携帯小説!(PC版)

トップページ >> SFの一覧

SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

 
  • オレ流予知能力-2

    「はぁ…」今日もだった。また死んだよ、俺。原チャリでメッチャ飛ばしてたらバスと事故っちまった。向こうは怪我人もいなかったみたいだけど、俺の方はヒデェもんだった。顔がわからんくらい潰れちまって、叫び声とか沢山聞こえて…ってのを、見た。あーあ、自分が死ぬトコばっか見てんなんて気が狂いそうだぜ。いっそのこ、とマジで死んでやりたいっての。ん?、まてよ、死ぬのは無理でも自爆はできるんじゃないのか?まぁ、そ
    ジュン さん作 [481]
  • 閻魔

    あなたはこう言うの。「限りがあるから強く求める。始まりがあるから終わりがある。ならば、限りなく求めればいい、始まりすらなければいい限りない偶然の中の僅かな必然なのだから。終りに目を、向けなければ、いい」確かにそれはいいのかもしれないわ。太陽の光と同じで、直接みなければ有益だもの。けどね、それじゃあ人が生きることはできないの。ほら、不老不死を手に入れれば、求めるものもなにもない。ほら、始まらないか
    ゆいき さん作 [565]
  • 前兆

    僕は小学6年生。変な体質を持っていること以外は、そこら辺の小学生と変わらない、普通の12歳だ。僕は時々、体のどこかに不思議な感覚を覚える。例えば、小指にその感覚があったとする。するとその翌日、必ずと言っていい程、小指に傷を負うのだ。もちろん、小指に限ったことではない。転んで膝をすりむいたり、裁縫の時間に指を針で刺したり…。その傷は、軽いことも、ひどいこともある。つまり僕は、傷を負うということを、
    hiro さん作 [906]
  • 悪魔

    あなたはこう言うの。「他人に自分を語るから傷付く。他人の言葉を聞くから騙される。ならば、他人と関わらなければいい。独りで生きればいい、それが耐えられないなら最低限に関わればいい。他人を深く、知らなければ、いい」確かにそれはいいのかもしれないわ。海に深くもぐるのと同じで、浅いところなら苦しくないもの。けどね、それじゃあ他人を愛することはできないの。ほら、独りで生きているから嫉妬を知らない。ほら、他
    ゆいき さん作 [601]
  • 消えない力 16

    そんな願いとは裏腹に、頭と身体は違うとはじめて感じた。身体に近づくなと命令しているのに関わらず、近付いてしまう。「空、早くおいで」「・・・・本当に母さんなの?証明してみてよ」母さんは困った顔をする。「私は私よ?」「違うからいってるんだろ!?」怒りのあまりに不可視の風の弾を撃った。母さんはそれにあたる。「痛いわ。空止めて」「母さんの姿でこれ以上喋るな。殺るぞ?」――――――――――――――後には静
    ゆいき さん作 [518]
  • 消えない力 15

    「空、こっちよ」この声は!?忘れるはずがない。振り向くと母さんがいた。「母・・さん・・・? 母さんなのか!?」「そうよ。さぁ空、こっちにおいで」自分でもびっくりするほど、弱々しく歩いている。――――――――――――――「そう焦るんじゃないよ、唯ちゃん。まだ死ぬって決まったわけじゃないだろう。」唯は胸倉を掴む手を緩めたりはせず、むしろより強く掴んだ。「あんた何、心を読むの?死ぬって―――」「黙れ」
    ゆいき さん作 [466]
  • あなたはこう言うの「見ようとするから見えない。聞こうとするから聞こえない。ならば、意識して見なければいい、聞かなければいい。視界に入ったものを見ればいい、助けが聞こえたら聞けばいい。余計なことを、しなければ、いい」確かにそれはいいのかもしれないわ。風や波に身をまかせるのとおなじで、自分で考える必要がないから。けどね、それじゃあ他人を助けることはできないの。ほら、飢えて死んでしまう子供も見つけられ
    ゆいき さん作 [708]
  • 消えない力 14

    映像が流れはじめた。『皆さん、入学おめでとう。そしてありがとう。此処で君達は力を得る。この学校の地下には妖精の力で創った門がある。その門をくぐり獣人達のいる魔星にいき、妖精を攻撃する者達をいなくさせるのが君達の役割だ。理解してくれたかな??いや、理解してもらわないと困るんだがね・・・。それでは、これから君達には力を得てもらおう。さぁ、右手に見える部屋に入ってくれ。』ここで映像がきれる。周りを見る
    ゆいき さん作 [518]
  • MLS-001 028

    吹き渡る青い潮風。磯の匂いが、胸に熱い。少し寝たからか、無性に、喉が乾いた。立って海面を見ていると水が飲みたくなるから、花鼓は眠る真龍の隣に座った。林中の倉庫で晴牧に殴られてからぼうっとしていた頭が、今は、妙にはっきりしている。無惨だった顔も手も擦り傷だらけだった足もすっかり治っていた。ついでに言えば、左腕の点滴針の跡まで消えていて、そのせいか、今すぐは病院に戻りづらかった。母さんと明広は、きっ
    砂春陽 遥花 さん作 [907]
  • 消えない力 13

    「・・・気持ち悪いから一人のときにそういうことはしてくれ」「だから無かったことにしようとしたじゃないですか!?あれじゃあ俺が変態みたいになりますよ!!」「あぁ・・・そうだな。お前は変態なんかじゃないぞ。(むしろ変人だと私は思う)」「よかった・・・」ん? なんか憐れまれてる気が・・・気のせいだよな。あぁ、視線って痛いんだね。今気付いたよ・・・「おい、そんなことはどうでもいい。さっきのは・・・」「力
    ゆいき さん作 [480]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス