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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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セブンス・ソルジャー第二話
七鐘 創一《しちかね そういち》は良く笑う男だった…家族を愛し、仕事仲間にも愛された…創一を変えたのは生物物理学の実験中、ある発見をして以来…百揮が10歳になった頃、突然…家族からも仕事場である研究室からも姿を消した…誰一人にも理由を語らずに…話しかけてきた男は《アズマ》と名乗り、父親である創一に頼まれ、百揮を迎えに来たという…急な話だったが、百揮は父を愛していたし、なにより創一がなぜ自分と母を
ガース さん作 [636] -
セブンス・ソルジャー
「すべての準備が整った瞬間というのは、何とも言えない緊張と快感が交互に身を震わせるものだ…」デイトナ・ユングは自分自身が科学者として果たした業績に陶酔していた。白衣を着た齢70を越える老人は少し震える指で、そっとモニターをクリックすると画面が深紅に切り替わり《1st》の文字と共に人型兵器が表示さたれた…「サイクロプスよ…貴様の使命は殺戮と破壊だ…」デイトナがそういうとサイクロプスと呼ばれた5メー
ガース さん作 [780] -
Let it be 1
私は一人の落ちこぼれの学者だ。私はある日、生物実験をしていた。その実験の内容は、ラットに人間の悩の一部を移植するといった内容だ。だが落ちこぼれの学者ができるわけもなく、この実験は失敗しラットは死んでしまった。この失敗の直後私は、ある学者にこの実験内容をEメールにして送った。その学者の名は、ポール・ジェイソンだこのポール・ジェイソンは世界でも認められている生物学者だ。私がなぜこんな高レベルな学者に
桜井 麗音 さん作 [561] -
バイオデータ*1「進む科学」
これは第二次世界大戦から200年がたったころの愛と友情の物語である。日本の技術力は世界一だった、 特に遺伝子の研究が進む一方だった。そんななかある16才の少年がいた。その者の名は砂山 俊といった。彼は、勉強嫌いで運動神経抜群の普通の少年だった…今日までは…。 俊「今日も学校めんどいなあぁ、今日は部活もないし」
トッティー さん作 [637] -
ミッションゼロ 第4話『出撃』
初めての実戦、訓練とは違う何かがアルの心臓を激しく振るわせる。それと同じように訓練機のエンジンは勢いよく稼動を始めた。〔俺が先に出る。ジェフとニキは後に続いてくれ〕アルはそう伝えると一気にエンジンの回転数を上げた。みるみるうちに地上から離れた機体は無人機が群れる方向へと飛び立った。その先で見たものは絶望的光景、敵が8味方が2、パッと見た感じだが敵味方の比率がそれだった。だが…「引き下がるわけには
182 さん作 [719] -
航宙機動部隊前史後編・30
五大国によるパワーバランスは、実に脆い物だった。いずれも超国家主義による監視統制システムで星民をがんじがらめに縛り付けた。産まれる前から、その人の住地・職業・配偶者と出産数・課すべき学業や訓練・国家奉仕の内容や、それに付随するリスクが、事細かに定められ、それぞれの政府によって綿密に運営されたのだ。自由は否定され、言論も学問も文化も、全ては国家に役に立つ物以外は容赦無い検閲の対象とされた。全てはや
まっかつ さん作 [688] -
―送信―Re:7
食料尽きました・・性も根も尽きました・・騙しだまし食べてきたんだけどとうとう最終のプリングスの緑缶も底を尽きました海水も今は二階のフロアー床まで浸水してきました・・このビルもあと数日で溺れると思います。他人事じゃないよね(^_^;)テレビ見てるんじゃないんだから 結局、私はなにも行動してないのかな食べ物があればまた尽きるまでこの場を動かないだろうし・・少し考えよう・・今、自分を動かす為にはどうす
onnos/ さん作 [565] -
航宙機動部隊前史後編・29
ガニバサの早すぎる死によって航宙軍事総同盟は空中分解し、ここに第二次恒星間大戦は終結した。だが、これが銀河連合陣営の勝利を意味した分けでも、況してや完全平和の確立を意味した分けでも無かった。強烈なリーダーを失った十提督達は、確かに反目し合い、後継者争いを展開して内戦状態へと突入したが、対する銀河連合=宗教界=宙際連合のトライアングルも、強敵が消えた傲りからか、次第に綻びが見え始めたのだ。簡単に見
まっかつ さん作 [634] -
航宙機動部隊前史後編・28
ユンテデ宙路の決戦は終わった。ガレンバルボとガニバサは、よく宿命のライバルと評されるが、用兵の手腕から言えば、後者に軍配が上がる事でほぼ決着が付いている。ガニバサは正しく、宇宙時代最高の提督であり、地球時代で言えば、アレクサンダーやナポレオン、項羽に匹敵するか、それをも凌ぐ英雄・名将だったのだ。たった一人でこれ程の戦歴を重ね、歴史を動かしえた人物は、宇宙時代では彼を置いて他にはいない。その彼が、
まっかつ さん作 [592] -
航宙機動部隊前史後編・27
ガニバサは、この機を活用して麾下の十提督達に更なる戦果の拡大を命じていた。向こうから仕掛けられたとは言え、今や敵陣営の中心人物の一本釣りに成功したからだ。十提督達はその期待に存分に答え、銀河連合機動部隊は、各地でそれこそ本当に負けまくり出し―ガレンバルボはますます後が無くなって来た。ここで、衝突を前に両者は秘術の限りを尽して頭脳戦の火花を散らしている。どちらも友軍の助けが期待出来る有利な決戦場に
まっかつ さん作 [581]