トップページ >> SFの一覧
SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
-
金ケ崎の発明
萩村修多という男は、とても好奇心旺盛で安請け合いな性格の男だった。萩村の日常は、朝の天気予報から始まる。その日もちょうど天気予報が始まる頃に起き、顔を洗い、テレビを点けようとした。しかし萩村はテレビのリモコンをどこかに置き忘れたようだ。どこに置いたか探していると、さきに携帯の着信ランプが点灯しているのを見つけた。(何だろう?)着信時間を見てみると、着信したのはまだ萩村が寝ている午前二時だった。「
長澤 さん作 [416] -
あの夏の続き第5話 赤い記憶
竜也『俺は何者なんだ…何だこれは?』竜也は幻覚の様な「何か」を見ていた。その光景はまさに地獄だった。 全身火傷を負って苦しむ者、目玉が飛び出しもがき苦しむ者、黒く焼け焦げた屍の山…そして目の前にはその惨劇を見ながら笑っている外国人の青年が立っている。青年「ギャハハハハ!!黄色猿どもがいいざまだ!!だろ竜介!」竜也『竜介?何で?俺の名前?』竜介『お前らアメリカのせいで…兄貴もみんな…許せん!!』竜
龍角 さん作 [763] -
絶対運の男part2
(ザ―ン!ザ−ン!)波の音・・ここは?「Hey!Ann!(おい!アン!)」ふと知らない誰かに呼ばれた「AHH,Don,t wake up・・(ああ、起こすなよ・・)」話したことも無い言葉が不意に口から出る不思議な感覚だった「さっきお前のタイプのセクシーな女がいたから!呼んでやったってのになんだよ!」知らないはずの言葉で喋る男の言葉がわかる「昨日の仕事の疲れが残ってんだ・・少し寝かせてくれ・・」「
クリスタルパロディン さん作 [528] -
絶対運の男
俺は今・・かび臭い部屋の一室・・ここがどこだとか・・何をしてるのだとか・・・俺には・・どうでもいい・・「では・・田村牧斗さん・・自分を証明する必要書類はこれで全部ですか?」上にあるスピーカーからボイスチェンジャーを使った変に高い声が聞こえる「ああ・・」「では最後に確認します・・この質問にYESと答えるとアナタは田村牧斗ではない、誰かになります・・国はどこか・・誰になるのかは目覚めてからのお楽しみ
クリスタルパロディン さん作 [472] -
あの夏の続き 第4話
7月26日午前1時。 みかわ園の番犬のロッキーは怯えていた。その黒い影に…「ワン!ワン!」 ロッキーの夜鳴きで7歳の佐藤大地と西川あかねは目を覚ました。大地「どうしたんだろうロッキー?今まで夜鳴きなんてしたことなかったのに。」あかね「そうだね。どうしたんだろう?でもこんな時間に鳴くなんて怖いよぅ。」大地「もしかしてオバケでも見つけたりして。」あかね「おばけ!?嫌だよぅ。そんなの。」その頃瑠美も目
龍角 さん作 [631] -
あの夏の続き第4話 魔犬来襲
7月26日午前1時。みかわ園。「ワン!ワン!」 犬のロッキーの夜鳴きで7歳の佐藤大地と西川あかねは目を覚ました。「ワン!ワン!」 大地「どうしたんだろうロッキー? こんな時間に鳴くことなんてなかったのに。」あかね「そうだね。なんでだろう?でもなんか怖いよぅ。」大地「おばけでも見つけたりして…」あかね「おばけ!?」大地「冗談だよお化けなんているわけないだろ。そうだ!少しロッキーの様子を見てこようよ
龍角 さん作 [606] -
あの夏の続き
アメリカ時間の7月24日午前8時、国防総省のレイス国防長官は電話で日本の横須賀基地のある研究の代表者と連絡を取っていた。レイス「夜遅くでごめんなさいね。そちらは25日の夜10時でしょ?」代表者「はい。そうですが話したいこととは一体?」レイス「例の実験のことよ。結果は?」代表者「あぁ、そのことですか。『ケロベロス』はほぼ完成しました。戦闘能力も実験で実証済みですし。」レイス「ほぼ完成?まだ完全
龍角 さん作 [647] -
あの夏の続き第二話
殺伐とした砂漠。そこは戦場だった。自分は何をしているのだろう?そしてなぜ自分は兵士に囲まれているのだろう?「ダダダダダン!!」兵士たちが機関銃を乱射している。おかしい。なぜ自分は弾が当たっているのに死なないんだ?そして兵士の前に飛び出し自分はジャックナイフで兵士達を一人、また一人と消していく…やめろ。やめるんだ…なぜ体が勝手に動く?こんなの嫌だ…「やめろ!!!」竜也は目を覚ました。どうやら夢を見
龍角 さん作 [758] -
宇宙戦隊・20
「兄ちゃん、俺達いつになったらエング星に戻れるかな?」ふいに思い出したようテチが呟く。「エング星は今どうなってるの?父上達は無事なの?」テシは下をうつ向いたまま、何も言えなかった。「父上達が負けるはずないよね…エング星は無敵だもん」自分自身に言い聞かせるかのようにテチは呟き続ける。その視線はテシでは無く、どこか遠い所を見ていた。「…そうだな。落ち着いたら一緒に帰ろう」そう言ってテチはテシの手を握
豆宮 さん作 [370] -
あの夏の続き
1945年8月6日広島。その日小さな太陽が一瞬で広島の街を地獄へと変えた。 皮膚が垂れ下がった少年、閃光で目が焼けた少女、黒く焼けこげた屍の山…その中にきれいな肌を保っている少年が一人立ち尽くしていた。しかし目だけは全てを破壊し尽くす者の目をしていた… 日本の無条件降伏後広島には米軍の科学調査班がやってきた。放射能の人体に対する影響を調べるために。その内容は被爆した死体の回収や 被爆患者の患者
龍角 さん作 [734]