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Long vacation

[299]  さながら  2006-12-03投稿
「ゆうとってちょっと痛いキャラだよね。」
今日学校で同じクラスの女子に言われた言葉がひっかかって頭から離れない…別に好きな女子から言われたとかって訳じゃないけど、正直めちゃ凹んだ。
俺のどこが悪いんだ?どうして痛いなんて言われてんだよぉ!!
そんな風に落ち込みながら、俺は学校から家までの長い道のりを自転車で帰っていた。
俺の名前はゆうと、現役の高校生だ。一応地元のトップ校と言われてる進学校に進学してから、はやいものでもぅ一年が経過した。高校時代で一番華やかであろう二年生に進級して矢先のコトだった、クラス替したばっかで一週間も経たないうちに、いきなりクラスの女子から痛烈なダメ出し…さすがにショックだった…しかも痛いって↓↓
確かに俺はあんま人とのコミュニケーションは得意じゃない。中学ん時に軽いイジメにあってからというものプチ対人恐怖症とでもいうのか、なんか人にはうまく心を開けなくて、会話をするといつもキョドっちゃっうんだよな。だもんでいつも人からは下手に見られてばっかで(泣)。

あぁ、なんで俺ってこんなダメダメなんだろぅ↓↓
なんてブルーになってるうちに自宅に到着。家ではもぅ夕飯の仕度ができていて香しい匂いが俺のお腹をグーとならせた。
食事も済ませ風呂も出て俺は期待して携帯を開いてみたが誰からもメールは来てなかった。寂しくなってセンターに問い合わせてみたりしたケド、結果は変わらなかった。
痛い俺なんかにメール送ってくるやつなんかいないか…なんてまた今日言われたコトを思い出し、めちゃテンションが下がった↓↓勉強もやる気しないし今日はもぅ寝よっと。



次の日クラスでは修学旅行のハナシで持ち切りだった。普通と違い俺っち学校は修学旅行という大きなイベントが二年に進級してすぐにやってくる。さすが進学校とだけあって、受験の妨げにならない様にかなり早い時期に行事を済ませちゃうのだ。

もちろんクラス替えもしたばっかでまだ仲良い友達も出来てないからという理由で班分けはくじ引きで決めるコトになった。
みんなが順番にくじを引いていった。そして俺の番、俺が引いたのは…

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