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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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〜Stliker〜哀編(21)
ゲンがシャッターのボタンを押した瞬間、ディア=パノスの前に眩いばかりの光が入ってきた。龍雅はシートに座り、手に持った小型ノートパソコンでパスコードを入力した。ウィィィン…ギギギ…。鈍いモーターの音と共にコックピットの全モニター、コンソールキー共に電源が入ったことを示すサインがノートパソコンに映った。龍雅はパソコンの画面から流れるように映し出される情報に目を凝らした。龍雅(出力が半分しか出ないのか
焼き魚 さん作 [539] -
〜Stliker〜哀編(20)
龍雅は自らのストライカー『ディア=パノス』の修復に乗り出す中、綾香は自転車屋の主人、ゲンから龍雅の過去についての話を聞いていた。その時、住民と思われる男性がゲンに駆け寄って来た。男「大変だぁ!?ジゴクワグマが出て来やがった!」ゲンは鬱陶しそうにこう返した。ゲン「何じゃい…、そんなもん、警備隊に任せりゃいいだろ。」男は慌てふためきながらこう返した。男「それがいつもと様子がおかしいんだ!7体同時に現
焼き魚 さん作 [434] -
〜Stliker〜哀編(19)
ゲンに案内され、龍雅は自身のストライカーと再会を果たす。そのストライカーの名は『ディア=パノス』。龍雅は『ディア=パノス』の完全修復に乗り出した。ガラガラガラ…作業着に着替えた龍雅が工具一式を積んだ手押し車と共に現れた。綾香はストライカーを見上げたままだ。龍雅「…綾香、寝るところを用意した。そこの自転車屋の3階の『春菊』と書かれた部屋を使ってくれ。ゲン爺さんにはもう言ってあるから。」綾香は慌てて
焼き魚 さん作 [408] -
碧い星?
火星のジュピトリス基地を第2軍が出撃してから4日…「月には地球軍の大半が集結しているらしいですね」「あぁ…だが我々の戦力の主力であるこの第2軍総勢2500隻が第1軍と合流すれば月の地球軍など楽勝だろう」「そうですよね」そんな会話が第2軍の中で話されていた。「第2軍が火星を出たらしいな」「はい、明日には我々と合流する手筈になっています」「そうか、合流すれば月を制圧するに足る戦力になる」「そうですね
流星 さん作 [423] -
宇宙戦隊・33
星屑の上のその男は20代前半だろうか。黒く長い髪を一つに束ね、サラシを巻いた体に黒いベストのような物を羽織り、白い袴と下駄をはいている。無精髭を生やし、眼光は鋭く、髪と同じ黒い瞳がやたら不気味に見えた。そして何より気になる物…それは男の足元に転がっている、布を巻かれた“何か”…。その“何か”は布の上からでも人の形をしているのが分かった。「武器かもしれない、気をつけろ」テシはあえてテチだけに耳打ち
豆宮 さん作 [455] -
碧い星?
「救援艦隊だっ」「こちらは第5連合艦隊所属第1派遣艦隊だっ」「援護してくれっ」「了解した」「艦隊を散開しろっ、各個に砲撃。軍港を死守する!!」「敵の増援艦隊ですっ」「マイト中佐の艦隊を向かわせろっ」「了解っ」敵の増援艦隊は200隻もの大艦隊だった。俺は全滅を防ぐために撤退を考えた…「艦長…どうしますか?」撤退をするかということだろう。「撤退は艦隊行動ができなくなった時だっ、まだ艦隊行動はとれる」
流星 さん作 [414] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズの背景設定と細部
ども、ぽんぽこです☆今日は僕の小説「スペース以下略」をよりいっそう楽しんでもらうように精一杯書きましたんで、是非最後までおつき合いください(^ワ^)さて、他の方々のSF小説に比べると大分浮いていると思うこの「スペース以下略」なんですが。やはりSFのくせに全然宇宙に行きませんし、格好のいいロボットや宇宙生物の暴走なども書いてません。こんなのSFに入れんなよ!ボケがっ!って思う方も多々いらっしゃると
ぽんぽこ さん作 [495] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズ?
山下は構えているが、全然強そうに見えない。男は山下の体型を見て、笑みを浮かべている。「そんな牛みたいな体でなにができるんだよ!」男はそう言うと山下の胸ぐらを掴み殴り掛かった。山下の「ヒッ!」と悲鳴が聞こえる。南方は思わず目をつぶった。…やっぱり無理があったか。しかし事態は思わぬ展開になっていた。男に胸ぐらを捕まれた山下は悲鳴と共に咄嗟に男の反動を利用し、手首をねじ上げた。「イテテテ」と男が言う間
ぽんぽこ さん作 [453] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズ?
山下は構えているが、全然強そうに見えない。男は山下の体型を見て、笑みを浮かべている。「そんな牛みたいな体でなにができるんだよ!」男はそう言うと山下の胸ぐらを掴み殴り掛かった。山下の「ヒッ!」と悲鳴が聞こえる。南方は思わず目をつぶった。…やっぱり無理があったか。しかし事態は思わぬ展開になっていた。男に胸ぐらを捕まれた山下は悲鳴と共に咄嗟に男の反動を利用し、手首をねじ上げた。「イテテテ」と男が言う間
ぽんぽこ さん作 [384] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズ?
…もうだめだ…目がかすんできた。足もまた痺れだしてきた南方はふらふらになりながらミユキたちを追いかけていた。…せめて山下の分だけでも返してくれ!とただひたすら声にならない声を出していた。しかしそんな声などミユキたちの耳に届くわけもなく、ミユキたちは入場ゲートまであと20数メートルと言ったところだった。あそこを通るにはチケットが必要である。つまり入場ゲートに入られたら最後。もう南方と山下は宇宙へ旅
ぽんぽこ さん作 [381]