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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。
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何不自由ない時代8
おそらく街から猥雑さを排除しているのだろう。まぁ、大した事では無い。 道行く人に家電量販店はどこにあるのか尋ねてみよう。中年の男性が近付いてきた。 「あの、お忙しいところ大変申し訳ありません。ちょっとお尋ねしたいんですが」 しまった。思わず日本語で尋ねてしまった。 「何でしょうか」 おっと、日本語で返ってきたぞ。どうやら日本語も公用語のようだ。それにしても男性はにこにことして優しそうだ。
シンヤ・G さん作 [453] -
現代桃太郎 オフ会解体新書
ツノダ(角田)〇言わずと知れた格闘(空手)家。約束(契約)〇普通の人間が鬼血者になるための契約。〇遺伝子が鬼血により変わってしまうので鬼になってしまうかも知れない。そうなった場合命を絶つ事。また、子供を作れば鬼の子が生まれてくるかも知れないので子作りは絶つ事&血液感染も危険なのでセックスの際は必ずコンドーム着用の事。鬼人化〇鬼血者が鬼になってしまうこと。究極体〇体力・攻撃力・再生能力ともに普段
春日 さん作 [468] -
現代桃太郎 オフ会完
砂田『俺もあんた等と一緒でメンバーを集めてチームを作ったんですよ。チームが出来上がるまでは大変でした〜…{雑魚}どもに誰がリーダーなのかを解らせるのが。でも、今じゃメンバーの数はあんた等の数の約3倍はいると思いますよ?今度から追われる立場ですね笑?』鈴木『誰がリーダーかだって?…笑。おまえも含めて全員{雑魚}だろ?笑』砂田『…?…テメー今の状況わかって口利いてんのか??』鈴木『…あぁわか
鈴木 さん作 [453] -
現代桃太郎 オフ会?
砂田『ツノダにあんた等のこと吹き込んだの、実は俺なんですよ笑。で、ちょっと様子を見にきたんですが…ツノダの奴ヘタうちやがって』鈴木『…』砂田『驚きました?俺も伝説のハンター、白木が現れた時は些か驚きましたけどね。ま、その白木もあんたが殺してくれて助かりましたぁ。でもちょっともったいなかったかなぁ〜、生きてたら生きてたで俺達の仲間にできたもしれないし…』鈴木『白木さんは鬼になってもテメー等を殺した
春日 さん作 [422] -
何不自由ない時代7
病院を出てしばらく歩いたところで「しまった!」と思った。住居の確保をし忘れたのだ。今更インターネットをする為だけに病院へは戻れない。いや、戻ってもいいが、何だかあつかましいと思ったので戻らない事にした。インターネットは病院でしか出来ないというものでは無いだろうし。 自分の計算力の弱さに多少は憤慨したが、いつまでも引きずるほどのものではなかった。 さっきから歩きながら感じていたが、街が非常に綺麗
シンヤ・G さん作 [403] -
航宙機動部隊前史・21
ユニバーサリズムは猛威を振るった。それは実に合理的・科学的・創造的な思考体型で、これを母体に、あらゆる分野に渡る革新が展開されたのは歴史が証明している。特に金融・情報面では各国・勢力の枠をぶち破って、大統合と開放が一気に成し遂げられた。その産物が前者では資本・人材の集中と言う発想であり、このお陰で必要な科学技術やインフラの発展や整備に明確な優先順位が与えられ、今までと比べて開発期間や無駄な浪費が
まっかつ さん作 [463] -
何不自由ない時代6
早速銀行のサイトにアクセスし、口座開設の手順を進めていった。看護師が言う通り指紋と顔の登録を要請された。 銀行のアカウントを入手するとすかさず役所サイトにアクセスして生活保証給付の支給を申請した。 滞りなく手続きは終了し、口座の残高を見てみるとちゃんと振り込まれていた。喜んだのも束の間、どうやってこの金を使うのかという疑問が湧いてきた。看護師に聞いてみよう。 「すみません。このお金はどうすれば
シンヤ・G さん作 [562] -
日本がなくなる。5
ある日、私宛に一本の電話がかかってきた。相手『もしもし、りさ?私だよ!覚えてる?中島淳子だよ。』その声は忘れもしない…私の仕事を辞める原因にもなった。元同僚の声だった。私はコイツの陰湿な嫌がらせに耐えきれず仕事を辞めたのだ。私『何かご用ですか?』私は怒りを抑えながら、冷静な素振りで答えた。淳子『何かご用ですか?だって(笑)なんか他人みたいじゃん。私達、仲良しじゃん。』私は耳を疑った。コイツは何を
人魚姫 さん作 [441] -
日本がなくなる4
まず資料を見て、パクさんに教えられた通り語学スクールに通った。最初は難しい…と思ったものの3ヶ月程度で日常会話をマスターした。仕事の手伝いを並行して行った。内容は…私達と同じような人間をK国に帰す手助けだった。最初は皆、私と同じ様にイタズラだと思い相手にされなかった。一時期は毎日のように電話口で怒鳴られた。だが、事態は僅か半年で急変した。半年後に沖縄と四国が沈んだのだ。そして、北海道も地形がみる
人魚姫 さん作 [411] -
高い天井
『宇宙に行きたい』『かっこいい』『地球を見たい』etc...彼はそんなちゃちゃな原動力を得たのではない。『宇宙とは何処か』その答えを探すことで地球の重力を振り切るエンジンを得たのだ―。〜2002年〜隼一はよく夜空を見上げる。けしてロマンチストぶってるのではない。だが星を見て感傷に浸るわけでもない。ついでに言えば一緒に見る異性もいない。彼は「自分が何人肩車すれば『地球』をとびだせるのだろう」とか、
キラークイーン さん作 [349]