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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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MetalFoot
地球に存在するすべての資源が枯渇して半世紀。人類はあらゆる物質を資源に応用し、その結果、緑は枯れ、土は腐り、水は干上り、生物は死に絶えた。火星移住計画を推し進めてきた人類だが、実際に火星へ移住できたのは全人口のわずか20分の1。残った人類は、半分は死に、半分は新たな世界を創造すべく地下を目指した。それから四世紀後…地下世界-アナザーダム-地下に築かれた第三世界は、地下のすべての資源を管理する巨大
7 さん作 [430] -
終結の旗 4
彼は、その日コノ世に生を受けた、母親の死と引き換えに。 父は酷く落胆していた。元々子供のできにくい体であった妻に、やっとのことでできた子供。 しかし… 最愛の女の死をどうしても受け入れられなかった。それどころか生まれ出た子供さえも、妻を殺した元凶として忌み嫌ってしまうのではないか?と、自己嫌悪に陥る。父は息子に名前すら授けぬまま姿を消す。赤子は誕生してから2日で両親を失った。 周りの人間は彼のこ
チョン さん作 [377] -
SilverSky
BENKEI発表直後、試作型として発表されたBENKEIを元に、各国の大企業は独自に人型兵器を開発。人型兵器は[silverarm(SA)]と名付けられ、直ちに各国の軍隊に配備され、パイロットの養成も同時に行われた。しかし数年後、各国で、反政府テロ組織「UnderVega」によるSAの略奪が多発。SAはテロ組織の手にまで渡ってしまったのだ。この事態に政府は、軍隊養成学校をトップで卒業したのエリー
レツ さん作 [449] -
SilverSky
「世界は終わりだ。」その黒く巨大な鉄の塊を目の前にして、月島博士はつぶやいた。「こんな物が量産されたら…世界なんぞあっと言う間に滅ぶ…」「月島博士。これが完成したと言う事は、我が国が第二未来への第一歩を踏み出したという事です…世界へ発表しない手はないですよ。フフ…」月島の隣でふけだらけの頭をボリボリとかきながらアルベルが不気味に笑う。[35式人型戦闘兵器]通称-BENKEI-。東洋のある島国の伝
レツ さん作 [493] -
特務戦艦ホーリーピーコック11
…おやっさんが機体を叩きながら聞いてくる。この機体《アッパー・ピジョン?》を一言で表すなら、[翼のついた潜水艦]だろう。全長18m、翼長20m、ビームガン[タイガー]2門ビームキャノン[ジラフ]1門アクティブレーザーキャノン[パイソン]2門各種ミサイル類、オプション装備類各種を装備できる、初の[宇宙戦闘機]《アッパー・ピジョン?》の後継機だ。当初、?には大気圏内飛行用の翼は付いておらず、オプショ
宵待夜霧 さん作 [318] -
特務戦艦ホーリーピーコック10
……それから2時間後。ようやく巡回任務を終え、ステーションへと戻る。ステーションは全長1?、100m四方の箱を10個縦に重ねて、2つのリングに通した形をしている。その一番端にある格納庫ブロックへ入る。エアロックを抜け、格納庫へ入ると数人の整備士達が集まってくる。機体を停め、格納モードのスイッチを入れると両方の主翼が根本から上へ折れ曲がりはじめる。それを確認してからコックピットのキャノピーを開けた
宵待夜霧 さん作 [415] -
航宙機動部隊第二章・5
幾等平和ボケした国とは言え、流石にパレオスSPや官憲まで無能な分けではないだろう。だがそれは飽くまで国内の犯罪やテロに対した場合に限った話だ。『良いかテンペ。今回は最悪、星間諸侯の憎悪を買うかも知れないんだ』じゃりじゃりと玉石を踏みしめ、リクは国家監察官に歩み寄みながら説明してやった。『武装興信が出て来る可能性もある』『武装興信!?』『私設スパイだ。金次第で何でもやる』リクの解答は実に明確だった
まっかつ さん作 [505] -
特務戦艦ホーリーピーコック9
…その指導力の高さと、従来のロケットエンジン式戦闘機と格段の性能差を持つ《アッパー・ピジョン?》の働きにより、3380年1月1日、ついに《宇宙連盟政府》は全面降伏を発表。太陽系という1星系国家となった。これにより380年に及ぶ《第1次宇宙大戦》は終結した。それから50年。連盟の残党と宙賊(海賊のようなもの)に悩まされながらも、宇宙で暮らす人々は《大戦》の傷跡を癒しつつ、平和な日々を過ごしていた…
宵待夜霧 さん作 [418] -
特務戦艦ホーリーピーコック8
…しかし、ここで再び歴史に《BBB》の名が登場する。(すでに以前現れてから800年近くたっている。この為、BBBとは個人ではなく科学者の集団組織の事ではないか、という説もある。)《BBB》は、これまで多くの科学者がなしえなかった《リメンションエンジン》の小型化に成功。これまで数百mクラスだったものを数mにまで小型化。更にそれを搭載した小型宇宙戦闘艇、《宇宙戦闘機 アッパー・ピジョン?》を開発。そ
宵待夜霧 さん作 [432] -
終結の旗 3
元来、他教徒に対し差別的感情を持っていたヒス教徒の一部は孤立し軍事力を高めていく。 殺傷を禁じるはずのアブ教徒も、やむを得ず軍事力を強化していく。 この対立の最中、ヒス教徒の中で圧倒的権力を握った者がいる。それがこの男ジャン・ワドル。 元々、他教徒に対する差別意識が異常に強く、自己を特別な存在だと幼少の頃から思い込み、この混乱に乗じて上り詰める。 攻撃的な思想、自教に対する忠誠、他教徒に対する弾
チョン さん作 [427]