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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

 
  • 航宙機動部隊前史・23

    宙際連合側は、現実の国力でもそれを支える理念でも、更には科学技術面でも大きく遅れを取ったのは事実であった。極一部の航宙遊牧民族の悪行を過大に言い立て、印象操作により市民達の反感や恐怖を煽る様な姑息なやり方は、逆に身内からすらも激しい批判を浴びるだけにしかならなかった。だが、宙際連合内で、とある思想が広がり始めたのもこの頃からであった。それは、惑星定住・宙際連合・宇宙文明を結び付け、三位一体となす
    まっかつ さん作 [468]
  • バレット・シャーマン 1-0

    混元既凝 氣象未效無名無爲 誰知其形─『古事記』世界は言葉によって分断され、細分化されることによって初めて世界たり得ている。そして、分け隔てられたものの間には厳然たるヒエラルキーが存在しており、我々自身も常にその作りあげられた枠の中に押し込められている。世界各国にみられる創世神話も、或いは20世紀に無数に誕生してはその度に消えていった国際関係モデルも、世界と言葉、延いては人間とのそうした関係を顕
    神魂 さん作 [390]
  • 現代戦国時代〜山本勘助編〜

    「勘助。」穏やかで重厚な声に、わたしは顔をあげた。眼全には敬ってやまない、大事な大切なお館様。 軍議の最中だというのに、声をかけられただけでこんなにシアワセで、満たされた気持ちになる。 「はい、お館様。」「…越後の龍を、そなたどう見る?」扇子をぱちん、と片手で閉じて遊びながら、不敵に微笑む髭の入道を、わたしは見つめながら想った。 わたしはこの方に仕えられてシアワセだ。 一生、ついてゆこう、と。心
    睦月 さん作 [444]
  • 現代戦国時代〜山本勘助編〜

    わたしがうまれたとき、すでに左目がつぶれていて、右足に麻痺があった。障害は先天性のもので、おまけに原因は一切不明。そのせいで親戚中から母は責められた。嫁ぎ先は今時珍しい古くさい考えの塊だったらしく、いわば嫁とは、後継ぎを産む、小間使いみたいなものだという認識があり、健康なコドモを産むのが当たり前、だから、わたしみたいなのがうまれたとき、母親の遺伝子のせいだ、母親の妊娠中の食生活のせいだ、母親の、
    睦月 さん作 [450]
  • 忍者娘エレナ!

    「やっぱりあなた、人間じゃないんだ。」と少女は言い続ける。「えっ、えーとそのぉう。」しどろもどろな返事だ。すると少女は、エレナを物陰に連れて行き、「私 忍者なの」と言うと、「我が下部よいでよ」と言うと、「私の名は、故郷 闌我が故郷一族の末裔である、人間界に私も興味をもったの、あなたもでしょ?」「当たりです」すると、闌の下部?かしらないけど、茶髪な、男が立っていた。「よぉう、こいつかぁ、闌が言
    瑠璃 さん作 [405]
  • 忍者娘エレナ!

    エレナは、早速、人間界の『中学校』と言う所に来てみた。(と、いったものの、人に聞きながら……)「広いなぁ〜」とエレナが驚いていると…「誰?」…と誰かがエレナに話しかけてきた。(うっやばい、中学校に来るまでも、人に道聞いたけど凄いおどろかられたんだよね……)確かに、エレナは、まさに忍者のような、格好をしている。今は、冬、なのにミニスカートのようなものをはいていて、タンクトップのようなものと、首には
    瑠璃 さん作 [406]
  • 何不自由ない時代9

    それから僕が低温睡眠に入る経緯などを話しているうちに、上空からかすかにかん高い噴射音がしてきた。見上げると飛行機がホバリングしている。 何かが降りてきた。ロープにつかまった人だ。恐らく配達員だろう。地上に降り立った配達員を見て驚いた。人ではなく人型をした機械だったのだ。 「ご注文の品物です。お受け取り下さい」 機械配達員がそう言った。少し電子的だが、流暢な日本語だった。その上に動作も人間的だ。
    シンヤ・G さん作 [393]
  • 航宙機動部隊前史・22

    こうして見ると、航宙遊牧民族の生き方・考え方はどこまでも合理性を追及する事のみに集中している様に思えるし、事実、いくつかの分野では全くその通りだった。だが、宙際連合側がメディア工作や世論操作までして意図的に非難した様に、効率性の為に人権・人道がないがしろにされ、又、言わゆる弱肉強食の競争社会が礼賛され、付いて行けない者は容赦なく弾かれ見捨てられたのかと言えば、そうではなかった事が後代の研究によっ
    まっかつ さん作 [427]
  • 忍者娘エレナ!

    ここは、とある忍者屋敷「こら〜!まだ修行は終わっとらんぞ!」と、怒鳴り声が聞こえる。「まったく、世話のかかる娘じゃ…」と溜め息をつく。―その頃―「エレナ様、修行のお時間で御座いますよ……」「うっさいわね、私がやりたい時にやりゃー良いのよ」私は、龍ヶ崎一族の娘、エレナ。今は、14歳さっき敬語で話してた奴は、猫のシアン。私のめしつかいってところかな?「エレナ様……」シアンは、呆れたような、不安そうな
    瑠璃 さん作 [456]
  • DEATHWARS第1話南極の悲劇1

    第一話南極での悲劇
    「大丈夫かみんなー。」
    自分も凍えたような声でみんなに伝えている。しかしそうなるのも無理じゃない。だってここは、南極だからだ。ある日アメリカの大統領がNYの研究員に南極の氷が解けている噂が全世界でながれていたため、その研究員を南極に行くよう命じたのだ。そして今日は、滞在3日目なのだ。「はーー。オレ達こんなことして意味アンノカナ。」
    一人の研究員がだるそうに言
    電柱 さん作 [356]
 
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