トップページ >> スポーツの一覧
スポーツの携帯小説に含まれる記事が746件見つかりました。
-
野球男2
期待とは裏腹に、2008年も川籐が1軍に選ばれることはなかった。オープン戦が始まっても、川籐は安芸で練習を行っていた。安芸では、人知れず紅白戦が行われた。「ここで活躍して北京に行ってやる?」川籐は燃えた。この4打数3安打2打点と活躍した。3安打目は、調整で登板した橋本の151キロのストレートを三遊間に痛烈なヒットだった。「川籐、オープン戦の最終戦に代打で起用してくれるそうだ。」
ブラックダダ さん作 [514] -
野球男
2004年ドラフト無名の新人が阪神タイガースの縦縞のユニホームに袖を通した。三塁手の川籐昌人だった。それから4年間、川籐は2軍生活だった。2007年冬、北京オリンピックのアジア予選で日本は韓国との死闘に競り勝った。川籐は実家のテレビでこの試合を見ていた。「オレも世界の舞台で野球がやりたい?」川籐は決してメジャーリーグを目標にしてはいなかったが、自分も日の丸を背負ってプレイしたかった。北京オリンピ
ブラックダダ さん作 [534] -
CROSS DRIVE46[それぞれの決意]
1ON1のメニューを終えて、全員は疲れ果てたように眠っていた。 合宿はとにかく基本的な動きと1ON1が中心ですすんであっという間に日は過ぎていった。 「翔人。」亮介がシャワーを浴びながら翔人に話し掛ける。「オレらはもっと先にいかなあかん。強くなるんや。もっと強く・・・」翔人はうなずきながら、亮介の何か鋭いものを感じ取っていた。一方、大和と拓海はコンビプレーの練習をしていた。「まだだ、まだ違う。」
籠球? さん作 [777] -
スラム part51
「お願いします!!」修二が叫ぶ。「おう、来い。」組手争いが始まる。西門さんは俺より10cm近く背が高い。気を抜けば簡単に奥襟(首の後ろのえりのこと)を取られる。しかし、さすがに日本トップクラスだった人だ。隙を無くしていたはずが、奥襟を取られてしまった。ガッ!!こうなると苦しい。修二も力は強い方だが、西門さんは修二よりもまだまだ強い。だんだんと修二の頭が下がってくる。頭を上げようとした瞬間。ヒュッ
やいち さん作 [497] -
ゴールは目の前
今何をしたらいいかわからない。それが私の本心。私はミニバスケットボールをやっていた「美波ちゃん」キャプテンが呼んでいる。今最高学年の六年生が私とキャプテン、大澤凛しかいない。私は五年生の秋、この瀞唱ミニバスに入った。入ったばかりなのに副キャプテン、申し訳ない。しかも、「私登録いってくるね。」「あ…うん…」ものすごい人見知り、ミニバス体験初日、こんなキャラを作ってしまった。また、すごい小心者の癖に
榛名 さん作 [569] -
襷
ピッピッピ〜〜〜試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くああ…終わった…3対0完敗だった初の大舞台に立った11人に突き付けられた現実はあまりに厳しいものだったスタンドでは勝ったチームの応援団が騒ぎ立てているうるせぇ…静かにしろ…まだ一回戦だろうが…そんな言葉を頭の中で繰り返す試合後、選手一人一人が握手をかわしているグランドにうずくまり動かない選手を起こして回るキャプテンその目には涙はなく、とても力強
成山 さん作 [524] -
スラム part50
中学生っぽい少年が立ち上がった。「お願いします!!」力強い声で言った。「簡単に崩されるなよ。」修二はその少年に言った。「はい!!」元気のある声が返ってくる。再び乱取りが始まる。組手争い。さっきより、少年の組手がうまくなってる気がした。飲み込みいいな。と修二は思った。ガッ!!袖をとられた。修二は瞬時に袖をとられた腕を引いて相手を崩しにかかる。その瞬間。スパンッ!!足が浮く。片組からの小内刈り。修二
やいち さん作 [554] -
スラム part49
別に柔道を教えるのは嫌いじゃない。それに、合間をぬって西門さんに稽古をつけてもらうこともできるからだ。「お願いします!!」見た感じ中学生くらいの子が乱取りの相手をしにきた。「おぅ。来い。」乱取りが始まる。相手の子はなかなか組手争いがうまい。気を抜けない。相手が右袖を取りに来るのを払う。その瞬間相手の右襟が空く。ガッ!!すかさず襟を取る。組手が上手くてもまだ中学生だ。力では修二に歯がたたず、だんだ
やいち さん作 [522] -
SENGOKU ELEVEN〜PROLOGUE〜
桜が散るこう言うと、春の終わりを告げたようだが、実際そうでも無い東北地方などの開花が遅い地域以外の地域では、大体学校の入学式前には開花し、入学式には散り始めている桜が散るのは、それぞれの人のスタートをも意味しているここにも、スタートをしようとしてる少年がいた桐島 大祐(キリシマ ダイスケ)ここ、「千石学園高校」に新しく入学する生徒千石学園は神奈川県に位置する学力的にも悪くない学校で部活動は運動
イレブン さん作 [504] -
shot_Part4
学校生活にも慣れ、何も刺激のない通常の毎日が過ぎていく。毎日が退屈だった。佐藤から会話した日から少なからずともテニス部へ興味が沸いていた。練習を見学にいくことにした。見学に行くと佐藤がいた。テニスコートに現れた俺に気がつくと佐藤が声をかけてくれた。佐藤:「おぉ〜、きたな〜」俺:「うん、ちょっとな。」佐藤がこのチームのことを紹介してくれた。誰が上手い人なのか、何年生か、普段の練習の雰囲気を教えてく
なんてん さん作 [461]