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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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鋼鉄のサベ−ジ01
朝は嫌いだ。あの朝日を見ていると、誰かだ消えてしまう気がする。「ふぁぁ〜〜〜」マヌケなあくびが出てしまうのも、朝が嫌いな理由だ。半分寝ぼけた頭かいて俺は確認をした。 俺の名前は? ダイト。 生まれてきて何年? 17年。 体調は? 極めてよろしい。 昨日のメシは? ネズミ。 今は、いつ? 日の出。 周りに人はいるの? いない。
ガオガオガイガ− さん作 [602] -
航宙機動部隊前史後編・26
案の定、と言うべきか、ガニバサがその弱点を見逃す筈が無かった。彼と彼の十提督《ドラコーン》達は、見事なまでにガレンバルボとの直接対決を避け、『大した事ない』司令官が率いる部隊を執拗に狙い続けた。物量で圧倒してやろうと言う銀河連合側の考えは、ガニバサによって、あっけなく蹴散らされ、全ての戦域が、彼等の血と残骸によって汚される結果となった。ガレンバルボは焦った。焦っただけではなく、彼は航宙軍事総同盟
まっかつ さん作 [528] -
鋼鉄のサベ−ジ
ここは、荒れ地だ。人は消え失せ、なにもかもが灰になりかけていて、太陽は淀んでいた。・・・何故だろう?そんな考えが何度も俺の脳裏を霞めた。多分、今の世界を生きてる人間には誰も、もちろん俺にも、この答えには辿り着けないだろう。・・・でも、”周りには誰もいない”、それだけは俺も知ることが出来た。俺は今日も淀んだ太陽の下で生き延びている。
宇宙戦士 さん作 [622] -
ミッションゼロ 第3話 『反撃』
「大丈夫かな…」ニキはポツリと不安の言葉を口にした。大丈夫…とは言い切れなかった。敵機700機という数は今までで最も大規模な数だったからだ。それはシェルターに避難した誰もが思っていたこと、天井に設置されたスピーカーからもエリア壊滅を知らせる情報ばかり、訓練生達の不安は頂点まで達していた。「先生、俺達も出撃させてください」アルはしびれを切らして立ち上がった。初めは何事だ?というふうに見ていた他の訓
182 さん作 [702] -
ミッションゼロ 第2話 『攻撃』
次の日、アルはいつものように約10分遅れで授業中の教室に入室、先生から小言を言われながらニキのとなりの席についた。ちなみにジェフはアル達の後ろの席、必ずその席を陣取る。理由はアル達のノートを写すためのベストポジションだかららしい。 アルは黒板をそのまま写せ、と言ってやったが2人のノートはうまくまとめられている、とうまく言いくるめられた。一限目は『戦争の歴史』について。生徒達は眠くなるような話を長
182 さん作 [725] -
―送信―Re:6
受信者さんへ夕暮れの屋上からメールしてますさっきは途中で連絡打ち切ってごめんねいきなりヒラメイちゃったんで\(☆o☆)/あの後・・・突然の思いつき突き上げられて私は走ってた5階の浸水してないフロアに入ってありったけの重い物を探して屋上に運んだ膝がガクガクするくらい何度も屋上と5階を行ったり来たりの繰り返し!ε=ε=┏( ・_・)┛名探偵コナンやガリレオの福山ならもっとクールな思いつきするんだろう
onnos/ さん作 [625] -
ミッションゼロ 第1話『日常』
午前は普通授業、午後は戦闘機の訓練、それがこの学校の日常 。「ニキは相変わらず実戦訓練はダメだな」そう言ってアルは少女をからかった。「筆記試験じゃいつもトップクラスなのにな」ジェフは挑発するようにニキの顔を覗き込んだ。「ペンと操縦桿じゃ勝手が違うの」ニキは嫌がって顔を背ける。アル、ニキ、ジェフは実戦訓練でのチームメイト。アルの父は戦闘機乗りからは英雄として讃えられる有名人、アルもそんな父親に憧れ
182 さん作 [746] -
―送信―Re:5
受信者さまさまへあれから軽くここで寝ちゃったみたい目の前のドアから侵入してくる海水は、あたしの足首まで濡らしてた・・さっきより間違いなく加速してるいつドアが海水に負けたらと思うと、〜ゾクゾクする!(-.-;)鉄の扉でよかったよ〜だってもし・・・?◇×☆★!!・・そうか!ごめん!!ちょっと待ってて!!また連絡するから!―送信―\r
onnos/ さん作 [537] -
〜Stliker〜哀編(145)
突如光を強めた武双龍焔獄にガイラーは動揺を隠せずにいた。ガイラー「くっ!!また何かの小細工か!!」ガイラーは自らに自制の念をかけながら武双龍焔獄を凝視するとダークフィアーは武双龍焔獄の元に急降下していった。ガイラー「この俺を出し抜くなど有り得ないんだよ!!」ダークフィアーはダブルチェーンソーを両手で構えると刃が回転する音と共に武双龍焔獄の腹部を貫いた。ガイラーに安堵の表情が生まれた瞬間であった。
焼き魚 さん作 [550] -
〜Stliker〜哀編(144)
マクシミリアンの挑発的な態度に激昂したガイラーはダークフィアーの超重力攻撃『ブラッドサンシャイン』を放ち、武双龍焔獄を葬り去ろうとするが攻撃を外されてしまう。焦りの色を隠せなくなったガイラーは武双龍焔獄に白兵での空中戦を仕掛けるが逆に薙刀『龍刃(ロンジン)』で自機の右脇腹を貫通されてしまう。しかしガイラーはそこに勝機を見出だそうとしていた。武双龍焔獄の目の前に右手を翳したダークフィアーはそこに小
焼き魚 さん作 [545]