携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> I am ロボット

I am ロボット

[395]  リンゴ  2006-12-02投稿
自分は動かない…動けない…ただのガラクタ…ただのゴミ…今の自分に何が出来るんだろうか…


1989年12月25日
子「ママ〜このおもちゃ買って〜」
母「何言ってるの?こんなガラクタなんてすぐ飽きるぢゃなぃ」
子「ヤダー欲しい。買ってお願い」
父「おもちゃを欲しがってるんだ!買ってあげたらどうだ?今日ゎX'masだぞ」
母「だったらパパが買ってあげてよ!」
父「いいょ」

自分は初めて人間に触れられた。変な感じだ。自分はこれから人間のものになるのか…
車の中で揺らされながら,何度も倒れそうになった。車が止まって自分は人間に抱かれて初めて目にする家を見た。家は大きくて何の不十もなさそうだ…きっと自分を大切にしてくれるだろう…


1993年12月25日
自分が今の家に来て,4年が経った…今、自分ゎ真っ暗で狭い倉庫の中にいる。
人間に相手にされなくて,自分は一人。寂しさと悲しさが同時に込み上げてくる…今の自分は置物以下、ただのゴミなんだ。人間に必要とされていないただのゴミなのか…


2006年12月25日
自分を買った持ち主は自分を置いて引越してしまった。今も一人…X'masだというのにとても静かである。孤独感を味わっている自分に神様ゎ気づいてなぃのか?神様は意地悪だ!そう心の中でつぶやいた。

鉄でできた自分の体は,動かない…手足がサビている。鉄の独特な匂い、自分は臭い…自分は汚い…。今,ここから動けるのなら,外の空気を吸いたい。今日はX'masなんだからサンタさんが来てくれて自分に新しい手足をプレゼントしてくれれば…そぅ,思った瞬間,自分を照らす眩しい光が入ってきた。眩しすぎる光に耐えきれず,目を閉じた…

“サンタさんが
来てくれた?”
目をゅっくりと開けた…サンタさんはいなかった…目をかこうと思ったら、サビて動かなかった手が動いた。アレっと目をやるとピカピカと光っている手に驚いた!手だけじゃない、足も体も顔も全身ピカピカの体になっていた。

?「おぃ,ロボット!お前に新しい体をあげたぞ」
ロ「だっ誰?」
?「お前に新しい体をあげると引き換えにお前の命ゎ私がもらった」
ロ「え?どういう事?」
?「この世界は1989年、お前が作られた年だ。お前は今から自分を見直すんだ。いいな!」
意味も分からないまま自分の物語が始まった。
2に続く…

感想

感想はありません。

「 リンゴ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス