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SFの携帯小説に含まれる記事が1822件見つかりました。

 
  • BURNING!3

    テーブルにつくとあかねが慌ただしく朝食を運んできた。「ほらほら、早く食べちゃいなさい。水葉ちゃんはもう済ませちゃったわよ!」私は出されたトーストにかぶりついた。水葉は“ある事情”により、うちから歩いて二分ほどのマンションに一人暮らしをしているのだが、あかねの強い勧めにより朝・夕食は家で食べているのだ。玉子焼きを口に放り込みサラダを詰め込むとオレンジジュースで流し込む。「真紅…体に悪いし行儀も悪い
    くろつき さん作 [349]
  • BURNING!

    時計を見るとちょうど8時になるところだ。はっきり言って遅刻寸前。慌ててベッドから飛び出す。「なんでもっと早く起こしてくれないのよ〜っ!」壁のハンガーから制服を引ったくり、パジャマを脱ぎ捨てる姿を見て、あかりは「ハァ〜。」と大きな溜め息をつくと、「明日からフライパンにしようかしら…?」などと、物騒な事をつぶやきながら部屋を出ていった。着替え終わると階段を駆け降り、洗面所で手早く身支度を整える。こう
    くろつき さん作 [363]
  • 漆黒の翼 16上

    「ところで二人はなんでこの保育園に来たんだ?」エルファが尋ねると二人はお互いに顔を見合わせて複雑な表情をしてしばらく沈黙した後、美姫は話し始めた。「妹が…いるんです…」「妹!?」「はい…あの黒い…黒翼人の女の子です。美華って言うんですけど家庭の事情で一緒に暮らす事が出来ないんです…麗奈は、幸村気とブランティー家は家族ぐるみの付き合いでここに入れられる前からあの子をかわいがってくれてたんで…」美姫
    龍角 さん作 [437]
  • 銀河大戦記?

    …クラウス・フォン・フィルスマイヤー中将は、帝室貴族の出身で、早功績をたててきた。中でも、参謀として参加した「アルテミシオン星域会戦」では、連邦軍の分断作戦を立案し、イオニア王国の完勝劇を演出した人物として名高い。そんな彼は、この当時数少ない親国王派だったのだが、それにはある理由があった…フィルスマイヤーがまだ中尉だった頃の話である。彼はその当時、親衛隊として、王太子テウデベルト(現国王)の警備
    鈴里ユウ さん作 [391]
  • 銀河大戦記?

    …J・E・ファンという人物についての資料は、後世においてあまり残されてはいない。アカイア公クラークの甥にあたり、三○才で元帥となり、三年後には公国軍司令官となった軍事的天才。これ位なものである。だから、彼を軍神として、英雄扱いすることが多いのである。しかし、この時はまだその名声は公国内に止まっている。ただ、真に評価されるべきは、そのカリスマ性と、統率力にある。彼が司令官となる前の公国軍はまとまり
    鈴里ユウ さん作 [429]
  • 銀河大戦記

    …銀河暦三○七年九月一二日、アカイア公国の首都ブルガールにある公王宮殿では、重臣を集めての御前会議が開かれていた。惑星ハーデンを武力占拠されたことへの再三の抗議に対し、イオニア王国の外交文書が届いたためである。「…それでイオニアはなんと言ってきてるのだ」現公王のクラーク・アファームが尋ねた。「後日、対価をもってこれを支払う、と言っております」外務大臣のファウラーが言うと、各面々に驚きと怒りの表情
    鈴里ユウ さん作 [419]
  • サ イ コ

    こころの鍵 5記憶の断片ノア「……………………。」?「今コジンカと我が弟のシェイドを送りました。」ノア「遅かったな、何をしてた。」?「三銃士の主戦力のアスア様と仮面の貴公子のジェイド様を戦闘させる引き金を引いてました。」ノア「アスア……………?あぁ、アイツの本名か。」?「これで彼の任務は後一つですね。」ノア「よくやった、ジィーン、貴様を賞賛しよう。」ジィーン「…………。」ジィーンがノアが座ってい
    カエル味噌 さん作 [417]
  • 伝染鍵?

    遺品の整理が終わり、荷物をまとめ病院を後にした。家につくと、さっきバタバタとひっくり返した部屋を片付けた。するとあの小箱が出てきた。箱の裏には「人を助ける勇気、死なせてあげる優しさ。あなたならどちら?箱の中身を使い答えを出しなさい」僕は首をかしげ、しばらく考えた。小山内に言われた「私達は感染者」が、どおしてもひっかかる。部屋も隣だし。聞いてみることにした。「ピンポーン」「小山内さん!ちょっと聞き
    さん作 [627]
  • BURNING!

    ぱこーーんっ!!彼女の朝は、いつものように甲高い小気味よい音と、頭部に走る衝撃と激しい痛みで始まった。「っっっ…た〜いっ!」思わず飛び起き頭を抱える。「あら、また曲がっちゃったわ。安物はダメねぇ。」その声に顔をあげると、母であるあかねが困ったような顔で立っていた。その手には柄が見事に曲線を描いた「おたま」(料理に使うアレだ)が握られている。「やっぱり高くてもいいもののほうがいいのかしら?でも真紅
    くろつき さん作 [425]
  • 銀河大戦記?

    結局、連邦軍アレンビー少将が統合作戦本部に着いたのは夕方になってからのことである。最高幕僚会議議長ドゥボス元帥は、そのことを別に咎めずに、一通の書類を彼に差し出した。アレンビーはそれを見て、露骨に顔をしかめた。「…中将に昇進ですか?別に最近功績はたててませんが」ドゥボスは、彼が喜ばないのを見て、やや不満気な顔をした。「嫌かね?」「そういう訳ではありませんか…。何か理由があるのでは?」元帥はフッと
    鈴里ユウ さん作 [441]
 
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