トップページ >> SFの一覧
SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
-
〜Stliker〜哀編(37)
龍雅はゲンに思い詰めた表情でこう言った。龍雅「…僕の部下が…裏切りました…」ゲンの表情は硬かった。そしてこう返してきた。ゲン「バルト・ガイラーのことか…」龍雅は意外な表情をした。龍雅「どうしてそれを?」ゲン「さっき敵と通信してただろ?偶然、それを傍受してなぁ…」龍雅は俯いた。龍雅「そうですか…」後ろに下がって聞いていた綾香はこの暗い空気を何とかしようと龍雅に話を持ち掛けた。綾香「あ…あのさ…さっ
焼き魚 さん作 [495] -
〜Stliker〜哀編(36)
夕日がとうの昔に沈み、空に半月が顔を覗かせた。激戦の地となった山の麓では軍の派遣部隊がキャンプを張って徹夜体制でジゴクワグマの亡きがらの処理に追われていた。次々と亡きがらを運びだすためのトラックがキャンプ地にやって来る。その中に綾香達が乗っているジープの姿があった。今度はゲンが運転している。綾香はラジオに手をかけようとした所で何かを思い出したようだ。ゲンに問い掛けた。綾香「ねぇ、そういえばさっき
焼き魚 さん作 [573] -
〜Stliker〜哀編(35)
龍雅はジゴクワグマの大群を相手に善戦をしていた。しかし、ジゴクワグマの連携攻撃の前に苦戦を強いられていた。ディア=パノスは一時的に上空に逃れ、大群から離れたかのように思えたが数体のジゴクワグマの捨て身の突入攻撃を喰らい撃墜されてしまった。ズドォオオオン!!真っ逆さまに落ちた龍雅は頭を抱えながら元のシートの位置に戻った。龍雅「…ぐ…、ここまでできるまでに進化したのか…こいつらは…」ディア=パノスは
焼き魚 さん作 [678] -
FREEDOM?
護衛艦ゲンジ…ブリッジ「敵艦の解析が終了しましたっ!」「そうか、正面モニターに写してくれ」「はい、モニターに写します」「これは…」「まるで移動砲台みたいだな…」「これは、帝国の巡洋艦リザードと思われます」「リザードの武装は分かるか?」「はい、装備は80口径プラズマキャノンが一門、接近戦用パルスレーザーが一門です」「問題はプラズマキャノンか…。射程はどれくらいだ?」「恐らく…5光年弱と思われます」
流星 さん作 [440] -
FREEDOM?
護衛艦ゲンジ…ブリッジ「やっとデータの書き換えが終わったぁ」「お疲れ様、少し休んだら?」「いや、みんな頑張ってるのに艦長が休むわけにはいかないさ」「そっか、無理しないでね、艦長さん」「あぁ、それじゃ俺は高井と武装について相談してくる」「私はここで索敵を続けるわね」「宜しく頼む、帝国の艦を確認したらすぐに連絡してくれ」「分かったわ」惑星国家連邦所属巡洋艦リザード…ブリッジ「司令、レコア星系に間もな
流星 さん作 [409] -
FREEDOM?
元惑星レコア所属…護衛艦ゲンジ「それで、交渉の結果はどうだったんだよ?」「うん…まぁ交渉は成功したんだけど…「なんでそんな浮かない顔してんだよ?なんか問題でもあんのかよ?」「実は…費用は出してもらえるコトにはなったんだけど…代わりに帝国の侵略行為の偵察任務を引き受けるコトになったんだ…」「それは、つまり…帝国と戦うってコトだろ?」「あぁ…アカギの仇を討つだけでは済まなくなったんだ」「仕方ねぇさ、
流星 さん作 [436] -
FREEDOM?
「実は現職の自衛官が退艦してからこの艦の通信記録を調べてみたんだ」「そんなコトして…軍規に違反してるじゃないかっ」「もうレコア自衛軍は存在してないから気にするコトはない、そんなコトより調べてみたら分かったコトがあるんだ」「なにが分かったんだよ?」「無関係である筈の地球政府との通信記録が残っていた…つまりこの艦は地球政府から帝国の偵察を頼まれていたコトが判明した」「冗談だろ!?第一この艦はレコア政
流星 さん作 [413] -
FREEDOM?
「嘘だろ…アカギが撃沈!?宣戦布告!?」「俺たちは一体どうなるんだ…?」「多分…士官にはなれないから職を失うわね…」「じゃあこの艦はどうなる?」「軌道上で武装解除してから帝国に引き渡されるはずね」「あっ、みんなっ、窓から外を見てみろよ」艦から小型艇が射出され軌道港に向かっていた。「くそっ、現職の人間を先に退艦させて俺らは後かよ…ナメられたもんだな」「なぁ…レコアはもう守るべき星じゃなくなったのか
流星 さん作 [468] -
FREEDOM
「また帝国が惑星を征服したってさぁ〜」「マジで!?これで43だぜ!?いい加減にしてほしいぜ〜全くさぁ…銀河連合は何してんだか…さっさと艦隊を派遣してもらわないとココも危ないんじゃねぇの〜」「ホントだよなぁ…連合がダメなら地球政府が艦隊を派遣してくれてもいいけどなぁ」「無理だろ〜地球は無関係を突き通すだろうよ」ここは地球から5000光年ほど離れた位置にある銀河バフスクにある惑星レコア…時は西暦80
流星 さん作 [588] -
〜Stliker〜哀編(34)
漆黒のストライカー『ダークフィアー』の背にショットガンを向ける金色のストライカー『ストック&ペイ』。しかし『ダークフィアー』を駆るガイラーはロイに対して余裕の口ぶりでこう言い放った。ガイラー「私に銃を向けるとは……いい度胸だ……」『ストック&ペイ』を駆るロイはこの言葉の意味を十分に理解していた。ロイの表情は険しかったが口調は冷静だった。ロイ「確かにそうだ…。だがそれは軍最強のストライカー『ダーク
焼き魚 さん作 [617]