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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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ガレクシイド?
「もう…何で皆いつもこの時間に集まってくれないの!?」「だぁって昨日の仕事がぁ〜…」「言い訳はいいの!」煙草の火を付けようとするが辺りのうるささでなかなか集中できない室には朝っぱらから声を張り上げる女と俺みたいに女の説教を聞き流しながらうなだれる奴が数名。皆「いつもの事だ」と言わんばかりの慣れた表情だ。「ジーナさんも来てすらいないし……まったく、皆もうちょっと自覚って物ないの??」「…ぁーも、分
KKL さん作 [619] -
ガレクシイド?
まう。ヘロムってのはニュールトリカに昔から住んでる動物の一種で人間に相当危険視されている中には狂暴な奴や人間ばりの理性を持って行動する奴、しまいには魔法まで使える奴だっていてヘロム絡みで何かトラブルが起こった時の対処方として俺達第五捜査室が結成されたわけだ。しかしまぁ…ヘロムはもう2年前のあの事件で絶滅しちまったし何故今だに此処が残っているのか不思議でしょうがないが給料貰って生活できてるんでそん
KKL さん作 [619] -
ガレクシイド?
オ…ンレ……ン「………??」「レオン!」聞き慣れた声にゆっくりと起こされた目の前には煙草を吹かす女と乱雑に並べられた書類の山「起きたー?ほら、昨日頼まれてた書類の奴。」ヒョイと束になった書類を俺の頭に被せるように投げられ中場無理矢理起こされる「これ…もう終わったのか??」「終わったってかアンタが寝てただけでしょ。」女が見ろと言わんばかりに時計を指すともう朝の5時過ぎ…随分寝てしまったようだ。女も
KKL さん作 [709] -
〜未来、破滅へのロンド〜?
「やめろ!!陽炎!!」職員室に声が響いた。「あ、兄貴!」すると陽炎から手が離れた、ハァハァハァ、掃除機の様に空気を吸った。「生きて連れてこいと言ったはずだがな?」少し力を込めて陽炎の兄が言った。「でもよぉ、兄貴こんなガキがいなくたって大丈夫だぜ」ふんっと鼻で笑った、「何を言ってるんだお前、ならお前一人で奴らと戦うんだな。」と睨みつけた、「まぁ、兄貴が言うんなら別にいいけどさ、んじゃぁ、ヨロシクな
リョウ さん作 [576] -
〜未来、破滅へのロンド〜?
教室に戻ると先生の声が聞こえるはずだった....しかし誰もいない...「へ?なんで誰もいないんだ!?」僕は混乱しながら周りを見渡した。「おい!光!!皆!!でてこいよ!!」僕は叫びながら廊下を走った しかし、僕のクラスだけではなく、他のクラスももぬけのからだった。「いったい、どうなってんだよ!?誰か、誰かいないのかよ!?」 僕は職員室のドアを開けると「!?誰だよ、あんた。」そこにはたぶん、百六十
リョウ さん作 [557] -
〜未来、破滅へのロンド〜
ここはそう遠くない未来、闇だけが支配する未来...しかし、彼女はそこにいた。彼女は歩く、誰かに呼ばれている様な気がするからそして見付けてしまった、お金と権力だけにとらわれた大人達が作った世界に..... 「なぁ、優知ってるか?」 ん?と僕は振り向いた。五年二組の真だった、真とは悪友でこの間も学校の窓ガラスをわって先公に追い掛けられたっけ、少しクスク
リョウ さん作 [666] -
トラベラー?
青年の関心は頼んだ料理より店のカウンター席に座っている自分と同じメニューを注文した女性に向かった。(間違いないよなぁ。今日のツアーの客だよなぁ。こういうのってツアーの参加者が全員揃った時に覚えられてたら微妙で気まずいなぁ)青年は女性にあまり見られないよう携帯をいじることにした(本当は店に置いてある漫画を取って見たかった)でも、ちらちら見てしまうのがこの男のまずいとこだ。女性は男にきづいた。(何か
5へぇ〜 さん作 [776] -
トラベラー?
時間局の六階には時間旅行者達が集まる。旅行者は基本的には旅行代理店経由で時間旅行することになる。六階にはそんな代理店のために控え室が用意されている。正確には時間移動準備室。この部屋では代理店の社員により時間移動前の心構えや注意を説明される。当初はこの部屋しかこのフロアにはなかった。しかし、時間旅行の安全性が保証されるにつれ、部屋を予約する代理店も増え、六階は人の往来が激しくなった。そんなことから
5へぇ〜 さん作 [742] -
トラベラー?
許可書が発行された後の段取りは時間局の前でコンダクターからあらかじめ指示されていた。(えっーと、時間局六階に用意されている東西ツーリスト控え室にて七時半まで待機してて下さい。だったな…。それにしても客の扱いが横着な代理店だな、審査にしても控え室までにしても付き添いの一人はいてもいいものの…いや、でも俺はそんなに旅行にいかないしな。むしろそれが普通か)青年の頭にたわいもないことがよぎる。結局彼も審
5へぇ〜 さん作 [732] -
トラベラー?
青年は時間局の審査室に通された。審査といっても空港の金属検査に毛が生えたようなものだ。金属探知機を通り、時間移動に体が耐えられるか、肉体分子計を両手で目一杯握るだけだ。時間移動のための審査なのにこんな簡単でいいのかと青年はお節介ながらも思った(俺が時間犯罪でもしたらどうするつもりだ?)青年は立ち会いの審査官に思いきって尋ねてみた。「移動審査ってこんな簡単なんっすか?」「えっ、簡単って…」審査官は
5へぇ〜 さん作 [769]