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スポーツの携帯小説に含まれる記事が746件見つかりました。

 
  • スラム part10

    そのときも激しい組手争いになった試合だった。右手で襟を取りに行く。切られた(外される)。すかさず袖を取られる。俺は無理矢理袖を振って切る。切った。切った手と反対の手で袖を取りに行く。その瞬間…ブワァッ!体が宙に浮いてる気がした。『投げられてる…なんで?』目に映る景色が縦に激しく動く。景色が反転する。俺の目には、試合を観戦してる観客が逆さに見えている。まだ景色が動く。頭を畳が通過したのを感じる。『
    やいち さん作 [670]
  • スラム part9

    バァーン!畳から音が響いた。副審の賢之助の手が上がっている。「一本!!それまで!」後ろから悠の声。勝った。互いに定位置に戻り、礼。「やっぱり嘉谷さん、強いですね。先輩の言ってたことはホントでした。」「そんなことないよ。ちょっといいタイミングで一本背負いが入っただけだ。先に投げられたのは俺だしな。」「俺、嘉谷さんの実力疑ってたんですよ。そんな強い選手が進学校なんかに行くわけないって。そんなことあり
    やいち さん作 [639]
  • スラム part8

    再び組手争いになる。新藤が左手で袖を取りに来る。払いにいった。途端に新藤が左手を止め、右手で襟を取りに来た。『フェイントか!』瞬時に距離を置いた。が、間に合わない。襟を取られた。袖取られたら背負い投げが来る。俺は袖を取られないように、相手の腕を払いやすい体勢をとった。そのとき、新藤がまだ袖をつかんでいないのに、さっきの右の背負い投げと逆方向に体を回転させた。『左変型の一本背負いか!』(相手の袖だ
    やいち さん作 [679]
  • 忠臣蔵マラソン

    嫌いな上司が事もあろうか、マラソン大会を皆に進めていた、朝から憂鬱になる僕は、窓をから逃げたかったが、やはり断れず、参加希望してしまった、それから毎日の夕方は、自主トレで、もちろん大会に向け皆、練習をしているらしい、僕は、練習もせず、不摂生な日々を送り、駄目社会人の模範を見せていた。    大会まで残り20日  その日は忘れない、あの寒い夜中に、一本の電話が掛かった 『社長が脳卒中で倒れたんだ、
    まむ さん作 [560]
  • 誰が為に我は走る 4

    私は自室のベット横になり天井を見つめていた。父がみせたあの呆れとまるで悲しむかのような表情、そしてあの言葉が思い浮かんでくる。ギブスで固められた左腕に視線を向けた。両目から何か流れるものを感じた。それはしばらく止まらなかった。「静奈、静奈。」「瞳・・。」吉沢 瞳は中学時代、同じ剣道部で共に汗を流したライバルでもあり、親友でもある。「腕・・大丈夫なの?」「・・・。」「それ、マジ?」私は彼女に全て
    仲 技 さん作 [609]
  • 渚のマーメイド

    「ふぅ・・・暑いわね。」真夏の太陽がジリジリと彼女を照りつける。見事な脚線美が、ビーチの視線一人占めだ。しかし浜辺の男達の視線をもっとも集めたのは、その大きいバストだった。まるで巨大なドッヂボール二つだ。ビキニに全く収まりきっていない。どうしても下乳がはみ出してしまうようだ。少年はあんぐりと口開けてそれを見ていた。それに気づいたのか、彼女は少年に声をかける。「ねぇ、キミ。オイル塗ってくれない?」
    モンテス9 さん作 [492]
  • スラム part7

    開始からいきなり激しい組手争い(優位に相手と組むために相手の手を払い、襟や袖を取り合うこと)になった。新藤の襟を掴みに、右手を出した。きれいに弾かれた。組手争いうまいな。そう思った瞬間不意に右手で襟を取られた。『まずい!』その瞬間、新藤の背負い投げにきれいにかかっていた。…『あの時と、あの時と同じ技で投げられてたまるか!』俺はあの中学最後の大会を思い出した。体が宙に浮いた。背中で落ちないように全
    やいち さん作 [646]
  • CROSS DRIVE41[協力]

    「君は・・・」「私、真中桜。よろしく」その女の子は笑顔で、翔人と握手をした。「真中って、リョウくんと同じクラスの?」「そーだよ。大神くんから聞いたの?」翔人と桜はすでに意気投合していた。しばらく話していると翔人が言った。「明日、部活見に来てよ。おもしろいはずだから。」「うん、行く行く。」そう言って、二人はそれぞれ別れていった。次の日、翔人はあくびをして体育館に来た。「おっ、翔人バッシュ変えたのか
    籠球? さん作 [654]
  • スラム part6

    ストレッチも打ち込みもした。そろそれ始めるか。「それじゃ始めようか。悠、審判やってくれよ。」「えぇ〜、俺だって試合してぇよ。」悠が言った。「仕方ないだろ。ご指名なんだ。賢之助、副審してくれ。」「おう。」悠と賢之助が位置についた。「嘉谷さん、手抜かないでくださいよ。」「期待してた実力じゃなくても文句は言うなよ。」実際、俺はそんなには強くない。俺が漫画の主人公とかなら、あの負けた日から死に物狂いでト
    やいち さん作 [619]
  • スラム part5

    「新藤壮真(しんどうそうま)です。嘉谷さんと試合がしたくて、この学校に来ました。」突然のことで、驚いた。俺は新藤のことは知らない。けど、こいつは俺の名前を知ってる。何でだ?「どうして俺の名前…」「聞いたんです。俺の先輩に。推薦で高校に行かなかったが、強いやつがいるって。高校になってからは一度も大会で見かけなかったけど、今も本山高校で柔道続けてるはずだって。」「誰だよ?お前の先輩って。」俺の知り合
    やいち さん作 [634]
 
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