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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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戦いそして終焉
(バン、バン、バン)「残りの弾薬は!?」「ハンドガン67発、ショットガン40発、グレネード10個、近接ナイフ3人分、以上です!」「隊長〜これじゃ援軍が来る前に俺達死にますよ〜?」「ったく!!本部の連中なにやってやがんだ!!」2週間前……「めんどくせぇ…」俺の名前はグレン・メイシ、軍の小隊長やってる。「た〜い〜ちょ〜!今日も機嫌の悪さ絶好調ですね!」今割り込んで来たのは俺のチームの一人メシア・クレ
MASTER さん作 [550] -
〜Stliker〜哀編(58)
龍雅はゲンから手渡された名刺を頼りに『テクノアートインダストリー』という人材派遣会社を訪れた。やがて応接室に案内され、しばらく待っているとそこに見覚えのある女が現れた。龍雅「やはりお前か…シェイル…」スーツに身を包んだシェイルはこの前の戦闘とはまるで別人のような雰囲気であった。シェイル「やっぱり来ると思ってたよ…龍雅。きっちりアポを取ってくる辺りはムカつくくらい常識人なのね」龍雅は鼻で笑い、一蹴
焼き魚 さん作 [430] -
航宙機動部隊第二章・17
シルミウム星系第二惑星《A=10》周回軌道上・統合宇宙軍総旗艦・戦艦《スタニドルフ》―\r『それでは、太子党を巡って合衆国陣営が分裂しつつある、と言われるのですか』皇帝エタンは執務室にいた。一見温厚そうな青年にしか見えないが、れっきとした専制君主にして、彼は合計四千万人からなる軍閥連合を率いる最高司令官なのだ。身長一七七cm・体重六三kg、中央域人士の標準と比べると、平均からやや小柄な体格をして
まっかつ さん作 [476] -
航宙機動部隊第二章・16
リク=ウル=カルンダハラが連れて行かれたのは、監獄でも取調べ室でもなく、やや広めのフロアにフラットな上面の縦長シートが列を成して置かれた、割と閑散とした場所だった。士官用の休憩所らしい。到着するや否や、ムハマド=ハザイは手を掲げて憲兵二人を下がらせた。『あ、あの…自分はどうなるのでしょうか』虎口を脱した様にも見えるが、代わりに鷲の爪に掴まれて巣へと連れ込まれただけかも知れない。どれだけ理由が有っ
まっかつ さん作 [471] -
特務戦艦ホーリー・ピーコック40
言われるままに前方を見ていると、次第に目の前の空間が陽炎のように揺らぎはじめる。「!?」そして、そこからなにか巨大なモノが染み出すように現れた。それは、[真珠色の円盤]だった。皿を上下二枚重ねた様な形。直径は約10?ほどか。《移動式ステーション》と呼ばれるタイプの宇宙船だ。「これが私達の基地…。《シャイニー・スワン》よ。」アリアが自慢するように言った。キュアが機体を操作し、ハッチのひとつに機首を
宵待夜霧 さん作 [320] -
砲撃戦闘メカ シェパード 九
「アメリカ…ハワイ諸島攻撃艦隊が集結し、アメリカ連邦軍を殲滅したら、アメリカと会談してD兵器を使わせればハワイ諸島攻撃艦隊は異世界に帰っていくさ。」「なるほどね。…で、今は誰が喋ったの?」「戦略鯆電算機。この戦略電算機(戦略コンピューター)さ。人間の脳を移植した電算機を開発されていたが…処理能力がコンピューター並に遅すぎたらしく、鯆の脳を移植したらしい。ある程度の未来も、計算で分かるらしい。…少
コウ さん作 [370] -
特務戦艦ホーリー・ピーコック39
「はいは〜い♪二人とも仲良くなったとこで、ソロソロ行きましょうか?」そうアリアに促され、シャトルに乗り込む。もちろん操縦はキュアだ。さすがと言うか、発進の際にもまったく振動がない。スムーズな発進だ。30分ほど飛んだだろうか。小さなデブリ溜まりの中に入ると、キュアは通信機を操作する。「こちら、シャトル《バタフライ1》、キュア=マウー特級中尉です。ブリュンヒルデ特級大佐とお客様をお連れしました。」す
宵待夜霧 さん作 [347] -
航宙機動部隊第二章・15
警備隊長は躊躇を示した。『だ…だが、この者の容疑は明白。今更憲兵の容喙等、有難迷惑…』その台詞に接して、ムハマド=ハザイの黒い瞳がきらりと光った。『で、あるからこそ、我々が責任を持って彼の身を引き受けます』『何を増長を!この船の治安を守るは私だ!職権乱用も甚だしい!』『ほう…では、このテロを防げなかった全ての責任は貴方が負われると?』『…ぐっ』警備隊長は言葉に詰まった。そこへ大佐は相手の耳元に口
まっかつ さん作 [497] -
航宙機動部隊第二章・14
『ちょっ…ちょっと待て!』当然こんな話、納得出来る訳がない。『良いのかよ、こんなんで!知ってるだろう、あいつ等のやって来た事を!』制服のスクラムの中で激昂に両手を振り回し、観戦武官は抗議したが、『これが我々の任務だ。文句があるなら取り調べ室で聞く』それで突き崩すには警備隊長の仏頂面は堅固過ぎた。『任務!?お前等任務の意味が分かってるのか!?』自分の前面にそそり立った、隊長の分厚い胸板に向けて、必
まっかつ さん作 [533] -
特務戦艦ホーリー・ピーコック38
キュアは当時18歳。その歳で曹長というのは異例だった。正に将来有望なパイロットだったのだが…。彼女は救出作戦の指令官に辞表を叩き付けてから殴り飛ばし(!!)愛機、多目的大型輸送機《BBB‐06グリード・アルバトロス》で、単身出撃。なんと、30人全員を無事救出した。その時、救出された人のひとりが彼女の姿を見て、「女神が降りてきたかと思った。」と語ったことから[シュロの女神]の二つ名で呼ばれるように
宵待夜霧 さん作 [364]