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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

  • 特務戦艦ホーリー・ピーコック22

    …驚く俺を満足そうに眺めてから、アリアは語りはじめた。「実を言うと私、あの時…あの場所に居たの。あの軍の[入隊試験]の会場にね。」「…。」彼女はコーヒーを一口飲んで、「最初はただの興味本意だったの。あの[空神]の孫が、そしてあの[片翼の天使]の息子が参加してるって聞いてね…。私以外にもかなりの人が集まっていたわ。それだけ貴方は注目されていたの。」黙りこむ俺を優しい目で見つめながら、話を続ける。「
    宵待夜霧 さん作 [301]
  • 航宙機動部隊第二章・10

    しかしその感慨が覆されるのに、僅か五00Mも歩く必要すらなかった。同じ区画の公園に差し掛かったリクは、一群のデモ隊に出くわした。反太子党で集った人達であるのは言うまでもない。たまたま帰り道と重なったので、別に気にする事もなく入口から噴水を抜けようと彼等の中に観戦武官が紛れこんだ時―\r悲劇が起こった。やや遠くから何発もの乾いた破裂音が鼓膜を打ち、噴水の辺りを占していた百人余りのあちこちから、悲鳴
    まっかつ さん作 [529]
  • 砲撃戦闘メカ シェパード 八

    夕七は戦太郎艦長に聞く「ハワイ諸島攻撃艦隊はあれだけでは無かったですよね。世界中に散らばってるかもしれませんよ。」「言われてみれば…あっ!早くしないと…異世界のアメリカ軍も我々の世界に飛ばされた筈!」護は真っ青になった「ハワイ諸島攻撃艦隊の一部はここを異世界と知らない筈。ここのアメリカ軍に攻撃したら…」「日本は終りだ。」三人同時に言った。「探すしかないだろ。空母が十五隻、戦艦が七隻行方不明か…」
    コウ さん作 [347]
  • 砲撃戦闘メカ シェパード 七

    半日経った頃、艦長は無線機の音で起きた『飛鳥中隊!応答せよ!飛鳥中隊!』艦長は癖で周波を変える「はい、こちらは日本海軍飛鳥中隊です…」『戦太郎艦長!寝惚けないで下さい!日本海軍なんて存在しませんよ!』艦長等は目が覚めた。「日本海軍が存在しない…我々は、元の世界に戻ってきたのですか?」艦長は腕を組む「GPSが正常なことから戻ってきた。何故元に戻れたのだ。まさか、全員で同じ夢を見ていたのか?」すると
    コウ さん作 [390]
  • 特務戦艦ホーリー・ピーコック21

    …敵は巡洋艦一隻と改造船一隻、そして宇宙戦闘機《NGG‐01ポーン》が15機。対してこちらは《スリーB‐012アッパー・ピジョン》1機。最も遠いコースだったため、援軍が来るまで15分以上。しかし、ツバサはその15分の間に改造船を撃沈。戦闘機隊を全機撃墜した。結局、巡洋艦は投降し、事件は無事解決。その後、ツバサは表彰を受け、[軍曹]に昇進したのだが…。「あれは…探せば他にも出来る人は居るでしょう?
    宵待夜霧 さん作 [319]
  • 特務戦艦ホーリー・ピーコック20

    …そろそろ説明しよう。[先月の事件]とは、宙賊による第42ステーション襲撃未遂事件だ。[宙賊]とは、大古の地球の海にいた[海賊]といわれる犯罪集団の宇宙版だ。彼等は中古の戦闘艦船や民間宇宙船の改造船などを使い、商船や貨物船などを襲って金品や食糧などを奪い、時には殺人や密輸なども行う。軍や政府の悩みの種だ。このキク星系にも少規模ながら宙賊が存在していたのだが、キク星系中央艦隊がそのアジトを発見。攻
    宵待夜霧 さん作 [301]
  • 特務戦艦ホーリー・ピーコック19

    …(ダット…大当たりだぜ…。)それから暫くアリアはこちらの様子を伺っていたが、段々不満そうな表情になり、「あらら? あんまり驚かないのね?」と、唇をとがらせる。(その顔がまた可愛いのだが)「いえ、十分驚いてますけど…。」アリアはそれでも不満気だったが、「う〜。まぁいいわ。とりあえず貴方には新型機の実戦テストパイロットとして来てもらいたいの。どう?」「どうって…命令なら行きますけど…。」「違うわ
    宵待夜霧 さん作 [309]
  • 特務戦艦ホーリーピーコック18

    …隊長が煎れたコーヒーを一口飲むと、アリアは目を輝かせ、「あら、おいしい!これは…[エルネイ]ですね?」「わかりますか。」コーヒーにうるさい隊長は自慢気だ。「私、このメーカーのが一番好きなんです。」そう言ってもう一口飲んでからカップを置き、こちらに視線を向けた。「さて、本題に入りましょうか?」「はい。」あらためて姿勢を正し、座りなおす。「まずは…そうね、いろいろ言うより単刀直入に言うわね?」アリ
    宵待夜霧 さん作 [298]
  • MetalFoot 2

    火星からの使者の名は、ブライト・コム。彼の話によると、火星は今、深刻な食糧難に見舞われており、地球から食糧を分けて欲しいということだった。当然今の地球には、今の分の食糧しか無いわけで、火星に分け与えるなど不可能な話だった。だが、火星一の企業「マーズ・ビクトリア社」は、謝礼として、レオハルカンパニーの火星進出を約束。アナザーダムの住民にも、永遠の安住を保証した。結果、レオハルカンパニーと幾つかの子
    さん作 [392]
  • 特務戦艦ホーリーピーコック17

    「実は私は何度かお会いしたことがあるの。」「そうなんですか?」「ええ、その度にとても御世話になったの。だから亡くなったと聞いた時は、本当にショックだったわ…。いつかお礼を言いたかったのに。」初めてニコニコが消え、沈痛な面持ちになる。「葬儀にも行きたかったのだけど…。任務の最中だったから行けなかったの。ごめんなさい…。」頭を下げてくる彼女に、こっちが罪悪感を覚えてしまう。「いえっ、そんな、えーと…
    宵待夜霧 さん作 [304]
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