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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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武装戦闘記バトルアーマー0
第零話、魔天の残り火また一人、また一人と味方が散っていく。男はただ逃げるしかなかった。相手が悪すぎるからだ。「な、何で奴等にここがばれたのだ。このままでは、我々の再興の夢が!」男は、かつて猫空の政治家で、これまで汚職でいい思いをしていたが、三年前の戦争、『政治屋狩り』で、猫空の神々に敗れ、全てを失った。仲間は、戦死か捕らえられ処刑されている。そして現在、その神々が政治屋残党の基地に乗り込んできた
猫空 さん作 [573] -
COLOR
朝。耳障りな音が部屋中に鳴り響く。その音は一瞬にして俺の気分を害し、朝っぱらから一日のやる気を根こそぎ持って行きやがった。「ったく、どーにかしてくれよ」誰に言った訳でもない。そうだな、あえていうならこのポンコツ目覚まし時計に言ったというべきか。コイツは昔なんかの懸賞で俺が当てたんだが、嬉しくて一分毎にタイマーをセットして遊んでいたら、なんと三日で壊れやがった。しかし初めて懸賞で当たった物だったの
KAZU さん作 [502] -
星の蒼さは 113
<我が名は皇帝近衛騎士団団長エカチェリナ・テファロフ辺境伯!!>突如現れた巨艦と銀色のWWは、上空100メートルで停止すると名乗りを上げた。<現在、中国と我が国の国境に皇太子マカロフ殿下率いる【第一騎士団】と【第三騎士団】が展開している。準戦闘状態にあり、いつでも中国国内になだれ込む用意がある>ざわっとワシントンが揺れる。中国軍に緊張が走ったのだ。<聞け!!>エカチェリナと名乗る女(と思われる)
金太郎 さん作 [498] -
〜Stliker〜哀編(134)
龍雅は怒りをあらわにし大声で怒鳴り散らした。龍雅「貴様らの下らない理想で何人の人間が死んだのか知ってるか!?貴様らのやったことは恐怖と暴力の流布にほかならない!そんな現実逃避みたいなことを考える暇があったら真面目に働けぇえええええ!!!」ディア=パノスは頭部に乗ったままのハーツを振り払った。ハーツは空高く舞い上がりながらこう語った。ハーツ「やれやれ、いつの時代も先進的な物は受け入れられないですな
焼き魚 さん作 [469] -
星の蒼さは 112
「……なに?」喧騒に包まれるあおかぜの艦橋で戦闘オペレーターの美樹がポツリと呟いたのを滝川艦長は聞き逃さなかった。「どうしたの、美樹」「いや、あの、レーダーの故障だと思うんですが…」「?」「これ…“艦”ですか?」美樹が正面の大画面に映し出したレーダーを見て、一同は絶句した。巨大。北西に5キロ、戦場の規模を考えると目と鼻の先に現れた巨大な影。それは現在のアメリカ軍の実質トップ、エヴァンス中将の乗艦
金太郎 さん作 [499] -
スケアクロウ 4
「私はイザナミ。アンタの名前は?名前じゃないとしっくり来なくてね」「ハル。別にどう呼んでも構わないけど」「ははっ!ハル坊、よく言うじゃないか。ぶっきらぼうな奴。面白い」「ふん、そう」僕との会話にくすくすと小さく笑っていたイザナミは、急に真面目な顔になり、ピッチの低い声で僕に問い詰める。「で、ハル、あんたはどうして私達の射爆場にいたんだ?なぜあんななにもない場所に突然出て来た?答えろよ、地球種の人
KARASU さん作 [491] -
星の蒼さは 111
(ハル!後ろ!)「うわっ」あおかぜオペレーター、美樹が怒声をあげ、反応したハルが機体を反転させた。中国軍WW【鉄兵】の放った迫撃砲がすぐ後ろをかすめる。【ミカエル】の【光子圧縮砲】による被害で攻勢を一時弱めていた中国軍だったが、再び勢いを盛り返し始めている。元々数に劣る米軍に、この虚を衝く能力は残っていなかったのだ。「ハル、大丈夫。もう一回使おう?」後部座席のアキが心配そうにハルを見ている。「だ
金太郎 さん作 [507] -
星の蒼さは 110
「南東1200キロに熱源感知。熱量、パターンから【プロミネンス】と思われます」「そ」「中国軍は、多大な被害が出た模様。テファロフ卿、急がなければ」「わかっているわ」【神聖ロシア帝国】皇帝近衛騎士団団長エカチェリナ・テファロフ辺境伯はそう答えた。アメリカ合衆国危うし。との報告を受けてからの陛下の判断は迅速だった。中国との国境付近には既に第三皇太子マカロフ率いる【第一騎士団】及び、【第三騎士団】が展
金太郎 さん作 [543] -
ロイド×ロイド5
「なぁ、あんたは俺らの親がアンドロイドに殺されたって知ってるんだよなぁ?なんで俺らの親はソイツに殺されなきゃなんなかったわけなんだ?」 「フッ……。御主人様への反抗、といったところでしょうか。フッ……」 「御主人様?俺の家にはアンドロイドなんて飼ってなかったんだよ!」 「フッ……。それはそうでしょう−−。おっと話し過ぎてしまいましたか。お楽しみはとっておく、とゆうことで。フッ……私は失
春日飛鳥 さん作 [546] -
スケアクロウ 3
真っ黒なヘリコプターみたいな機械は、僕の上で止まった。強い風が吹き付けてくる。やっぱりヘリコプターに似てるようだ。そのうち、細長いボディの真ん中辺りが上へ跳ね上がった。そして、人が出て来た。ゴツイブーツとジャケットを着ている。背中に銃みたいなのを背負ってるところを見ると、どうやら軍人とかそういう種類の人らしかった。「おいガキ。テメェ俺らのシマで何やってやがる?解答しだいじゃ肥料にするぜ?」身を乗
KARASU さん作 [491]