…」
奈良雲 さん作 [352] -
ゼロ・キラー 2
青年は、ゆっくりと煙を吐くと、立ち上がり、誰にともなく話始めた。「実は僕も以前、帰宅途中のターゲットを待ち伏せしていたとき、突然ターゲットがルートを変えてしまったんです…しくじった。任務は中断…でも依頼主からは何の連絡もない。そしたら翌日、ターゲットは何者かに殺害されていた…そこのお兄さんも同じ経験をしてますよね?…つまり、僕たちは知らない家にタッグを組まされたんですよ。片方がしくじってももう一
奈良雲 さん作 [340] -
ゼロ・キラー
某国某所にある廃墟の街…更にその一角にある小さなビル。おそらく会議室と思われる一部屋に、十人の男女が集められた。皆一様に黒いスーツとサングラスを身に纏い、互いに距離をとり、言葉を発する者は誰もいない…しばらくして突然、部屋の前方にある巨大なスクリーンが起動した。映し出されたのは…ウサギのぬいぐるみ。「よく集まってくれた…親愛なる暗殺者諸君よ…私が君たちの雇い主“ムラサワ”だ。」機械で声を変えてあ
奈良雲 さん作 [381] -
Under world 3
リョウマが三車両ほど渡った時、ヤツらが現れた。 鉄で出来、全体的に丸いフォルムを持つ人型――(現れたか、ガードユニット!)そう思うや否や、ガードユニットはリョウマ目掛けて銃口を向ける。 すかさずリョウマはかがみ、銃のグリップを握り直すとユニットに向けて引き金を引いた。 ドゴォォ!!ユニットが放った銃撃は、リョウマの背後の扉を破壊した。 リョウマの放った銃弾は、鉄と鉄がぶつかりあう音を響
K さん作 [305]