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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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航宙機動部隊第二章・21
『…但し、太子党を巨悪と成すか、やはり我々帝国を魔物とするかで、大分変わります。今の所、少なくとも私からしたら、どちらも等しく魅力ある素材ですからね。ですが対象は必ず一つには絞るでしょう。そしてどちらに転んでも、結果はやはり同じ位極端な物となります』『彼等が粉砕されるか、我等が絞殺されるか、二つに一つ、ですか…』クレオンは慨嘆するしかなかった。『ネット集合体は以上言った様に恐ろしくトリッキーな動
まっかつ さん作 [530] -
戦いそして終焉
午後4:20分、武器庫「た〜い〜ちょ〜!!ちょっと聞いてます?」メイシが怒鳴る。「あぁ…」「だめだこりゃ…」ケイルが一言「隊長本当、銃好きですね!もう軽く1時間みてますもん!僕達のケンカもほっといて…」フローも一言。「よし!!今日はもう解散!!」「!!!!」さんにんが驚いた。「集合は4日後の午前9時」「4日もナニやってればいいんだ〜!?!」 さんにんの悲痛な叫びが聞こえた。4日後…午前9時…武器
MASTER さん作 [462] -
戦いそして終焉
「なんだよ…ゾンビって?」周りからいろんな声が聞こえる。「実際のとこまだ未確認であるから詳しいことは現地で諸君らでたしかめてもらいたい。他には?」するとこんどはブラックテンペストの隊長が立ち上がり、「もし仮にソイツが郊外へ出た場合は?」「心配無い郊外周辺にはシールド10に警護を頼んだ。」総会議室がざわめいた。するとメイシが「隊長シールド10ってアノ…」「あぁ…軍本部が直々に選びだしたエリート部隊
MASTER さん作 [494] -
航宙機動部隊第二章・20
『三000億星民達の欲望・嗜好を察知し、あるいは刺激して、それに見合った娯楽を提供し、スポンサーや資本家に利益を還元する―これが彼等のビジネスです。ですが、ここで大事なのは、最終的な利益さえ得られれば、順番を入れ換えることも彼等は厭わないし、また技術的に可能と言う事です』エタンは自分の知る限りを左総長に説明した。『順番を逆…ですか?』『星民の愛好する、もしくは嫌悪するイメージを、誰もが知る情報を
まっかつ さん作 [593] -
航宙機動部隊第二章・19
クレオン=パーセフォンは驚愕と賛嘆に満ちた光を両目に湛えた。『ここでいたずらに工作・介入を図り、目先の優勢を求めるは愚であるとお考えですか。私もそう思案しておりました。わざわざこちらから悪役を買って出て、彼等の重荷を肩代わりしてやるのは、人が良過ぎる話ですからな』『ええ、そんな所です』『では、当面は敵方の情勢を注意深く見守り、引き続き決戦の準備に努めつつ、余計な手出しは控える―と言う方針で行きま
まっかつ さん作 [511] -
特務戦艦ホーリー・ピーコック42
「ふふっ、そうよ。もちろん最重要機密なんだけどね。だから今は詳しい事は話せないけど、そのうち教えてあげるわ。」そんな話をしていると、トラムが目的地に到着した。そこは、幅10m、長さ50mほどの通路だった。奥には大きな扉が見える。「ここは?」問掛けると、アリアは楽しそうな顔で、「やっぱりイチバン上の人に挨拶しないとね♪と言うわけで司令室よ。司令…つまり私の上司でこの部隊の創設者ね。」「!!」その言
宵待夜霧 さん作 [299] -
特務戦艦ホーリー・ピーコック41
シャトルを降り、「用がある。」と言うキュアと別れ、ツバサはアリアと共にトラムに乗っていた。10?クラスと言うことで通路もトラム内もかなり広い。以前のステーションでは考えられない広さだ。アリアの話では、戦艦クラスを格納できるドックも備えているらしい。もののついでにさっきの事について聞いてみた。「さっきの…この船、突然現れたように見えましたけど…あれも最新技術ですか?」[偽装]とは、主に人間の[目]
宵待夜霧 さん作 [318] -
戦いそして終焉
翌日…午前9:55「おっっっそ〜〜〜い」メイシがシビレを切らして叫んでる。「まったく……」「隊長あんなふたりほっときましょうよ〜」 すると、「ご〜め〜ん〜な〜さ〜い」×2遠くの方に人影が見える、ケイルとフローだ全力でこっちに向かって来てる。「よし!では行くか!」午前10:10総会議室「ハァ…ハァ…ハァ」「いつまで息切らしてるの?だらしない!」 まだ息の荒いふたりにメシアは文句を言っていた。(ガチ
MASTER さん作 [532] -
航宙機動部隊第二章・18
クレオンは引き続き見解を述べた。『…合衆国軍側が今取るべき最善の方策は、太子党の即時処断、出来れば連中をパレオス司法に引き渡す事ですが、果たして自分の息子・娘達を突き放すだけの決断が出来るか、恐らくは無理でしょう。次善の策はその者達を中央域に還し、司令部の総入れ替えと被害者への謝罪・賠償を行う事です』エタンは頷いた。左総長の分析は鋭く、かつ皇帝の考えと一致していた。『一般将兵はこれにどう反応を示
まっかつ さん作 [510] -
砲撃戦闘メカ シェパード 十
「おかしいです!精神状態は異常域の筈。意識があるわけがありません!」スクリーンには、戦闘中継が映されていて、シェパードは敵未確認戦闘メカの脱出機(操縦席)をえぐり出すと、片手で粉々にする。艦長はあまりの残酷さに吐気が来た「うっ…どうしたと言うのだ。護君の気が狂ったのか…」護のシェパードは海の中に入ると背中にあるスクリューを使って、敵艦へ近付いた。敵未確認戦闘メカも潜水し、シェパードに近付いた。「
コウ さん作 [423]