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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

  • 航宙機動部隊第二章・2

    銀河元号二一八八年・新年期第二日―\r最外縁征討軍戦艦《サルタン=バヤズィット?》は、いざ闘いになったら前線に赴き、全軍の指揮をとる予定になっている。よってこれと比べたら豪華客船たる《D=カーネギー》等、図体がでかいだけのただの飾りだ…三五〇万を数える機動部隊要員達は、そう思っていた。全長二五六0M・標準排水量一G下二000万t・全備排水量は同条件下二三00万tに至る。主砲として亜光速実弾・超加
    まっかつ さん作 [667]
  • 〜Stliker〜哀編(56)

    龍雅は綾香と結奈の顔をみるなり下に俯いた。そして綾香に対して詫びる気持ちでこう言った。龍雅「済まない、お前の愛する人を救い出す事が出来なかった」綾香は龍雅の言っている事に一瞬、戸惑いを見せたがすぐに何の事を言っているのかということに気がついた。綾香「そういえばさっきから隆也がいないんだよ。シェルターにもいなかったし…まさか戦闘に巻き込まれて…」龍雅は首を横に振った。龍雅「隆也の身には何も降り懸か
    焼き魚 さん作 [448]
  • 航宙機動部隊第二章

    銀河元号二一八八年・帝国紀年六七年―\r既に圧倒的な物量と経済・技術力で、帝国に対し優位に立った筈の星系合衆国《ユナイティド=システムズ》最外縁征討軍内の雲ゆきが新年を迎えた途端、おかしくなり始めていた。元々素行の悪さで悪名を馳せていた星間諸侯太子党がハメを外し、本来の狂暴さの赴くままに、合衆国軍旗艦《D=カーネギー》内で乱行を繰り広げ、共和国宙邦《グルン》から派遣されていた観戦武官リク=ウル=
    まっかつ さん作 [791]
  • 特務戦艦ホーリーピーコック2

    …目を開ける。暫くボンヤリとしていたが、今のが夢であると気付き、苦笑する。(任務中に居眠りなんて、初めてだな…)なんとなく手を見る。まだ夢の中で感じた温もりが、残っている気がしたのだ。そんな自分にもう一度苦笑しつつ、機体とレーダーのデータをチェックする。(機体…異常なし。コースも予定どうり。周辺に異常もなし、まったくいつもどーり。)溜め息がこぼれる。(まったく、どうせなにも起こらないのに…。毎日
    宵待夜霧 さん作 [406]
  • 砲撃戦闘メカ シェパード 四

    「………えー!それは本当ですか?」「嘘だったら良いね。」誰かが走って来た「南雲護君だね。私は日本軍指揮官の山川悟だ。君達、飛鳥中隊の事は戦太郎艦長に聞いた。私は『シェパード』について話を聞きたい。」「シェパード?」「君の乗った戦闘メカの事だよ。何故、操縦できたか。」護は思い出してみた。「知りません。質問して良いですか?」「何だ?」「日本軍の敵は何ですか?」「アメリカ連邦国だ。南アメリカと北アメリ
    コウ さん作 [450]
  • 航宙機動部隊50

    統合宇宙軍総旗艦《スタニドルフ》―\r新年の祝賀会の合間をとって私室へ休息に戻った皇帝エタンは、照明を落とし、多機能壁面の一つを外部映像で一杯にして、その前に立った。元々はれっきとした民間人としてこの最外縁にやってきた彼も、何時しか純白に金の縁取りの第一種軍装に身を固めたその姿を見ると、少なく共見た目は将帥らしい趣を漂わせていた。目の前には投影された《占領地》惑星A=10がエメラルド色の輝きを燦
    まっかつ さん作 [682]
  • 特務戦艦ホーリーピーコック

    そこは漆黒の世界だった。完全な暗闇。彼、ツバサ=オオトリはそこに浮かんでいた。いや、浮かんでいるのかどうかさえもわからない。自らの手さえも見えない。だが不思議と恐怖や不安は感じない。ふと、左手が何かを握り絞めている事に気付く。(これは…手…か?)見えないが、感触から人の手、それも女の子の手のようだ。少し強く握り直すと、向こうも握り返してきた。それがなんとも嬉しくて、この手の存在が、自分が恐怖や不
    宵待夜霧 さん作 [455]
  • 〜Stliker〜哀編(55)

    龍雅「俺の声が聞こえなかったのか?『革命教団を名乗るものは全て粛清する』とな!!お前ももはや例外ではない!」ディア=パノスは隆也をロックオンした。すると突如、間に割って入るかのようにディア=パノスとおなじ漆黒の機体ダークフィアーが空から舞い降りた。ダークフィアーのパイロットで龍雅のかつての部下であるガイラーは龍雅にこう語りかけた。ガイラー「あなたには撃てませんよ。何故なら、私が阻止しますから」ダ
    焼き魚 さん作 [468]
  • 航宙機動部隊49

    同日23時―\r『何?その話、本当か!?』燗熟し果てた中央域文明圏三千億人士の耳目を満足させるのに、長年ネット集合体は悪戦苦闘を余儀なくされていた。だから、と言う訳ではないが、今回の帝国と星系合衆国との全面対決は、彼等からすれば久々のビック・チャンスだったのだ。しかも、『パレオス星邦議長が太子党共への反対の音頭取りか?こいつはついてる!早速取材陣を組め!』総合娯楽番組配信ネット《ギャラクシーキャ
    まっかつ さん作 [726]
  • 航宙機動部隊48

    テンペ=ホイフェ=クダグニンは飲みかけのグラスをテーブルに戻して喜色を露にした。『私で宜しいのですか?』『どうでしょう?観戦武官殿。テンペ殿をお借りしても?』グィツチャルディーニ氏は実に神妙そうにリクに許可を求めて来た。『彼女が…望むなら』断り様がない。相手は卑しくも一国の代表だ。その当人が三世代は下の少年にここまで辞を低くして頼んでいるのだ。それが例え星間大国たる共和国宙邦《グルン》を反貴族派
    まっかつ さん作 [636]
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